カテゴリー「 単行本 」の記事

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趣味は読書。

年末からぽちぽちと読んでいた本。三浦しをんが「三四郎はそれから門を出た」の中で書いてたベストセラー本の書評+読者層の分析とか。

かと思うと、新刊情報にやたらくわしく、本におぼれている、「過食型の読者」の一群がいる。いや、この際「読書依存症」と呼んでおこう。この一族は年中本に関するゴタクばっかりこねている。書評や書籍広告にもよく目を通し、読んだ本についてあれやこれやと論評し、頼まれもしないのに、ネットで読書日記を公開したりする。目的がなくても店があると入ってしまい、買う気がなかった本まで買ってしまう。「本の置き場所がない」は彼らの最大の悩みだが、きっぱり売り払う勇気もない。(P18)

なんかもうすみませんと思った。

いのちのパレード

20ページ?30ページぐらいの短編が15収録されている。
何か全体的に???な話が多かったと思う。
独白オンリーの話とか、複数人で話してるけど「」は一切ないとか。
日常をミュージカルに仕立ててみましたとか。

春は死者の季節である。

(P51@蝶遣いと春、そして夏)

て何かで見たことあるような気がするんだけど思い出せない。

仏果を得ず

おもすれーーー。
あやつられ文楽鑑賞に続き文楽鑑賞エッセイの次は文楽の小説。
文楽馬鹿が揃っている。

 兎一郎の三味線の音が、耳によみがえる。ときに甘く包むように、ときに激しく切り込むように、健の魂を揺さぶり捕らえて離さぬ音色が。
 食われるなら本望だ。だが、その瞬間をできるだけ先延ばしにしたい。いつまでもいつまでも聞いていたいから。できるだけ長く、ともに床に上がりたい。兎一兄さんの三味線と揉みあうように、競り合うように。俺の語りが高められていく、その先を見たい。
 兎一兄さんが鬼なら、俺も鬼だ。文楽という底なしの地獄に嬉々として生きる鬼だ。(P90) 

後でええやんと押し倒されてあきまへん!ちょっと!ちょっとまって!先に話を……というが異様にヒット。

私の中で「三千世界に比類なきヘタクソ。やめてまえ」が流行りそうだ。

とりあえず6月の文楽鑑賞教室に行ってみようと思ってる。

「処女同盟」第三号

すげータイトルでアマゾンで見れるあらすじもなんか凄いことになってますが、あらすじが関係するのはひとつだけです。短編集です。
地味子の青春とか腐女子の青春とかいい年してどっぷり中2病ですとか、絶賛空回ってますとかそんな感じ。地味なりになんかいい所のはあるのかと思えば、あんまり爽やかでもないしThe停滞?

「だって他の学校の学祭行った時プライマルとかやってたもん! ニルヴァーナとかレディオヘッドとかやってたもん!」
「うわ出たよ、おねえちゃんの洋楽聴いてれば大人ですってやつ。おねえちゃん、ほんとその感覚恥ずかしいからやめなって。今どき小学生でもビヨンセとか聴いてるよ」(P47)

とたんに気合を入れておしゃれしていくのが気恥ずかしく思えてきて、まわりまわって考えた末に、Tシャツと麻パンツという、ありえないぐらいカジュアルな格好に落ち着いてしまった。しかし「こんなにさらっとした普段着で同窓会に出かけてしまう気取らないアタシってば超クール!!」と、思っている部分もあった。(P126)

私的に大打撃であった箇所(これ以外もかなり凄かったけども。)
PBWネタですが、(暗黒微笑)とかこういう感じのノリなんでしょうか。

後者のほうのお出かけ先は同窓会なんですが、私小学校の同窓会何着ていったっけ?と思ったけど全く思い出せない。(N君の変貌ぶりに驚きすぎたせいだ)
高校の時は卒業して間もなかったし居酒屋だったからジーンズで行ったと思う……

日々ごはん〈7〉

今回からなのか微妙に人物紹介入る。
文中でだったけどスイセイ(夫) りう(娘)みたいなかんじで。
標準語のスイセイ氏がいてちょーーびびった。(スイセイ氏は基本広島語の人
フランス日記と同じ時期なのがこの本だった。

日々ごはん〈6〉

日記なので当然だが登場人物紹介などはない。ちなみに脚注とかも無い。
なので出てくる人の関係とかナニモノかはそれとなく文中から察しなくてはいけない。
たまーに出てくる「りう」さんは高山家娘かとおもいきや血の繋がりは無いらしい。
旦那さんの連れ子とかでもないらしい。でも家族であるのには間違いない感じ。
養女か養女なのか?と思いつつも解答はないわけである。

桜庭一樹日記 BLACK AND WHITE

久しぶりにもりもり。
なんかよく分からないけど定期的に読んでる気がする。

誤読日記

これ三浦しをんのエッセイに載ってたやつか!と思って借りた。
(後にエッセイに載ってたやつは「趣味は読書」のほうだったと分かる
タイトルは日記だけど中身は書評180冊分。
どれもこれも全然読まないジャンルのばっかりだったので世の中は広いと思った。

京都のおさんぽ—パノラマではんなり

京都パノラマ写真+ショップガイド(主に食べ物
俺今度は左京区うろうろするんだ……

海の向こうで暮らす ヨーロッパ編

滞在記的なところもあるけど、基本的に海外で1ヶ月ぐらい過ごしてみませんか。みたいな読み物としてもいけるガイドブック。
ヨーロッパ各地あり。東はポーランド、西はポルトガル、南はギリシャ、北はスウェーデン・スコットランド。
各地の治安衛生物価交通郵便など各種状況書いたページがあって、スイスの

治安:まったく問題なし

力強いなと思った。

スウェーデンは長期滞在の場合は住民登録したら病気の時に公立病院で住民同様ただ同然で医療を受けれるそうな。長期滞在っていうのがどのぐらい長期か分からないけど住民登録ってそんな簡単にできるんだ……とかおもった。

ヴェネツィアはとても行ってみたい所なのだ。この前帰りにもそんな感じのことを熱く語っていた。
私は主に関西圏であちこちふらりふらりとするのだけど1人旅率が高い。現地でちょろっと合流することもあるけど「ライブ」とか「会うことが目的」でなければ基本1人だ。しかしさすがにさすがに言葉も習慣も違う外国で一人旅できる気がしないのだ。連れを探すところから始めないといけない。

個人的に気になったのはスコットランド。

 そして日本でもお馴染みのタータンキルト(格子柄のスカート)。これはクラン(氏族)制度の伝統を表し、クランによってそのタータンの柄が決まっている。今ではクラン制度もなくなり、誰がどのキルトを着てもいいのだけれど、やはりみんな自分の一族のものを着る。このキルト、もともと兵士が出陣する時の正装で、長ソックスに短剣を帯びる。キルトの下には何も着けないのが、正しい着用法なのだとか。実際はどうかって? 興味のある人は直接聞いてください。(P152)

それちょっと聞いてみたい(゚д゚)
もしかしたらスカートでハイソではいてないのか……

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