カテゴリー「 読了 」の記事

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何だこの怖い話はーーーーーーーーー
ちょっとしばらく読むの止まってしまった。
「フリーターが唐突に恋人のために家を買おうと思った。資金はどう作るか」みたいな話を何となく想像してたので引きこもりのニートと精神的に病んでしまった母が出てくるとは思わなかった。

横書きだったら読みにくいなと思ってたんですが安心しました。
本をめくるような感じだ。

※雑誌じゃないですがこのカテゴリに。

呪(しゅ)の血脈

夏だから普段読まないような本に触れてみようぜ第2弾。(改題・第一弾は横溝正史
一切の前情報なく借りてみた。本当は怪談徒然草が読みたかったんですがなかったので
じゃ加門七海作品を適当に、と。
タイトルと表紙(映ってる白いのは多分紙垂)と最初何ページかで
一家惨殺なホラーかなと思ったら民俗学っぽいホラーでした。

舞台……長野県鎌木村
主な登場人物
宮地紀之……民俗学者。諏訪信仰の謎を追いフィールドワークの最中に見つけたご神木から鎌を抜き取った。そこを村人に見つかり再度封印するため祭りに参加させられることとなる。
高藤正哉……鎌木村裏の祭りを司る神官の家の生まれ。ただし神官としては祖父の代で途絶えている
高藤梓……正哉の妹。自称生き神。序盤で失踪する。
天音……梓が心酔する占い師のサイト名。占いというよりは宗教的。

で梓を探して2人も長野へ行くわけですが……
シシガミ様がいるとか缶蹴り怖い缶蹴り怖いとか「奥山の大木、里に下りて神となる」で
あまつきを思い出したり「怖いんだけど途中でやめられない」本でした。
色々と書きたいこともあったのですがこれの文庫落ち先が富士見ミステリー文庫ということを
見てしまいすべてがかっ飛んでしまいました。
天使が開けた密室(富士ミス)が創元推理文庫に輸出されてるのは知ってたけど
こんな輸入もあるのか……

呪の血脈

挿絵はCLAMPがしてるみたいですが出すレーベル間違えてる。



写真集です。全国の路地裏萌え必見。
金沢やばいなああああ
溝に桜が散って溜まってる写真がいい
常に本棚においてぱらぱら見たいですが写真集画集の定めとはいえ高い。

エルゼリオ—遠征王と薔薇の騎士 (角川ビーンズ文庫)ドラゴンの角—遠征王と片翼の女王 (角川ビーンズ文庫)尾のない蠍—遠征王と流浪の公子 (角川ビーンズ文庫)運命よ、その血杯を仰げ—遠征王と隻腕の銀騎士 (角川ビーンズ文庫)

うっかり一気読み。
ジャック・ザ・ルビーを読んだ時はもうちょっと軽い話を想像してたんですよ。
主人公はアイオリアとしても準主人公クラスがジャックだと。

重い話だった。軽さ分はコック部隊に一任されてます。
パルメニア王国歴史物語という感じだった。
かなり遡って始祖の話も出てくるし(プリンセスハーツの2人は結構多く出てくる。直系だから)
後世こんなことになりましたという話も出る。
遠征王は中世で、銃姫は古代らしい。ガリアンルードの舞姫の歌というのが尾のない蠍であった。

少女向けレーベルでベット上のシーンがここまであるのは珍しい気がする。

コック部隊とゲルトルードが好きすぎる。
アイオリアは漢前というか、特に表紙絵とかは男にしか見えない。

そこでナリスが出てくるかとかミルザは早々に退場すると思ってたとか
ゲルトルードが最強だとかコック部隊のあの素晴らしい愛をもう一度のかえうたが
死ぬほどツボにはまったとか。
とりあえず後番外編を一冊残すのみ。

どっかにパルメニア歴史をまとめたサイトとかないかな。

ジャック・ザ・ルビー—遠征王と双刀の騎士 (角川ビーンズ文庫)

友達から借りられたので遠征王祭。
プリンセスハーツの2人の孫世代の話。

・コック部隊が最強
・ゲルトルードは裏ボス
・アイオリアとジャックの誓いのシーンカッコイイ!
・ジャック・ザ・ルビーのシーンはジャック=金ローランでBGM見えざる腕

五代ゆう&榊一郎の小説指南 (ホビージャパンMOOK)

私は小説家になりたいというわけではないので普通に対談本として。
五代ゆうはすごいということは分かりました。

NovelJapanがキャラの!になってからというもの近所の本屋さんではまず見かけません。
未だにNovelJapanとしては最終号のやつが棚に刺さってたりします。

カカオ80%の夏 (ミステリーYA!)

ちらっと見てみようと思ったはずが一冊読み切ってしまいました。
中高生向けのミステリレーベルで、とても読みやすかったです。

この話はミステリというか青春話という感じを受けました。

凪(主人公・17歳・女)はクラスメイトの雪絵(地味系・真面目)に
服が欲しいけどどこでどんなのを買えばいいか分からないからちょっとつきあってといわれた。
その後凪は雪絵の母から「雪絵が家出した行き先を知らないか」と聞かれる
パソコンのお気に入りに入っているブログやら何やらから雪絵探しを始めた

という話で。
調査が進むにつれて雪絵がどんな子かどんどん分からなくなってくる。
それでどうした、ヘェーと読んでいき最後まで読みきってしまった。

ネットで1回メールしただけの相手に急用だからって携帯番号メアド教えて
会って話した方が早い会えませんかのくだりはええええと思った。
いくら同性だからってそれは怖ーないかー。
↓ここからネタバレ

薬かがされたり麻薬ポケットに入れられたとか篠崎とか何が目的でーとかが
明かされなかった(私が気付かなかっただけか?)ような感じだったので
肩すかし感あり。篠崎は単に女の子に手を出したかっただけか。
いやでも麻薬はこれ以上詮索するなら……とか考えてた

神曲奏界ポリフォニカ レゾリューション・ブラック 神曲奏界ポリフォニカ ブラック シリーズ5 [GA文庫] (GA文庫 お 2-5)

黒マティアとセクハラライオン。下手したらこれで完結かとか思った。
あらすじとカラーページ見て大怪我かと思った。

アパートの管理人さんがいいキャラしてる

カラクリ荘の異人たち~もしくは賽河原町奇談~ (GA文庫 し 3-1) (GA文庫 し 3-1)

お魚紳士が最大に萌えキャラ。
お魚紳士は二足歩行のフナである。成人男子ぐらいの大きさで人間の手足を持ち、
英国紳士のように手にはステッキを持っており頭には何故か滑り落ちないシルクハット。
主人公太一を差し置いて最初に出てくる実に愛すべき脇役である。

太一は家を出て下宿することになった。下宿先は家から1時間ぐらいかかる賽河原町。
人間が住む町と妖怪が住む町の間に位置する空栗荘。
まったり日常+退魔+妖怪と共存+たまにホラー。
妖怪アパートの幽雅な日常みたいな感じです。

ひたひたという歩き方はオヤシロ様を思い出して恐怖心煽られますね。
ていうかほのぼのから急にホラーが口をあけて待ち構えてる。
行き逢い神とか怖すぎる。

町moe!町moe!

しかしあとがきの

「うちは基本的になんでもありです。ヘンなものでもいいですが、ものすごくヘンなものだと困ります」
「どれくらいまでのヘンなものならOKですか?」
「そうですね。たとえば白馬の王子が登場したとします。その王子がじーさんや赤ん坊なら許せますが、道頓堀の食い倒れ人形だったらダメです」
「……」

これとか入ってたチラシの「新人フェア 抽選で豪華賞品プレゼント」に
自然に抱き枕カバーが入ってたりGAは自由すぎるなと思いました。

パートタイム・ナニー (新書館ウィングス文庫 119)

バブーーーーー(注:人名です)

時給五千円につられ、外国人家庭の乳母のバイトに応募した剛。
だが、肝心の坊ちゃま??バーソロミュー・ウェリントン、通称バブーは一つ年上の18歳。知能も運動能力も高いが、“悪魔のしっぽ付き”と称される、超トラブルメーカーだった!! 歴代乳母が手を焼いた坊ちゃまを腕力でねじふせるため、若くて腕っ節の強い剛が選ばれたのだ。その日から、平穏で堅実だった剛の毎日は激変し……!? 荒唐無稽な設定を、問答無用の説得力で描き切る!! 読み出したら止まらない☆ 嬉野君、衝撃のデビュー作!!

というあらすじなんですが学園キノを読んでるときばりに爆笑してしまった。
衝動買い本だし新人さんだしそこまで期待してなかったんですがめちゃくちゃ面白かった。

バブー本名長いよビジスかよ!とか欧米か!な展開であったりとか
「リアルスト2大会全ヨーロッパ大会チャンピオン」とか「引っこ抜いてやろうかァ」とか飴と鞭とか
数ページに1回確実に笑いのツボをついていく。
脇役除けばほぼ男キャラしか出ない(老いも若きも幼きも取り揃えてます)でBLではない話ですよ。
ふざけた設定のアホな話(いい意味で)でコメディが好きな人はどうだろう!
執事はガチガチのドイツ人と顔が執事っぽいということで雇われた執事と2人でてきます。
ロマンスグレーだよ!若くないよ!

立ち読みで挿絵だけぱらぱらはネタバレだったり見様によっては……なので
やめたほうがいいです。ここで試し読みができます。

田舎でも棟上で餅投げはもう見ないですね。ちょーでかい家で農家筋ならするかもしれない。
前にお昼の話題にあがったんですが「餅投げとはつまりスポーツである」
・餅が欲しければスーパーに行けばいい
・ぶっちゃけ前線に飛び込むよりはちょっと後ろぐらいのほうが拾いやすい

うちの近所において餅投げが行われる場合は前線ではこんなことが起こっています
・おばちゃんに肘鉄食らう
・百人一首のようにぱっちんとしばかれる(地面に落ちてタイミングが重なった場合
・横から手が伸びてくる
・押し合いへし合いとかデフォ
・加害者にも被害者にもなる
・とにかく痛い
「人のものは盗ったらいけません殴ったらいけませんとか言われてもなー
 あの場(餅投げ)では倫理とか何の役にも立たんよなあ」
「私前行った時にみた婆ちゃん、両手に一杯持っとってなんかの拍子に全部ばらまいてもて、
あーあー言よううちにその辺にいる人にわーっと拾われて全部盗られてなくなった」
「ひどいな」
「いや落としたら拾う間やないよな。盗られるよな」
「あたしおばちゃんと盗りあいしたことある」
(以下濃厚な餅投げエピソード)

あの下着の柄は!
xxびりびり温泉という名前は!

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