S+h6thシングル「iGNiTiON」本日発売ですおめでとうございます!!
数日前に「悪いところを指摘して難癖つけるのは誰にでもできるけど、良いところをあげて何がいいのかを分析するのは才能がないとできない」というツイートとその亜種がぐるぐるとタイムラインを駆け巡っていました。
普段語彙力が低下した状態で「顔がいい」「可愛い」「死ぬ」「いちゃいちゃすんな!!」と転がっているところをもうちょっと理屈っぽく言語化してみようというのがこのエントリの趣旨です。
きょうの話題に載せるのは一番上にも書いたS+h(スプラッシュ)というアイドルユニットです。
2015年2月デビューで3周年が目前に迫っています。わたしが出会ったのが2014年7月のことなのでもう3年半の付き合いになりますが、いまだに目がきらきらする感じです。いきなり本題に入りたいので、「どういうアイドルなのか」「手始めに触るのはどこからがいいのか」みたいなあれについてはこっちのエントリを参照してください。colorful | FINオタのハニー楽しい #おたく楽しい
S+hは6人組のアイドルユニットです。
音楽のCDがだいたい年2枚ぐらい出る感じで、歌ってる曲は王道のキラキラアイドルソングと言うよりかはちょっと外れていて、でもバリエーションはとても豊かでEDMっぽくあり、ダンスナンバー多めで似合う言葉があるとすれば疾走感。
ちなみに私が一番好きな曲は5枚目の百花繚乱AXEです。
後こういう方向のバラードもあって、途中から曲が展開するところもとてもよいと思います。
割とS+h楽曲の特徴でもあるんだけど試聴に出てこないところの曲の転換がいい。特に百花繚乱AXEはバックで鳴ってる音楽が気持ちよくてインストでよく聞いたりしてます。和楽器好きなんだ……。
さて、音楽以外で触れやすいものとしてはtwitterがあります。CDがオンの現場であるとすればtwitterはオフの現場。
タイムライン上でつづられるのは、ありふれた、というとなんですがものすごい「日常」です。
いいところ1:俗っぽい
いきなり褒めてるのか遠回しにdisってるのか分からないものを置きますが、アイドルって基本キラキラした存在なんですけど、ものすごく日常感あふれたツイートをぶっこんでくる男具志堅晃。
よく「今日は○○を食べた」「今日はラーメンの気分」とかツイートしていく人もいるけど、メンバーと一緒にラーメン食べに行って餃子の取り合いが起こることをツイートする現場あまりにも平和。なんというかあまりにも親しみがもてるアイドルポイントが一気にたまる。
昼休みに見るとめっちゃ和む。可愛いなあって。「今日も寒いね」とか「年末年始楽しかった? お仕事だった子もがんばろー」とか「きょうも1日お疲れ様」とか何気ない一言にほっとします。好きな人の言葉っていうのは幸せホルモンでてるっておもう。
ちなみにどうぶつの森ポケットキャンプにはまって進捗をまめに報告していた子もいる。ゲームの進捗はいいから仕事しろ。
ところでわたくし10代の頃からの性癖として「疑似家族・下宿・寮」がとても好きです。
S+hの6人は3LDK納戸付のマンションの一室で同居生活を送っています。21歳〜23歳の男性6人がそろって生活しているのでまあ、掃除は多少行き届かない日があるようですが、割と自炊したりして生活しているようです、というのが時々垣間見れるのです。
たとえばこんなのも。
いいところ2:ジャケットのスタイリングがいい。
そんなごく当たり前の日常風景が届けられる一方で、やっぱりアイドルなので新しいCDのジャケットは毎回最高の極み。衣装の着こなし、毎度違うヘアメイク。新しい角度の新しい顔が見られるのって最高に幸せ。
チャラいたれ目のイケメンサイコー!!! って毎回言ってます。顔がいい。
CDはシングル扱いなんですが、ブックレットがアルバムぐらいの厚みがあって、読みごたえがあります。
ブックレットはいつもFC会報を模した感じになっていて、インタビューコーナーやメンバーのコーナーがあったり、写真やイラストが多用されています。わたしはそこに掲載されている写真をもとに実際に現地に赴いて「同じじゃないかもしれないけど似たような風景」を見るべく東京の、まるで知らない街をキャリーバックとブックレットを片手にごろごろ歩きました。
colorful | 桐生開志と相川玲の足跡を辿ろうの旅
「こういう風景が当たり前として育つとああなるんだ」っていう感慨があります。
いいところ3:同じ時間を生きている
公式サイトのプロフィールを見るとこのように書かれています。
名前:相川 玲(あいかわ れい)
年齢:22歳(2017年6月時点)
誕生日:1994年8月3日(しし座)
小学校1年の時に欲しかったものはPHSで、親への反抗目的で、とにかく嫌がることをしようと言うことで中学校1年の9月に今の芸能事務所に入所して、高3は受験のため仕事は休んで、19歳背水の陣で挑んだオーディションで見事にトップ通過、みたいな生まれてから現在に至るまでの履歴書が書けてしまうっていう。
あと個人的によく思うことですが、「あの曲が流行った時まだ生まれてないんだ」とかそういうことを思ってしまうのだ。いうて弊社の新人とかこの年代で、そうか……って思うんだけどな。
それに私が好きな小説のカバーのアオリ文に「衝突を繰り返しゆっくりと変化する絆 ここはみんなの家」というものがあるのですが、あれを地で行くような、「険悪な初対面からからゆるやかな雪解け、仲良くなっている現場」を見たときというのが長く見てきたファンの醍醐味みたいなものがあります。日常と言うのはすなわちドラマなのだ……。
ちなみにここらへんをまとめたものがゆうまくんとあきらくん - Togetterになります。
毎回新しいものが生まれる時が楽しみです。どんな表情に出会えるのか、今度もすごい勢いで叫んでるんだろうな、とか、顔がいい! 100万点!!! て叫びたい。