レッド・アドミラル  羅針盤は運命を示す (角川ビーンズ文庫)

謹慎を命じられロディアは久しぶりの故郷へと帰った。酒場での喧嘩を初対面のランセとともに鎮圧。色々あって小型艦レーン号の一員となる。何度も転属願いを出しそのたびに却下されてきた憧れの海軍だ。

海軍で帆船です。もえ。海戦とかもあるのでそういうのが好きなひとはふだんビーンズ読まない人も読めばいいんじゃないでしょうか。男装で女にモテて、疲れてても背後に薔薇とか宮殿とか背負ってしまう感じの真面目キャラが主人公です。既存作品に比べてもぐっと明るい感じがする。例えるなら壁井ユカコ作品の中でのクロノセクスコンプレックスのような立ち位置。

レーン号の乗組員は「有能だけど○○」っていう感じの人ばかりで、「ボケの供給過多」な状態です。

ちょっとビーンズ文庫っぽさは薄めかと思います。軍ものですので、萌えより燃え、愛より(今のところ)絆です。
海洋ものっぽさを大事にしつつ、少女小説ですので、専門用語はほぼ全排除。詳しい方にとっては「なんだそりゃ!」な点も多いかと思いますが、こう、海軍ものファンの裾野を広げたい、という小さな野望を手に頑張ってみました(笑)。

表紙イラストを見たときから「ランセがどう見てもわたし好みの気がしてしょうがない」と思っていたのですがその通りでした。

銀魂劇場版を見てからというもの、「背中合わせもえ属性」が開発されまして私の中で45ページが大変。
オンライン試し読みを読んだ感じでは遠征王のアイオリアが「君とは美味い酒が飲めそうだ」って言ってて、読んでる最中は多分アーロン編のルフィ1 とかあまつきの梵天2が出てきたり「Moiraよ!3」と度々叫んだりしてみました。

ランセが好きなんですが「有能だけど不憫なキャラ」というのは非常に好物なのでカロル美味しいです。

あわせてよみたい

天気晴朗なれど波高し。 (コバルト文庫)天気晴朗なれど波高し。 2 (コバルト文庫)

  1. 「俺は1人じゃ何もできねえ!」 []
  2. 「媚も追従もいらない 不文律はたった一つだ。 意見は許すが反抗を許した覚えはない」 []
  3. 残酷な神が統べる私が生まれた世界 []

“文学少女”と恋する挿話集3 (ファミ通文庫)

なんかどれもラスト付近がすごくせつなかったり締め付けられるような痛みを伴う話が多いなあ。好きだ。
炎を上げる牛魔王と恋しはじめの女給はどっちもラスト付近がやべえ! 胸がぎゅっとなるよ。
そして傷ついた紳士と穢れなき歌姫はこの先何が待ち受けてるのかと思うとすごくしょんぼりだ!
仔鹿ちゃんはなにかを思い出すなあと思ってたらあれだな、鳥篭荘のキズナだな。
千愛の未来の話が好きだ。流人がただのヤンデレ→ヘタレのニートなのに格好良かったな。

マチアソビ3日目。

今日はもう俺妹トークイベントを見て流れ解散的になる感じだったのでゆるりとしていた。

マチアソビ2日目。
今日は関東関西から人を迎え入れる。LNFから直行する猛者もいるので凄い。
というか幹事は私だけど参加者のほとんどが初対面なのである。平和さんとは2年ぐらい前のミラコン1で上京したときに開催された禁書ポーカーオフで同席ならぬ空間を共有した程度。

? やべえ! /

  1. SoundHorizon MoiraConcert []

9時過ぎ徳島駅到着。
既に絨毯的なものを敷いて式典の準備をしている感じでした。列も既に長いのができていました。
列に並んでいるのは大抵男性で、10代ぐらいの女子が式典見やすいところにちょこちょこいました。

で外を見ると驚愕。
長いだろうなあとは思っていたけどもうホテルの入り口を越えてずっと列が続いているのでした。

天候には超恵まれていました。

見てきたよ! いやもう1日だし土曜だしで人いっぱいでした。
いや紅桜篇これで3回目ぐらいにはなるんだけどとても銀魂銀魂してた。

5月は買う本が少ないので積み本を崩していきたい所存。
3月みたいに死亡フラグにならないといいなあ。

4月に読んだ本は25冊(ラノベ9冊・単行本7冊・文庫5冊・新書4冊)

面白かった本

白と黒のバイレ 黒き、呪いの舞台にて (角川ビーンズ文庫)レプリカ・ガーデン 時無しの人形師と人形の女王 (B’s‐LOG文庫)シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精 (角川ビーンズ文庫)天国旅行南の子供が夜いくところ

白と黒のバイレ 黒き、呪いの舞台にて/瑞山いつき
レプリカガーデン 時無しの人形師と人形の女王/栗原ちひろ
銀砂糖師と黒の妖精/三川みり
天国旅行/三浦しをん
南の子供が夜行くところ/恒川光太郎

大層胸キュンであった。

4月の県内中心部はイベント毎が多くて楽しかったです。その中でも群を抜いていたのがLEDでした。
LEDアートフェスティバルにいってきたよ
もう毎年すればいいのにねっておもう。すごく綺麗だった。

あさってから県内は春?初夏のイベントのトリだと思うマチアソビvol3がはじまります。
これを過ぎたらたぶんもう次は夏祭りの類じゃないかな。気がつけば全日参加予定みたいな感じです。
またみっしりレポ書きます。

なんか本読みのための番組。仕事場の本棚公開です。インタビューはそこそこに本棚を凝視した。
あの全集っぽいの並べるとちょーきれいだな とか 佐々木丸美のハードカバーが揃ってる! とか神林長平1

仕事部屋は玄関から廊下を少し歩いた一番奥の16畳で半分机半分こたつ みたいな感じでわかれている。
机の後ろにでかいクローゼット2があった。
部屋のあちこちに積読コロニーがあった。

本棚関係は別室に全部放り込んでるっていうことだったけど思ったより本棚小さかった。
「オススメの本教えてくださいっていわれたときにこの本棚の前に立ってささささっと選ぶことができるようになった」っていってて、すげーなとおもった。いや「オススメの本がさささっと選べる」ってすげーとおもった。
最近面白かった本は? ならともかくオススメの本教えてください><が困る。悩む。

  1. 本読み女子がコバルトを通過するように本読み男子は神林長平を通過するのかと思ったら意外とそうでもないらしい。 []
  2. ここは開けちゃ駄目だ! っていってた。 []

活字倶楽部 2010年 06月号 [雑誌]

三浦しをん特集と女の子も読もうぜラノベ特集でした。あと祝・デビュー20周年桑原水菜特集。

PAGE TOP