カテゴリー「 読了 」の記事

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図書館革命

最初からクライマックス過ぎる……
これで来週の日曜は心置きなく高知へ(?゚д゚)?

以下がっつりとネタバレを。

妖怪アパートの幽雅な日常(7) (YA!ENTERTAINMENT)

妖怪アパート7巻は先輩の卒業・千晶先生のやや過去話・まり子さんの生前の話他でできています。

「なんか、自分が弱いこととか、自分が見つけられないこととかを、エライことみたいに言ってる人いるよね! 一種の開き直り? それで、強いあなたに何が分かるのよって! イヤ、わかんないし! わかりたくもないし!」
「ギャハハハ! 常套句!! 『あなたに何が分かるのよ!』言う言う!」
「ホントに弱い人間は、そんなこと言いませんから」
「そんなことを言う奴はズルイ奴さ。そう言えば逃げられると思ってるんだ。卑怯だよ」
(P57)

妖怪アパートの大人ーズはざっくりざっくりである。

バッカーノ!2002 B side (2) (電撃文庫 な 9-25)

Bsideはとある宗教団体とかエルマーとかエイジングとかそんな感じの人が強かったです。後チェス。それと271ページ。

ABどっちが好きかといわれればそれはもう断然でA
幻のCsideも読んでみたいなあと一瞬思いましたが1934みたいに何が何だか分からんようになる気が……とも思いました。バッカーノは面白いけど登場人物多すぎてリストをよこせえええと思うことしばし。

未読の方への注意:Bsideは巻末に短編が収録されています(あとがきは短編の前にあります
なのでうっかりあとがきを先読もうとすると不幸なことになりそうな気がしますのでお気をつけ下さい。

次の希望は1935。それよりも出て欲しいのはデュラララの4巻。

AsideとBSideの表紙を並べたかったので並べておく。

バッカーノ!2002 B side (2) (電撃文庫 な 9-25)バッカーノ!2002 A side (1) (電撃文庫 な 9-24)
明暗だな。

三面記事小説

救いがない……とてもダークな話。実際にあった事件を発端として書いたフィクション。
短編が6つあり、扉に元ネタとなった新聞記事が載っている。記事は90度反時計回りに回転しているけど、見出しとかはかなり目に入りやすいのでこれがどんな話でどんなことが起こるかは扉で分かってしまう。

ひたすら転落していくばかりの人生の話が多く性的な描写も多かった。若い男の子を家に連れ込んで以下略とか。読み終わった後は体中がずーんと重たかった。読みつかれた。

都と京

京都エッセイ。
私今月末で今年の京都行きが3回目になります。

京都本だけど高円寺の阿波踊りの話があった。
前に新聞で高円寺の人に「徳島にも阿波踊りがあるんですね!」と言われたという記事を見て、お前ーーーーーーーと思ったのは記憶に新しい。

が、何であっても「それ面白そう」と東京に持っていかれたが最後、東京はあっという間にそれを咀嚼・嚥下して、自分の栄養素としてしまうからして、地方の人には東京移植を「断る勇気」も必要なのではないかと思う。(P88)

にちょっと慰められる。

あと、虫歯が痛いのだったら歯医者へ行きなさい。パジャマパーティがしたいのならば一人でしろ。だいたいパジャマパーティは男同士でやるものじゃないと思います。男はふんどしパーティです。

汽車の中で密かにしぬかと思った。笑い声を出したら負け選手権。

いきなりもりもり働く元フリーター。超成長中
後パパ上が段々ツンデレぽく見えてきた。くたばれッ>私

カナスピカ

ようやく読めました(前の人が2ヶ月ぐらい延滞してた

これが出たころは非ラノベ系雑誌とか書店POPとかネットとかでオーフェンの人が一般文芸に殴りこみ(意訳)みたいなのを割とみたような覚えがあるのですが、読後感からすると一般文芸?というところ。
いやとても面白かったのですが一般文芸というよりは児童書寄り?
DIVEとかバッテリーとか精霊の守人とかみたいな感じでまず児童書として出版されて数年の後一般向けで文庫落ち、みたいな。そんな感じがしました。

ところで無意識のうちに脳内で緋色の風車を再生するSH脳まじで自重(゚д゚)
加奈がおっさん殴ってカナスピカを連れて逃げているところが僕は一番大切なものを持って逃げようと?やつらが追いかけてくるあたりがシンクロしたんでしょうか。

日傘のお兄さん (新潮文庫 と 17-2)

文庫落ちといっても内容はがっつり変わっております。
誤字修正程度の「あわになる」
大筋を変えずリライトした「日傘のお兄さん」
骨組みからがっつり変更した「ハローラジオスター(元バイバイラジオスター)
同じく骨組みからがっつり変更の「すこやかだから」(元すこやかなのぞみ)

檸檬のころとか神田川デイズスキーとしてはうお!?と思うことが多かった短編集でした。
日傘のお兄さんが好きだ。このどうしようもない感じが。
中学生の夏美の元に現れた子どもの時よく遊んでくれたお兄さん。いつも日傘を差しているお兄さん。
「追われてるんだ。かくまってくれないか」
お兄さんはロリコンの要注意人物だこいつから子どもを守れとしてSNSで槍玉にあがっていた
ちなみにお兄さんはロリコンで引きこもりでニートです(あとがき曰く)ある意味三重苦。
夏美はお兄さんと一緒に逃避行の旅。昔一緒に遊んだ竹やぶを目指して一路。

本文中ではSNSみたいに書かれてるけどある意味2chっぽくねーとかもおもった。
ネットKOEEE

陰陽屋へようこそ

ある日商店街に現れた店「陰陽屋」
自称「陰陽師」の安倍祥明と、元捨て子で今中学生・実は妖狐の沢崎瞬太(祥明にバイトとして雇われている)のご近所ほのぼの系の話だと思う。

陰陽師といっても別に妖怪退治はしません。悪人退治系でもなく。
陰陽師というよりはどっちかというと口の立つ占い師。

しかしこれ、シリーズ化前提なのだろうか……これ1冊ではちと消化不良かも。
何で中途半端に狐化するのかとか振られているものの特に答えがあるわけでもなく。

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