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カーリー ~二十一発の祝砲とプリンセスの休日~ (ファミ通文庫)

高知に持っていった本。カーリーはアホ可愛い。

旅ボン~イタリア編~

イタリアいきてえええええええええええええええ(心の叫び)
ヴェネツィアとフィレンツェにぜひとも行きたいと思った。
役に立つかどうかは置いといて行ってみたいと思わせるところはkmpとよく似てるなと思いました。

後、ナポリタンは日本発祥の料理であることを知る。
元々パスタ系は食べないんですがおお……(驚)となる。
(↑フォークでぐるぐるできないため外で食べようとすると非常に肩身の狭い思いをするのだ!

しあわせのねだん

(今日買ったもの)/xx円みたいなタイトルで始まるエッセイである。
ちょっとぺらぺらっと読みたいときに。
バレンタインのチョコ売り場が凄いという話があったがホワイトデー付近のデパ地下も凄い。
おそらく普段は踏み入れないであろうお菓子ゾーンに溢れるおじさま方。
ゴディバモロゾフゴンチャロフ大人気である。バレンタインとはまた違った熱気がある。

誠治が凄い子になってる(2回目)
何か今まで違うなあと思ってたら(作品上ラブコメ成分は難しそうだとしても)家族以外の女の子が出てなかったんだと最後まで見てようやく分かる。

不気味で素朴な囲われた世界 (講談社ノベルス ニJ- 20)

改行ねええええええ(ぎっちりみっしり)
きみとぼくシリーズ2作目、前作の病院坂黒猫がちらりと出てきます。
シリーズ2作目といっても前作を読んでなくても問題はない。私は前作を読んでたけどおぼえてたのは「病院坂黒猫っていうキャラそういえばいたなあ」っていうのと「あれでも黒猫は出ませんってどこかで言ってなかったっけ」以上。
話が雑談のままずれていって本筋はそう進みません。
言葉遊び分は満載なのでそういうのが好きな人にはいいかと。

「やめろやめろやめろーっ! 女子のスカート付近での携帯電話の使用はご遠慮ください!」
「マナーも一緒に電源を切りました」
「ナイスなキャッチコピーだし!」

(P74)

章はじめに見開きでイラストが載ってます。この章ではこんなことをが起きますというがっつりとしたネタバレです。大概は把握できてしまいます。ちょっとそれはどうよと思わなくもない。

言葉遊び部分だけでも久しぶりに西尾維新分補給。

とある魔術の禁書目録 14 (14) (電撃文庫 か 12-15)

野球対決、それと五和。おしぼりを渡し損ねるところが脳内であずまんが風に再生された。
科学VS魔術です。熱いです。やや短いですが熱い。このぐらいできゅっとまとまってる方がいいな。でもそろそろ一方さんと上条さんぐらいは会わせてください。
最近影の薄さに定評のある美琴が美味しそうなところをもっていきました。

ミッキーかしまし

なんだこのおもろいひとは!
読書道でインタビューは読んで小説は未読だけどエッセイ読んで死に掛けたのは久しぶりだ。汽車の中で顔を本で隠して肩が震えるぐらい笑った。

惣菜として煮こごりを売っているスーパーもすごいのだけど、若くて可愛い女の子のカゴに、ミートスパゲッティと一緒に入っている煮こごりの存在感といったら。しかもあれって、一口で食べるから美味しいものですよね。だのに4センチ×8センチほどの大きさで白いトレーの上に載ってびっちりラップ。そして上には半額のシール。何の威厳も上品さもありません。煮こごり界の没落貴族ですよ。(P44)

特に酒関係が凄い。本人の超泥酔体験も凄いのだけど友達も凄い。
一番ツボったのはノリちゃんでした。

超美少女なのですが、酔うと「人間らしさ」を簡単に投げ出します。池尻のビデオ屋の棚に突っ込んで、全部倒し出入り禁止になったとか(泥酔)(P81)

まだまだ続くよ面白エピソード。

ちなみに、私も結構割と呑みます。学生時代は周りが強かったため相対的に普通だと思ってましたが割といける口のようです。この前の職場打ち上げ飲み会のときに「女の子は顔あかーにして(赤くして)かわいいんよ!」とか「これは水です!ちょっと匂いのある水!」とぱっと見には素面で、現実にはビール2杯焼酎3杯目でした。ちょっと匂いのある水=焼酎で、手前にビールを置いてありました。
「何飲みよんですか」「ビールです」「こっちのこれは」「水です」「いや水ちゃいますよねこれ」「いや水です!ちょっと匂いのある水!」

WEBちくまでもちょっと読めます。読みにくいしさすがに本収録分全部は読めませんが。

つくもがみ貸します

しゃばけよりこっちのほうが好きかも。と思った。
小さな古道具屋兼損料屋の出雲屋を商うお紅と清次の2人。損料屋というのは色んなものを貸し出す店だ。貸すものは鍋釜布団、財布に掛け軸色々である。

時代物だがしゃばけとの違いは
しゃばけ……妖怪あり。若旦那愛してる。ちやほやされまくり。
つくもがみ…妖怪あり。若造が。フルボッコにしてやんよ

付喪神は出雲屋の棚で貸し出された先の話をぺちゃくちゃと喋りあう。お紅と清次は喋ることを知ってるから客前で喋らなければ特に今更何も言わない。
あるときは清次は大馬鹿だよとか。
あるときは屋敷で見た珍しいものとか(これ目当てで道具(付喪神)を無料で貸したりする
あるときは屋敷で付喪神を見たとか。

出雲屋にはそんなわけで付喪神が集まってくる。
付喪神を見たという話をわざわざすることで、清次が現物を見に行く。大体において付喪神になるような古く大切に使い込まれたものはいいものであることが多い。清次は若造だが見る目だけは確かだから気に入ること間違いない。

憎まれ口をたたき、時には叩き割ってやる!と喧嘩することもあるが、清次は一度も付喪神を売ったことはない。共存共栄、持ちつ持たれつだが主導権は我ら付喪神にあり、といった感じ。

秘色と似せ紫最強。
章タイトルが古典の色の名前で、章扉がその色で染まっているのがいい。

「だから蘇芳は、まだ付喪神にはなっちゃあいませんよ。年月が足りませんからね」
清次の話は一見お紅に言ったようで、実は付喪神に向けられたものであった。それを瞬時に承知した棚の上の付喪神達は、人ごときが付喪神の考えを否定することは、承知出来ぬと考えたらしい。一斉に黙り込んだ。しかも邪悪な気を発している。(略)
「聞いたか。清次が我らの話に、文句をつけおったぞ。聞いたか」
「おうおう、聞いた、聞いた。役立たずの若造が、いっぱしに付喪神へ、言いがかりをつけおって。……香炉はまだ付喪神にはなれぬ歳だとな?」

(P137?138)

図書館革命

最初からクライマックス過ぎる……
これで来週の日曜は心置きなく高知へ(?゚д゚)?

以下がっつりとネタバレを。

妖怪アパートの幽雅な日常(7) (YA!ENTERTAINMENT)

妖怪アパート7巻は先輩の卒業・千晶先生のやや過去話・まり子さんの生前の話他でできています。

「なんか、自分が弱いこととか、自分が見つけられないこととかを、エライことみたいに言ってる人いるよね! 一種の開き直り? それで、強いあなたに何が分かるのよって! イヤ、わかんないし! わかりたくもないし!」
「ギャハハハ! 常套句!! 『あなたに何が分かるのよ!』言う言う!」
「ホントに弱い人間は、そんなこと言いませんから」
「そんなことを言う奴はズルイ奴さ。そう言えば逃げられると思ってるんだ。卑怯だよ」
(P57)

妖怪アパートの大人ーズはざっくりざっくりである。

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