カテゴリー「 ライトノベル 」の記事

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静野さんとこの蒼緋(ふたご) (電撃文庫)

君のための物語が好きだったので2作目を買ってみる。
しかしタイトルぐらいしか情報を入れず買いに行ったらあまりに色が違うので本屋で迷った。
2作目は学園+仲の悪い双子+ちょっと異能。可もなく不可もなく。普通でした。

とらドラ・スピンオフ〈2!〉虎、肥ゆる秋 (電撃文庫)

独身のターン過ぎた!
逢坂君(仮)がどう見ても私の友達ですありがとうございました。

恐らく、真面目すぎるがゆえに、己に向けられた風向きに過剰にナーバスで、人間関係の距離が読めないタイプ。

(P309)

この辺とか死ぬほど適切じゃないか。
問題なのは逢坂君(仮)は高校生だけども、友達は独身(30)が視界にちらちらしてきたのにハートはいまだ思春期な点なんですが。端から見てもあの生き難そうな感じは半端ねー。
この短編色々刺さりました。生きていくのは大変だ。

虎、肥ゆる秋と秋が来たから畑に行こうは9巻の内容を思い出すともれなく切なくなるなー。
生き恥ドレスとか客観的小デブ宣言とか吹いた。

竜の夢見る街で 1 (ウィングス文庫) (新書館ウィングス文庫)

現代ロンドンが舞台。
駆け出し記者コリンと人外なキャスパーとあと凄腕女刑事カッサンドラとがメインの話。
キャスパーはいいツンデレですね!
最初はすごくびびってたのに段々扱い方に慣れてきてるコリンがよかったです(*´∀`)

鳥籠の王女と教育係—婚約者からの贈りもの (コバルト文庫)

小国オーデットの王女エルレインには2つの呪いがかかっていた。
1つ、城から出ると死ぬ。2つ、彼女に触った異性はカエルになる。
そんな彼女に婚約話が持ち上がる。今までにも7人の婚約者候補がいたがいずれもカエルになり、そのままカエルとして短い寿命を終えた。新たな婚約者は西の魔法大国エリアルダの王子アレクセル。
王子より先にエルレインの呪いを解く魔法使い兼宮廷作法の教育係としてゼルイークが遣わされた。

いいロマンでした。王子も出てくるけどメインはエルレインとゼルイークでした。
ていうかエルレインという名前が脳内ではダブルアーツのエルーで変換されます。エルー可愛いよエルー。
あとオルフェリアの鎧がROのLKに見えた。

この作品とダナークが世界観が同じのようです。こっちのほうがダナークより相当過去の世界ですが。
楽しみなシリーズです。アレクセル父の登場が楽しみだー。

創立!? 三ツ星生徒会1 そのとき恋3がはじまった (ファミ通文庫)

暴風ガールズファイトはこっちではめったに目にしないので新シリーズから手をつけてみる。
関東のとあるのどかな県にある星ノ一高校。敷地内のお池にはまってさあ大変とうっかり溺死しそうになっていたところを恵は土地神に助けられました。
その神様は他ではあまり見られない姿をしておりました。
神様は金魚だったのです。しかも相当俗物だったのです。

土地神水穂さまは土地の守護に血気盛んな若者のエネルギーをちょこっといただいて使っていたため、ホシ一生徒数増加案を出せと恵に言い、恵は「他の学校とくっつくとか」と何気なくいった案を採用され、1年後には星ヶ谷市にあった3つの高校は合併し、三ツ星高校となった。

面白かったー(*´∀`)

1巻は主にこんな人たちが出てきてこんな設定です、という内容。
いいラブコメです。複雑にねじれてます。
私の一押しは生嶋さんでした。美貌+暴力+頭脳=手がつけられない。

「君みたいな子が、泣いて喚いて許しを乞うのを見るのとか、もうたまんなーい」

(P104)

ブック×マーク! (ガガガ文庫)

図書館が舞台と聞いて!
菅原真は生徒指導の先生に呼び出され「テストが赤点スレスレ」「読解力が足りなすぎる」「このままでは受験で困る」ということで追試代わりに読書感想文を提出することになった。
本を借りるため帰りに迷い込んだのが異界図書館だった。
真はこの図書館の意志(ニカ様とかオラクルみたいなもんだなーと思った)に選ばれて司書として働くことになった。
本の中身が実体化したり中に入れたりするのですが、いきなりテンプレなサービスシーンがあったり

ズゴーン、ズゴーン!
ダダーン、パンパン、バーン!
耳をつんざく轟音。

(P184)

擬音語オンリーなシーンがあったのでなんだこれはーと思った。ちょっと合わなかったです。

黒水村 (一迅社文庫)

ラノベでホラー。
出席日数不足、登校拒否、もしくは生活態度に問題ありなど進級に難があるもの+希望者で人里はなれた過疎村へ行き夏休みのうち1週間を過ごす。畑仕事を手伝い、過疎村の生活環境をレポートとして提出すれば進級できるようにするという救済措置だ。
電気なし・携帯圏外・電話は病院にしかない・食べ物はアカモロという村で育つ果実。
村の禁忌、不気味な童謡、謎の果実。前半は「シナリオ系期間限定PBCみたいだ!」ととてもときめいたのですが、後半は広げた風呂敷畳みますみたいな展開と黒幕が喋りすぎなのがちょっと……でした。

光炎のウィザード  魔法学園は年中無休 (角川ビーンズ文庫)

短編集。
ザビ買っているので基本読んでますが、駆け落ちは夜行列車で(元・比翼連理にはまだ遠い)は加筆修正が結構あったような……。雑誌掲載時点ではゼストガはまだ出てないはずなので。なんか雰囲気的にゼストガが多い気がします。
ヤムセはあっちこっちに出てくるし、過去編の主人公だったり、最後に笑いを落としていくのでとてもおいしいのですが。
短編の間に挟まれる掌編(これは書き下ろし)のミカ&イルザークにとてもときめいた。
学長のオルディナ(初登場だと思う。書き下ろし短編に出てくる)とロードマスターがいい狸。

「だって、これは投資だろう? なら、回収できないと俺の損になる」

(P110)

この短編集と来月の新刊で全プレだそうです。書き下ろし小冊子+カバーイラスト複製原画。
応募するしか!とおもった。私宮城とおこバカなので。
ちょーシリーズ読み始めたのも天空の剣に手を出したのもすべて「挿絵が宮城とおこだったから」中学校とか、10代のうちにハマったものというのは強いですね。

悪魔のソネット  男子校で秘密の召喚 (角川ビーンズ文庫)

ジャスティンとレクスのあいだで無自覚バカップルの芽生えを感じます。
1巻よりはかなり面白くなっているような。今回はレクスの側近エルデンの掘り下げ。
エルデンみたいなキャラはかなり好きなのだ。満足した。亡失の槍が一瞬某夫の槍に見えたりした。焦った。
ていうか私は名乗りとか好きすぎだ。

「副業が悪魔退治」っていうギャップというか釣り合わなさ加減が妙にツボにはまった。
ジャスティンのお父さん実は魔界の人なんじゃねとか次はルーナエかユリアンのターンかなあと思いつつ。

「エルデン、お前の名を名乗れ。??私の与えたお前の名だ」

(P174)

マギの魔法使い  若獅子は片恋中! (角川ビーンズ文庫)

今回もLOVE濃度が高かったマギの魔法使い。もう終わりが近いらしい。
ラグナは不憫な子だな。ウォレスが抜いていったあとでラグナのターンの辺りがなんとも。
ラグナの心情がえらい可愛らしかったですね。しかしラストでうわーーーーってなった。お前ーーーみたいな。
でも帯曰く「クライマックス直前」だしここでそれやらないともうやる機会ないよな……

カルロスとミスラが超きゅんとした。あの夫婦はいいなあ。

この巻が本文280Pぐらいあって、少年向けではよくある感じのページ数なのにこれが少女向けになるとなんかめちゃくちゃ分厚い感じがするんですよね……なんだろうか紙質だろうか。

「君と一緒にいると、ぼくはどんどん愚かになっていくみたいだ。ありもしない未来を望みそうになる。手に入れちゃいけないものが、欲しくなる。変わりそうにになる自分が嫌で、君を自分から離したいのに、側にいたいと願ってしまう」

(P82)

ウォレスはずいぶん人間ぽくなってきたなあとおもいます。

パートタイム・ナニー (3) (ウィングス文庫)

超絶トラブルメーカーの坊ちゃまバブー(バーソロミュー)と乳母(高3男子)剛の話最終巻。
1巻2巻と超爆裂コメディぶりを見せ付けていたナニーですが最終回のヴァイオレット危機はとてもシリアス方面を突っ走ってました。
砂男エレジー編よりはヴァイオレット危機のほうが好きだな。
しかし

「あと俺、目からメダパニ出るし」

(P16)

いきなりパンチ来た!と思いました。
まじでメダパニできてるよバブー……

シリアスだったのに最後に超爆弾キタヨ! 30本超吹いた。
このギャグ崩し方はよい。来るべくして来たなという感じ。ウェリントン伯爵は最終兵器。
サキちょー出世っていうか崇められてるよ。ラスト1ページのバブーがなんかやたらと可愛らしかった。

しかしそこもうちょっと詳しく!と思ったことも多くあり、レイラのドSっぷりとか

文化祭に伯爵夫妻とサキが乗り込んできたり、球技大会にラルとレイラの兄妹+リスターニャ国営テレビのカメラが突如現れたりと騒動はあったがものの、二人はそれなりにまっとうな学校生活を送ることが出来た。

(P247)

この辺。
その辺文庫本1冊ぐらい使って詳しく!!!!

これで終わりとは名残惜しい。ごちそうさまでした。

最終回が載ったウィングス(雑誌のほう)が店頭に並んでた時は私ミラコン(SHライブ)のため上京してたんですが、ライブ前に入った本屋でそれを見つけてsoundseaさんにdeltazuluさんに「大変だよナニーが終わったよ!!!!」とか言ってたことを思い出しました。

悪魔のソネット    美形悪魔は契約しない!? (角川ビーンズ文庫)

新章。
今回のメインは表紙の通りユーリ・ムラケン・グウェンダルです。
でも今回は割と同時進行という感じなのでヴォルフラムとかギュンターの出番多かったですね。特攻野郎Aチームのパロディが異様につぼった。エチエンヌのくだりは好きだー。
シュバリエの過去は意外だったけど、キーナンて誰だったっけ……て思い出せなかった。

ささいなことだけど「誰が呼んだか地獄の一丁目、アッ・パシリ3丁目監獄」というのが出すぎて正直鬱陶しいぐらい。そんなに何回も連呼しないでもいいよ! みたいな。

“文学少女”と恋する挿話集 1 (ファミ通文庫 の 2-7-1)

文学少女番外編で短編集。ムックとかネットとかあちこちで掲載された書下ろし。
今日のおやつは結構加筆修正あったような……。
心葉がいない頃の文芸部の話も神に臨む作家下巻以降の話もあります。
好きなのは「文学少女と病がちな乙女」「文学少女と扉のこちらの姫」「今日のおやつ特別編 スノーグース」「無口な王子と歩き下手の人魚」
病がちな乙女はいい胸キュンです。
扉のこちらの姫は妙に切なくなった。夏への扉でROばりばりやってたときのことを思い出したのだー。メイド麻貴に挿絵がついてたのでヒャッホウとなった。

次巻は千愛の出番がありますようにー。

プリンセス・ビター・マイ・スウィート (MF文庫J)

ベネズエラ・ビター・マイ・スウィートに続く2冊目。
前巻が綺麗に終わってるのにどうやって続けるんだと思ったら同じ世界観の別の人物が主人公でした。
前巻はイケニエビトの話でしたが、今回はタマシイビトの話です。
今回は恋愛です。明海と実祈もちょっと出てきます。
あと背景として事件も起こってます。京都で起こる連続殺人事件、通称首もぎ殺人。
首がとんでもない力でもぎとったような酷い避け方をしており、現在4件発生しておりそのいずれもが身元不明。

チャチャは"調子に乗っているところを見ると親切心からその鼻を折ってやりたい"性分の持ち主で、周りからは「女帝」「魔性の女」と呼ばれる大変に口の悪い女の子だった。
そのチャチャと小学校からの付き合いの晴之がメインの2人。

チャチャ弟がまた攻撃の矛先になりがちで女装の上妊娠検査薬を買いに行かされたりとよくできた不憫なこです。
○○すぎのところが異様につぼりました。あの頃に戻れなすぎとか僕が壊れすぎ&君を壊しすぎとか。というか読んでたらとてもクレープが食べたくなりました。

どっちかといえばベネズエラのほうが好みですが、こちらもよいです。
ていうかチャチャという名前は脳内では先に某赤ずきんが来るので大変でした。

「「しっぽ髪のお姉ちゃんと仲良くしすぎないほうがいいよ。
じゃないと消えちゃうかもしれないよ。
誰にも覚えてもらえなくなるかもしれないよ。
それは本当に寂しくて寂しくてたまらないことなんだよ。
それでもいいの?」」

(P58)

双子もしくは双子的なキャラというのはよいですね。

黄昏色の詠使いVIII  百億の星にリリスは祈り (富士見ファンタジア文庫)

明かされる世界とセラフェノ音語とクルーエルの秘密。
はいいのですが1冊のうち7割8割ぐらいが設定説明だよー
すげーなーと思いつつも、もうちょっと分散させて欲しかったです。
今巻の主人公はネメシスとファウマのような気がしました。

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