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炎華の断章—封殺鬼シリーズ〈23〉 (小学館キャンバス文庫)黒白の絆—封殺鬼シリーズ〈24〉 (小学館キャンバス文庫)

炎華の断章:
咲江と千珠がいいよ! しかし香住家真ん中2人は空気だ。
一番上は不器用すぎる。だがそこがいい(゚д゚)
最後の最後で高良貴様ァーーーーーーーと叫ぶ。

黒白の絆:
黒月が急に中二病っぽい……
夜刀さんという言い方がいい。いよいよ終わりが近い。
ラスト3冊は何か上中下みたいな感じなので次の巻がラスボス前最後の
セーブポイントって感じだ。

忌みしものの挽歌—封殺鬼シリーズ〈22〉

皆揃ってぐるぐると悩んで回ってる巻。主に三吾が。
最初の見所は達彦VS眞巳だ。
ラノベで皇族とか皇室とかばんばん出て来るのは珍しいなあと思った。
漂白の民!漂白の民!

ここ3冊ぐらい読むスピードが下がっているというか次の巻!早く!というのが
できなくなってます。気にあてられてるというか現実に戻ってないというか
何かぼわーんとしてる。何かつらーい気分に誘導されているというか。

封殺鬼全巻は友達に借りている本で、多分発売してすぐ買った本なんだろうけど
もう5年以上前の本にしては焼けてないしカバーよれてないし帯折れてないし
状態の良さに驚くばかり。
しおりに 小学館パレット文庫今月の新刊とかって書いてあるんですが
どれ見ても封殺鬼の1冊きり。割とそんなのが多い。
「封殺鬼終わるまではレーベル続いてもらわんと困る」とよく言ってたんですが
そう言っていたわけがよく分かりました。
これだけ新刊出ないのみたらそらもう不安になるわな。

今書名でぐぐってみたら
中古ボーイズラブ小説 忌みしものの挽歌 封殺鬼シリーズ(22)
とかって書いてあるの見つけてすげーショック。
BL違うねん(#゚д゚)<

↓ネタバレ


高良の生まれてこの方はやばい。何だこの人。
冒頭で聖が普通でよかったー。これでどろどろんに落ち込んでたら
すごいくらい話になってるわ。ただでさえ三吾が!三吾が!なのに。
でも真ん中あたりの聖の昔の話を思い出したのところは何かこう辛いなあ。
ヒルコ!ヒルコ!
達彦VS眞巳はすごい。迫力が凄い。本家分裂。

陰月の冠者—封殺鬼シリーズ〈20〉

そんなわけで20巻。
達彦氏受難の巻。気象庁はえーキャラしてるなー。

そういえば阿佐ヶ谷ZIPPYも退魔系だったことを思い出した。
おんまりしえいそわかーってどっかで見覚えがあるなと思ったんだ。

夢埋みの郷—封殺鬼シリーズ〈16〉紅蓮天女—封殺鬼シリーズ〈17〉まほろばの守人—封殺鬼シリーズ〈18〉追儺幻抄—封殺鬼シリーズ〈19〉

急に絵師さんの描き方が変わってきたなーと思った長野編。
特に19巻。続き物じゃなかったら絶対自分の中でBL注意報出てそう。

封殺鬼、地味に実在の場所人物が舞台になってたりで普通に出てくるからびびる。
あとがきで鬼無里の観光案内みたいなのが書かれてて「え実在するんだ(゚д゚)」って
素でびびった。ためしにぐぐってみた。
現在はもう合併してなくなってしまったみたいですが。

長野編は佐穂子メインであり本家中心だったなあ。
秋川>神島>鬼2人>御景>>[越えられない壁]>成樹(゚д゚)
マヨイガはおもろないおもろない聖と弓生を出せえええと思ってたんですが
長野編は異様にツボだった。思ったより佐穂子好きなのか?
香住家ママ上によるところが多いんだろうけど。ああいうキャラ好きなんだ。
ちょうどその前に11文字の伝言聞いてたから破壊力さらに倍。

達彦め(#゚д゚)<
刺さった!痛!痛!

ていうか成樹女顔(っていうか綺麗系の顔)設定っていつから(゚д゚)?って
思った。

土蜘蛛とかQED好きにはたまらん。ぐっじょぶ。
封殺鬼も残るところ後8冊。途中でやめられないから困る(゚д゚)

酩酊混乱紀行『恐怖の報酬』日記

飛行機嫌いはいかにして外国に旅立ったのかというエッセイ。
ちなみに私も飛行機はできるだけ避けたいほうだ。
去年東京行った時も飛行機に乗れば1時間ちょっとでつくのに
高速バスと新幹線を乗り継いでおよそ6時間かけて行った。

旅行記というよりは実際現地に行ってみて思う小説のこととか
食べ物のこととかが多いと思う。後飛行機。

有栖の乱読 (ダ・ヴィンチブックス)

こんな本を読んできた。というエッセイ?
人の読書履歴を読むのは楽しいなあ。
「3月は深き紅の淵で」の生まれてから今まで開いた本が全部そこに
詰まってる個人読書ライブラリーのくだりにも物凄くときめいたものだ。

とか思ってたら読んだことないエッセイが半年も前に出ていたことを知った(゚д゚)
正しく時代に遅れるために 有栖川有栖エッセイ集

ちょっと図書館いってきますよ

毒草師

幻冬舎でかつハードカバーですがやってることはQEDと同じです。
QEDからの参戦は御名形史紋(メイン)と堂本素直。
事件は密室ものでテーマは伊勢物語。
普通の密室殺人ものと思って読んだりQED並みの濃い薀蓄を期待して読んだりすると
肩透かしになるかもしれません。

都鳥の歌とかかきつばたとか懐かしいなあ(*´∀`)
唐傘お化けはえろい(゚д゚)
タルタロスってギリシャ神話で奈落だったんだ……とか
(塔しか思い浮かばなかったorz

↓ここからネタバレ。後半までがっつりネタを割ってます。

最後のほうの「キスして」は絶対これなんか裏がある!唐突過ぎる!と思った。
桜のなかりせばの解釈と鍛冶と一つ目の関係はQEDがっつり読んでると
何回も目にすることになるのでくどく感じるなあ。
御名形の毒草師設定がよく活きてたなあ。
この話は伊勢にしておこうにうひょーうひょーってなってた。
前QEDで出たのってどれだっけ竹取物語?

何か解決編がAB2箇所同時に交互にっていうのはとても新鮮な気がする。

マヨイガ〈上〉—封殺鬼シリーズ〈12〉マヨイガ〈中〉—封殺鬼シリーズ〈13〉マヨイガ〈下〉—封殺鬼シリーズ〈14〉

上巻表紙のユミちゃんがさー手の形的に阿波踊りしてるようにしか見えなくて
盛大に吹いた。どう見ても女踊りですありがとうございました。

上巻は三吾っていうか御景ばっかりで、なんかあんまりおもしろないなーと
思いつつも読み。中巻ぐらいから急に面白くなった。ウヒョー
陰陽五行にときめく。遠野物語は読んだことがないし(恩田陸の常野物語ぐらいだ
東北は未知の土地なのでうむうむ唸りながら。
今後の展開への壮大な前振りっぽい話かなーと中巻あとがきを読みながら思った。

昆がいかつい。きこりっぽいなあ。へいへいほー。

羅?って何かで見た覚えがあるよーあるよーとずーっと頭の端で気になってて
計都と並んで出てきて、あ。少年陰陽師だとすっきりした゜+.(・∀・)゜+.

針がとぶ Goodbye Porkpie Hat

うわーなんかめさめさおもろかった。
短編集「一見別々の話、しかし実は繋がってる」という話がとても好きで
「本」が出てくる話は何かとても印象的なんだー

金曜日の本——「クロークルームからの報告」>パスパルトゥ>路地裏の小さな猿
の順で強まってる。金曜日の本はまじで最強。

いやいや、待て、少し待て、読むのを止めないと……次のセンテンスでひと区切りして……そう思っているのに、気づくと2、3頁があっという間に過ぎている。
なんだろうか、これは。
驚きながらも、目がひたすら熱狂して文字を追い続ける。手はいつの間にか頁をめくるためのマシーンでしかない。
そのうち全身が震えだした。そんなことはもちろん初めてのことだった。
この先どうなるのか? 主人公はどうなっていくのか? その答えが、今この手の中にある。いや、もう次の頁、ほんの薄い紙を一枚隔ててある。そう思っただけで興奮と期待で大声を出したくなった。それを抑えようとして体が震えてくる。

P41・金曜日の本——「クロークルームからの報告」

目次を読んだだけで引き込まれ、しかも信頼する本屋の親父さんのお墨付きの本。
それを読んでいるときのとある男の描写だだー。

本好きならだれでも覚えのある感覚だと思う。
私この前これやったよ封殺鬼。寝る前に1冊だけと読んでみたら3冊読んだ。

こんな感じで的確に文字化されてるの見ると嬉しくなってそうそう、そうなんだよ(*゚∀゚)=3と
無駄にテンションが上がる。
うっかりと私も作中作「運命の女賭博師」を読んでる気分になった。
吉田篤弘の本は読んでると凄い勢いで脳内劇場が動いている。
文字が脳内で映像化している。忙しい。

さて次は百鼠を読みます⊂´⌒つ*。Д。)つ

読了:6.17

花闇を抱きしもの〈上〉花闇を抱きしもの〈下〉—封殺鬼シリーズ〈11〉

桐子かわいいよ桐子!
つか私の中では既にとうこではなくきりこで脳内IMEに登録されてます。

ルルル文庫で初めて読んで既刊読みたいけど今更30巻近くあるシリーズに
手を出すのはちょっと……というひとはここ2冊だけ読むのがいいかも。
大正時代、桐子が当主の座をひき継いだころの話です。
直接繋がってるのは(今のところ)この話だけかなー。
他の話はルルル文庫から見たら遥か未来の話なので。

というか挿絵の桐子は市松さんみたいだ。呪詛ったら髪が伸びそうだ。
157ページ以降!以降!桐子(以下略

願いは。
本当に、この名に託されているのだろうか。
たとえば、生まれてきた娘が幸せであるように、と。

下巻165P

真実の伝言きたーーー
0302 0101 1001 0304 0502 0105 0501 0902 0501 0301 0102

やっぱり祝詞とか祝詞とか呪詛とかはときめきだ⊂´⌒つ。Д。)つ

鳴弦の月は何かあんまり面白いと思わなかったら両方の短編ちらちらぱらぱら
半分ぐらい読んでやめた。番外編だし読まなくても支障なさそうだしー

読了:6/17

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