カテゴリー「 読了 」の記事

1983件の投稿

双界幻幽伝 凱旋は右往左往!  (ビーズログ文庫)

蒼刻さんひどい(褒め言葉)
皇帝からの呼び出しで久しぶりに皇都に。いろんな人がにぎやかに迎えてくれるけど、久しぶりの帰還を果たした天狼さんの元には謎の少年が枕元に立つ事案。
蒼刻さんひどい(大事なことなのでもう1回言いました)
構われてぶるぶるしている朧月が可愛いのでよいですね。見てるこっちは死にます。
たぶん今回も長いんだろうなと思う滑り出しです。あとまさかの静月さんが申し出た例の件はあれがなければそれだけで3冊ぐらい延びる案件だと思うのでグッジョブだと思います。

今回気になったのはまあ、「詩の☆貴公子さま」なんですけど。あそこだけいかにも「ここパロディですよ」って全力で主張するみたいに妙に浮いて見えた。前に読んだのが仮花嫁でレン様のテロの後じゃなかったら投げてた。「諦めたらそこで試合終了ですよ」の手のパロだったら「おぬし、歌っちゃえば良かろう」がセウトかなー。

菩提樹荘の殺人

ミステリ的にはアポロンのナイフめっちゃ好きなんですけどこの本10代のわたしが悶絶して死んだ。火村さんの過去が!!!! またアブソルートリーいってたときのはなしが! 猫好き火村さんが!!! 大学生の火村さんが!!!! 人を殺したいと思ったことがあるから

ヾ(:3ノシヾ)ノシ((└(:3」┌)┘))
菩提樹の殺人は10代の私に向かって差し出されたプレゼントみたい。
死ぬかと思った。探偵、青の時代も大概だったけどアブソルートリーしぬかと思った。
火村さん好きなんですよ。あとがきがまたぶん殴りにきて、そうだ火村さんはもう34歳より年を取ることはないんだって。15歳で出会ってその年齢に向かって私どんどん歩いていってるんだなって思った。

--------なんか、お前とはカレーばっかり食べているような気がするよ。
火村の言葉を思い出す。
授業中に書いていた小説を覗き込んできたおかしな男。こんなに長い付き合いになろうとは思ってもいなかった。ましてや犯罪学者と推理作家になり、一緒に殺人現場の現場に立つなんて想像できたはずもない。

(P259〜260)

神曲プロデューサー

何でも屋音楽家兼フリーライター蒔田シュンの話。
音楽で食っていくには収入が少ないけど出来る楽器はあまたとあるため良く呼ばれているという。だいたいいつもの杉井光なんだけど面白いですよっていうかわたし杉井光の音楽の話すげえ好きなので面白いの当たり前だった。

形而上モヴィメントが好きで、たぶん若らんらんを他の世界に放り込んだりすると拓人みたいになるんじゃないかなあって思った。音楽の話はだいたい面白いし良い。

ベースは打楽器なのだという人がいる。鼓動を刻むためのものだと。それはおそらく正しい。ドラムスの生み出すビートは皮膚の上で弾けて蒸発する。ベースだけが血管に染み通る。

(P76)

おこぼれ姫と円卓の騎士 伯爵の切札 (ビーズログ文庫)

6人目の騎士候補。

グイードの侵略シミュレーションは絵描きが生き抜きに落書きするようなものなのかそれともガチなのか。
人身売買組織解明作戦のため自ら売買にかけられることになった王立騎士のアイリーチェ、万が一に備えて彼女を落札してほしいそのためなら自分がレティの騎士となりこの身を捧げても構わないと同時期に進言した2人の伯爵(未亡人とロリコン)。
企みと計画と根回しと。ちゃんと為政者として動いているレティはよいですね。

とても孤独で、寂しい。でも誇り高い。それが王なのだ。

(P168)

(仮)花嫁のやんごとなき事情 ~円満離婚に新たな試練!?~ (ビーズログ文庫)

弄んで捨てろ指令に変わったフェルですが、まあ必死に誘惑します。
そこから節約勝負になったりジル兄が来ちゃった☆ 誘拐しちゃった☆とかいうあれですが黒龍城お客様相談室しぬほどわろた。笑いのぶっこみ方がすごい。
ついカッとなってやった懐かしい。

デュラララ!!×13 (電撃文庫)

シズちゃんと臨也が漫画みたいなこと1をして殴り合ってた。一番笑ったのは遊馬崎のイノケンティウスです。まさかの禁書。
罪歌がちょう重要ポジだったね。割と総出演だったし。

越佐と5656みたいな例もあるし完結したあとももうちょっと続くんじゃよかと思ったらまさかの第一部完wwwwww
デュラはリアルタイムで読んできたので10年か……ってびっくりした。次は帝人とかは出ないんだろうな続きを待とう。

  1. 鉄骨フルスイングでボールのごとく飛んでいく []

白ゆき姫殺人事件

「しぐれ谷OL殺人事件」について、被害者と週刊誌上で容疑者とされた人物双方について語られる同僚・同級生・故郷の人々、そして当事者。
まあ女こえーっていう話ですが。この読了感は湊かなえだなー久しぶりだなーって思った。

コバルト名作シリーズ書き下ろしアンソロジー 2 ちょー聖霊と四龍島 (コバルト名作シリーズ書き下ろしアンソロジーシリーズ) (コバルト文庫 ん 1-19 コバルト名作シリーズ書き下ろしアンソロジー)

コバルトは伝統と歴史はあるからこういうのを出せる強み。ちょー目当てです。
他は「タイトル知ってるけど読んだことはない」レベルなので読んでません。
魔王シリーズやってる時間軸でダイヤとジオとそこで出会った人です。
パラダイスレジデンス以降ちょっとずつ文体変わってるのかなあと思いました。それまではあんまり変わらず場面を切り取る感じだったと思うんです、いやそういうシーンもあったけど。
ダイヤさんはちゃんと親の顔っていうかすごく大人の顔をしていて、あーって思った。
お食事のシーンが大変おいしそうでやばかった。ご飯の後に読んだけどおなかすいた。

ミレニアムの翼~320階の守護者と三人の家出人~ (2) (ウィングス文庫)

3人の家出人が転がり込んでにわかににぎやかになったサイラスの自宅兼便利屋。
発明卿が殺された事件の容疑者として逮捕されたナッシュの釈放を求めてサイラス・ジョニー・ラモーナは高層フロアで行われるパーティに乗り込む。

スチームパンクの2巻。
「発明卿はどうやって殺されたのか」「誰が殺したのか」というのが割とメインでこういうの久しぶりに読むなあって思った。あと時間錐というあれはちょーシリーズにおける分銅みたいだなあと思った。オニキス懐かしい。

GOSICK RED (単行本)

舞台はニューヨーク、新大陸でそれぞれ青年記者と私立探偵となった久城とヴィクトリカ。
グレイウルフ探偵社っていう灰色狼ヾ(:3ノシヾ)ノシ((└(:3」┌)┘))

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