あっという間の正月休暇を終えて明日社会復帰をします……。
今年の正月は黒糖焼酎と泡盛とサングリアを呑んでました。

 私は「マンガやアニメのキャラは作者の描きたいものを表す道具である」という前提でフィクションに接しているので、彼らを生きたものとしてこちらに取り返すという発想がまず新鮮でした。
 また、岩川さんは博物館の刀の前で、「切っ先が自分の方に行くように立つと、何か見えてくる。もちろん普通の人には見えないけれど、その存在を信じている共同体の中では見える」という話もされていて、それは私がかつての少年ハリウッドプロジェクトで感じたものに近いのでしょう。
 私には少年ハリウッドのキャラクターはアニメのキャラクターでしかないけど、それを「いると信じようとするファンの祈り」や、2次元と3次元の領域が曖昧になる瞬間の倒錯は本当にヤバかった。そして楽しかった。2次元を3次元に降臨させるって、ただのアトラクションの再現じゃないんですよね。

最近出会った思わず膝を叩くようなエントリでした。