PR誌のasta*4月号と本が好き!4月号確保!
今号のasta*はモリミーへのインタビューがあったり金原瑞人三浦しをんYA対談があったりでした。
あと「ライトノベル☆いいとこどり」今号のテーマは「熱血バトル小説」今回は分量が割りと均等な感じで
「ベン・トー」「DRAGON BUSTER」「アクセルワールド」「いつか天魔の黒ウサギ」
こないだデビューしたばかりのアクセルワールドがいきなり入ってきてるのですごい、とか思いました。
トライライトノベルスは割とデビューしたてのひともいるけど、こっちは出版されてそれなりに時間が経ってるのが多い気がするのだ。

で。「本が好き!」のほうは豊崎由美「ガター&スタンプ屋ですが、なにか? わたしの書評術」という連載が楽しみでほとんどこれだけのために読んでるのですが今回はテーマが「書評ブログについて」でとてもやばかったです。自戒のために長いですが引用します。

書評と感想文の違いは

本を読むたびに蓄積してきた知識や語彙や物語のパターン認識、個々の本が持っているさまざまな要素を他の本の要素と関係づけ、いわば本の星座のようなものを作り上げる力。それがあるかないかが、書評と感想文の差を決定付ける。

と書き、書評家はプロアマともにピンキリあるし見事なブックレビューをアップし続けてる人もいる。すべての書評ブログに目を通しているわけではないと前置きをした後で書評サイトをぶった斬る。

粗筋や登場人物の名前を平気で間違える。自分が理解できていないだけなのに、「難しい」とか「つまらない」と断じる。文章自体がめちゃくちゃ。論理性のかけらもない。本に対する愛情もリスペクト精神もない。自分が内容を理解できないのは「理解させてくれない本のほうが悪い」と胸を張る。自分の頭と感性が古いだけなのに、そういう劣悪な書評ブロガーが、ネット上には多々存在する。

匿名という守られた場所から、世間に名前を出して商売をしている公人に対して放たれる批判は、単なる誹謗中傷です。批判でも批評でもありません(略)批判は返り血を浴びる覚悟があって初めて成立するんです。的外れなけなし書評を書けば、プロなら「読めないヤツ」という致命的な大恥をかきます。でも、匿名のブロガーは? 言っておきますが、作家はそんな卑怯な"感想文"を今後の執筆活動や姿勢の参考になんて絶対しませんよ。そういう人がやってることは、だから単なる営業妨害です。 

匿名の書評ブログを開設している方は、今後は愛情をもって紹介できる本のことだけをお書きになってはいかがでしょうか。わたしはそんな温かい筆致で丁寧に書かれたネット上の書評が後押しとなって、部数を伸ばした本をいくつも知っています。

3/13追記
ここで引用してるのはほんの一部なので全文が気になる方は「本が好き!」でどうぞ。
「本が好き!」はPR誌なので大きい本屋さんでないと置いてないと思います。

領拡を控えてセトリ妄想が楽しみなこのごろです。
今回はひとつとして歌姫がかぶる公演がないので普段情報規制しているライブ情報はがんがん見ていく方向で。
RIKKIママンいる回で11文字→冬とかやったらまじ神過ぎて妬ましくて死ぬ!とか。
自分参戦の大阪一日目の歌姫は、正直KAORI以外は普段どんな感じなのかよく知らないのでそんなに出てこないのです。栗林さんはミーシャはしっとり系だけどライブはテンション高いのもやってますよってシモツキンのネトラジでいってたからスタダミーシャとか一瞬考えました。

で、今日まで領拡限定曲のことを忘れてました。MOTHERやるのかな。
糸井重里×任天堂のあのゲームではなく。あれYUUKI曲だったと思うので私は見られないんですが。

Reloaded聞いてたら物凄くジャンプしたくなりました。ライブに飼い馴らされまくりです。
ミラコンはそんなに飛ぶ! 跳ねる! みたいなのは少なかったのでちょー期待。
オールスタンディングは正直不安しかないですけど(まともにはあんまり見れないと思う。
でも1Fのほうがいいんです。

喋々喃々

食堂かたつむりに続く第2作。かたつむりよりこっちのほうが好き。しかしやっぱり雰囲気重視なんだな。
関係を気にせず読むならほんわかしたいい恋愛と下町の日常話。
実際は何でもっとどろどろしないのか不思議なぐらいの突っ込みどころのある小説だった。
かたつむりもそうだったし、これはもうそういう作風なんですと思うしかないのかも。

舞台は東京谷中。
アンティーク着物の店「ひめまつ屋」を営む横山栞はお正月のある日、父とよく似た声を持つ木下春一郎と出会う。彼は初釜に着ていく着物がほしいということでひめまつ屋を訪れたのであった。左手の薬指に指輪をしている男性だった。
栞は店で一人暮らしをしているが、父母は離婚済みで、父は再婚して山中で自給自足のような生活をしている。母は都営住宅で栞の妹花子と、異父妹楽子と一緒に暮らしている。栞はひめまつ屋営業を終えた後様子を伺いにいったりしている。

食べ物の描写がよいです。とり鍋天丼からあげ黒糖焼酎焼き鳥みつ豆お惣菜、食堂かたつむりよりよっぽど身近な食べ物が増えました。酒飲んでるところが地味に多いですね。「谷中はいいところですよ」みたいな描写もとても多いのでいつか行ってみたいなあと思うところでした。

しかしどうしようもなく気になるのは栞と春一郎の関係。浮気です。妻子ありです。
でも2人とも独身です、ていうか恋なんて初めてですとでも思うような初々しさ。やることはやりますが。
以下一応一応隠します。
春一郎本宅と谷中は別次元の空間みたいに春一郎の嫁の存在感が希薄。栞も春一郎も真面目な割には罪悪感的なものは感じられないし。最初は指輪は一応つけてるだけで嫁は実はもうお亡くなりになっているのかと思うぐらい早々に告白だった。
雪道嫁がはがきを持ってきたシーンで、名乗るまでは「ついに本妻が泥棒猫チェックにきた(゚∀゚)」とときめいたのに。最後は栞が春一郎と完璧に別れて新しい日々を送ることを決めるか、春一郎が離婚を決めるかの二択かと思ったのでえーーーそこで終わるんだ!って思った。

イッセイさんがiPhone使ってたから吹いた。
Twitter上の所持率が半端ないから実際の普及率がよく分からないがiPhone教は確実に存在すると思う今日この頃。ちなみに友達は9割ドコモです。

注文してからわずか数分で、見事な天丼が運ばれてくる。
「すごいボリュームですね」
「若いんだから、いっぱい食べろ」
どんぶりには、どこから食べていいのか途方に暮れるほどに、立派な天麩羅がこぼれ落ちそうになって入っている。海老、穴子、烏賊のかき揚げ、獅子唐。私は海老からかぶりついた。サクサクでカリカリの衣にくるまれた立派な海老からは、活きのよさが伝わってくる。しっかりと甘辛いタレと、とてもよく合う。箸で天麩羅をかき分け、ご飯も口に含む。
「幸せです」

(P157)

3月入って1週間で先月1か月分の本代を越えました。やっちまってるな!(現在進行形

でもほしいものはいっぱいあって、エソラがほしかったりもうすぐ栗きんとんの下巻が出るとか。
19日には豊島ミホの新刊「純情エレジー」が。そして10日付近にはエバーグリーンの文庫版が。

ゆうびん小説が気になります。
いずれ単行本化するけどとりあえず今は50名限定という。伊坂幸太郎。おお。

日経エンタテイメント(だったと思う)で本屋大賞の特集が組まれてた。
09ノミネート作品で既読なのは流星の絆とテンペストで、読もうと思ってるのは告白とモダンタイムズ。

あと明日妖怪アパートの幽雅な日常の10巻が出るようです。
インタビュー通りなら最終巻です。終わってしまいます。私リアルタイム組なのですが1巻が出た年を調べたらなんと2003/10。約5年半前。まじで( д ) ゚ ゚ とおもった。長く付き合ってきたシリーズが終わってしまうのは寂しいことです。しょぼーん。

妖怪アパートの幽雅な日常(10)

とにかくこんな世の中は嫌いです。三月なんて、深き紅の淵にでも落ちてしまえばいい。
 ……ああ、でもそうすると四月になってしまうのか。

普通に恩田陸ネタが混ざっていることに吹いた。3月の間に麦海を再読しよう……

孕むことば

妊娠出産育児と翻訳・文学・ことばをからめたエッセイ。
40歳ではじめて子ども(娘)を産んで4歳になるまで。翻訳のココロのほうが好きだったりする。

好きなことさえ見つかれば、きっとアンパンマンがその夢を守ってくれるのだろう。好きであることが大事。自分にあった仕事にしよう。優劣を競うな。ナンバーワンよりオンリーワンを目指せ。

(P103)

日本の経済と雇用の平和を守ってよアンパンマーン。
ちなみにこの後は好きにしなさいと言われ夢がうまっているよと煽られるだけはしんどいのではないかーと続く。

物の本によれば、不謹慎な、汚い、エッチなことばを、言ってはいけない場で言ってしまうのは、「汚言症」というらしい。言語の正常な発達過程で4?5歳ごろの子どもにも、そういった傾向があらわれるという。

(P134)

デュラララ!!×5 (電撃文庫)

粟楠会の娘茜(絶賛家出中)のボディーガードを頼まれたセルティと、茜の誘拐を依頼されたやってくるロシアの戦闘狂。ヴァローナとスローン。よりにもよって静雄に喧嘩を売る茜(※10歳ぐらい)
あとダラーズに迫る悪意とブルースクエア。

帝人はいい人過ぎるな!(臨也はいい人だ!とかいってるあたり
ていうか遊馬崎ハーフだったんだな。遊馬崎ウォーカーはなんかの雑誌名かと思った。
一か所サイモンのルビがミーシャになってて、マッチョメンなミーシャ(Moira)を想像した。

270ページの静雄の挿絵がよかったです(*´∀`)いい仕事してる。
今巻もセルティは可愛い寄りの面白かった。リトルグレイ! リトルグレイ!

——ま、こういう時に、ウンザリした表情が出ないのは私の利点だね。
「そんなにウンザリすることはないですよ」
——エスパーッ!?

(P85)

DVDマトリョーシカ的仕様噴いた。DISK2がなかなかやばい内容。
冬の伝言がなさそうなのは残念だけど(聞きたかったー。

◇DISC2 Encore(2009.01.09)
朝と夜の運命/聖戦の【JCB HALL】/メンバー紹介/<ハジマリ>のクロニクル(それコラVer.)
即ち…光をも逃がさぬ暗黒の超重力(それコラVer.)

◇特典映像(初回限定盤のみに収録)  
冥王 MUSIC CLIP/アルテミシアの楽園[side:Elef]/星屑と運命の革紐
Encore Memorial Digest(2008.September)

9月アンコールダイジェストがどこまで入るかが問題だ……

瀬川さん曰く昨日の夜(というか日付変わったぐらい)領拡大阪のCMが流れてたらしいです。ZEEP OSAKAのイベントって割とCMしてるところ見るけどそうか領拡もあったのか。横浜のチケットが届いたとかいう話も聞くので領拡はもうすぐそこです。

神様のメモ帳〈2〉 (電撃文庫)

ボストンバックを持って現れたNEET探偵事務所の依頼人のメオ。
ボストンバックの中には出所が知れない2億円。依頼は「お父さんを探して」
4代目がよいですね。盃をかわすシーンが好きです。1巻読んだとき(はるか昔)はなんとも思わなかったけど今はP4効果があるので「なんていう完二……!」という補完ができます。あと鳴海は絶賛人たらしである。
才能の無駄遣いNEET探偵事務所 VS ヤクザの1冊でした。

とらドラ〈10!〉 (電撃文庫)

「嘘だと言ってよ」の後は「ジョー」と続ける程度のラブシャッフル脳です。
竜児が母はこの家に帰らないといけない言ってるところと、やっちゃんかつての自宅に帰るのシーンがたまらんかったです。ああいうシーンはとても弱いのです。あと独身が久しぶりにフルネームで出た。ゆりちゃんは凄い。
竜児が描いていた幸せ未来予想図がいつかちゃんと実現していればいい。

「取り消しなんかできないから。私は返品できないから。離さないから。手遅れだから」

(P57)

「……竜ちゃんが生まれてきてくれなかったらやっちゃんはなんにもないよ! 竜ちゃんはやっちゃんの幸せの、人生の全部だよ! だから……怖かったんだよ————!」

(P175)

エノーラ・ホームズの事件簿 ワトスン博士と奇妙な花束 (ルルル文庫)

面白かった……
入院許可書曰く小売店の店主・キッパーソルト氏 自称ワトスンが精神病院に放り込まれているところから始まる。兄シャーロックに見つかりそうになり、アイビー・メシュルという名前はもう使えないと思っていたころ、新聞記事でワトスン失踪のニュースを知る。エノーラは化粧で新しい外見と新しい名前を手にワトスン捜索を始める。

私このシリーズはエノーラが変装してあっちこっちに潜入してるところとママンとの暗号会話@新聞が好きなんだな。この巻はホームズ家の兄ズにきゅんとした。
最近ニアミスったり罠を仕掛けたりしてるけど今回はシャーロックとエノーラの距離が近すぎた。やべー(゚∀゚)と思った。

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