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桜庭一樹 ~物語る少女と野獣~

Q61 これまでの全作品で、特に愛着のあるキャラクターはいますか?
●海野藻屑=腐野花 同じ人なので。

っていってるのがずっと謎で(???ってなってた)小説新潮の豊島ミホのエッセイを見てしょんぼりした後、その隣にあった小説現代をぺらぺらしてみた。
桜庭さんのロングインタビューが載ってたので読んでみる。ちょうど↑の疑問に答えてくれる文があったのでそこだけ5回ぐらい読んだ。砂糖菓子でお父さんに殺されずに藻屑が育ってたらどうなるかっていうのを書いてみたのが「私の男」の花らしいです。で、「私の男」の後の花の話がファミリーポートレイトだとかなんとか。同じ人がこういう世界で育っていたらどうなるかーっていう話だと思うんだけどもおおおうっておもった。ちょっとあのインタビューは来月になったら図書館へいってコピーしてくる……

今朝のブックレビューちゃんと見れた。他の2人の話はなんかキリっとしてる感じだったんだけど桜庭さんのは面白かった。川上弘美さんとの対談の話を今日2回見てしまったので(テレビで1回、↑のエッセイで1回)原文を当たらねば……と思う次第。

明日22日発売の「小説新潮」12月号、特集「作家になる道 Part2」に「休業の理由」というエッセイを書かせていただきました。
(略)
このブログでは一切触れてきませんでしたが、来年の一定期間、休業を予定しております。しかし休業までまだ刊行予定が単行本4、文庫2、確実にありますしその準備が終わるまで「休業」とはいかないので今ここで詳細を語ることは控えさせていただきます。というか、スムーズに休みを終えれば読み手側への影響は一切出ません。来年は今年と同じペースで本が出ます。

しょんぼりしつつ、その6冊が何かを探してみる。

その確実な文庫の2冊(発行年月日はAmazon参考
ブルースノウ・ワルツ(2004年5月)
陽の子雨の子(2006年3月)
夜の朝顔(2006年4月)
エバーグリーン(2006年7月)
この次は神田川デイズ(2007年5月)なのでこの辺だと……

単行本4になりそうな、連載作品を探してみる。(ブログをがさーっと遡ってみる。
純情ポルノシリーズ(小説新潮でやってたやつ。書き下ろし&修正を加えた上で来年本になるらしい。)
廃墟の女王(週刊アスキーで連載してたやつ。全20回。今年10月頭に終了)

「Feel Love」に連載しているらしい幼馴染みシリーズ
あとあっちこっちのアンソロジーに載ってたやつを1冊にまとめるとか……(ももいろのおはかがぎゃふんだったなあ
リテイク・シックスティーン(星星峡連載中)はまだかな。

とりあえず明日(月曜日になるかも?)小説新潮を見てくる。

<追記>
「豊島ミホ 休業」で検索してこられる方が大変多いので告知板としま(豊島ミホ公式)の休業関連エントリのリンクを置いておきます。
器(1/14)-告知板としま
書き置き(11/21)

・腐女子彼女が映画になること(漫画の単行本の帯で知った
・確かTBS系列でやってたドラマの魔王と伊坂幸太郎の魔王は何も関係ないこと(ずっとそうだと思ってた

アンケート協力組なので発売前にいただけました。
最初のカラーページの辺りで相当吹きました。凄いな! 
あと自サイトの紹介でしまった!と思いました。前部分だけでいいじゃんみたいな。

出るんですってよー

山奥にある連続女性殺人事件の死体遺棄現場へ赴いた森野夜。その場で出会い、記念撮影のシャッターを押してくれた男とは? 7年ぶりのGOTH新作100枚に加え、カメラマン新津保健秀が撮り下ろすファン必携書!

困ったことにハードカバーのほうだった。(1800円弱するのです)
その辺はもう桜庭一樹と辻村深月の新しいのを買うので財布的に厳しいので本屋でちらちらしてきます…… 

さっきbk1便が届きました。
新刊欄に畠中恵のうそうその文庫版があって、確か新潮文庫って月末発売ではなかったっけと思いつつそれも一緒に注文してたんですが、今開けてみれば衝撃的な帯が。

11月29日夜9時? 全国フジテレビ系列で「うそうそ」TVドラマ化
キャストはおそらく前と同じなんではないかと
前の放送の時は京都にいたので録画はしたけど結局見ずじまいでした。今回こそは……

ファミリーポートレイト

何か見たことがあるなんだっけなんだっけ。あれだよあれ。(1分ぐらい考えた)
ハッ(゚д゚)!

アクアポリスQ

これだ!(このフォントのガタガタドット感が似てるんだ……
スッキリ!(゚д゚)ノ  ○

図書館戦争を読んでごろごろしながら日記に「役立たずのおバカが成長して徐々にまわりに認められてく過程とかほんと弱いんですやめてください」と書いていたえりんぎの人を攻める企画第○弾。

マルタ・サギーは探偵ですか? (富士見ミステリー文庫)

マルタ・サギーは探偵ですか? 野梨原花南(長編7冊・短編2冊/完結済)

バカ成長物語と聞いてまず思い浮かんだのがマルタでした。
あらすじについては前に書いたこれを見て下さい。やたらと気合を入れたのがあります。

タイトルは「探偵ですか?」ですが内容はファンタジーです。
あと謎よりラブのほうが前面に出てます。まあその辺は富士ミスですから。

ちなみに上記URLのちょっと下に書いたよかったり悪かったりする魔女もオススメです。
ごくつぶしの侯爵と男になったり女になったりする侯爵夫人とその学友で見習い魔女(←主人公)とかアホの護衛の話です。


ワルプルギスの夜、黒猫とダンスを。 (一迅社文庫 アイリス こ 3-1)

ワルプルギスの夜、黒猫とダンスを。 古戸マチコ(全1巻)

ルナはダンスの発表会にそなえて靴を買いに行った。とても気に入った靴は何やらいわくつきで「大魔女ベファーナのお抱え靴職人」が作ったもので祖父の代から置かれているが、興味をもたれても誰の足に合う事もなく今まで並んでいた。試しに履いてみるとルナの足にはすんなりとおさまったその靴を買って、外を歩いていたら真っ赤なドレスの女に声をかけられた。
「あなたのその新しい靴とあたしのこの古い靴交換してくれない?」
絶対に渡したくないのにそれを伝えることは出来ず今までと同じように頷いた。
真っ赤なドレスの女はこんな風に言った。
「いただくわ。靴も、あなたの体もねえ」
目が覚めると自分は先ほどの女------大魔女ベファーナと体を取り替えられて結界に囲まれた魔女の森に飛ばされていた。外に出る方法は一部の魔女しか知らず、ルナは外に出るため、ツンデレでアホの子の猫耳少年とハードボイルドなネズミと一緒に森を行く。


DIVE!!〈上〉 (角川文庫) (角川文庫)DIVE!!〈下〉 (角川文庫) (角川文庫)

DIVE!!(上)(下) 森絵都

高さ十メートルからの飛翔。
時速六十キロの急降下。
わずか一・四秒の空中演技。
こんな高さからこんな速度に耐えつつ、こんな瞬時に宙返りをしたり体をひねったり入水姿勢を整えたりしなければならないなんて、まったくばかげている。

(上巻・P10)

とある弱小ダイビングクラブに所属して高飛び込みに打ち込む3人の少年(メイン)の話。
一部ごとに視点が変わり、挫折したり強くなったり彼女をとられたり強くなったり大人の戦略に呑まれかけたり10代半ばらしい青春をかなぐり捨てて飛び込みに打ち込む、スポ根で友情な話です。

1部で知季がぐだぐだうじうじしているのは仕様です。


妖怪アパートの幽雅な日常 1 (1) (講談社文庫 こ 73-1)

妖怪アパートの幽雅な日常(1) 香月日輪

元々講談社YAで出てる児童書が講談社文庫で出版されました。
ラノベで言うとカラクリ荘の異人たちのような感じです。
妖怪と人間が入り混じった不思議アパートで暮らす夕士(高校1年生)がアパートの先住人たる大人チームにカモられたりフルボッコにされたりしつつ成長していく話です。食事の描写が超美味しそうなのでそういうのが好きな人に。
あと擬似家族要素も詰まってます。

露出も増えたのでまとめる……

新刊
ロードムービーに続き新刊「太陽の坐る場所」12月上旬。(→e-hon
別冊文芸春秋でやってたやつ。値段からするとハードカバー?と思いつつも荒野@桜庭一樹が同じ値段でソフトカバーだったので分からない。

野性時代11月号で短編「8月の天変地異」が載っているらしい?(あの松ケンが表紙の赤いやつ)
そういえば野性時代には今までもちょこちょこ短編が載っていたように思うけど、これはひとつにまとめないのだろうかー。

特集とかエッセイとか
IN★POCKET11月号が出てるところもあるらしい? 一応発売予告的には今週金曜日(14日)
特集の後編。10月号の予告曰く文庫落ちする凍りのくじらについて。
凍りのくじらはノベルスのほうで持ってるのでスルーしようかなと思ってたんですが、文庫版がやけに可愛らしいのでぐぬぬとなっている。

凍りのくじら (講談社文庫 つ 28-5)

asta*12月号の「10歳までに読んだ本」のところにもいたー。ちなみに「モモ」

エソラ VOL.5

に収録されているのは道の先とロードムービー。
恒川光太郎いるけどこれ買うなら普通にロードムービー買ったほうがいいんじゃね?という自主セーブ

-------------ここから他の話-------------

asta*がなんか11月号から吉田篤弘の連載が始まっていることに気付いてなくて、今日処分する前に気付いた……あぶねー。ちなみに「モナリザの背中」というやつ。

その他のasta*12月号→
・池上永一のエッセイでモリミーが出ていた。いや正確には鴨川の若者を見て「森見登美彦の世界っぽい!」と言っているところ。あと梅田の地下街で迷ってた。梅田の地下街は魔物がすんでます。
・森絵都の短編集が1月に出るらしい(どこの出版社とか何日とかは言ってなかった@金原瑞人との対談
・ライトノベル☆いいとこどり 今回は「妄想と現実の境界を飛び越えるライトノベル」
AURA@田中ロミオで1ページ、俺の妹がこんなに可愛いわけがない@伏見つかさ・千の剣の舞う空に@岡本タクヤ・スラムオンライン@桜坂洋で1ページ。

後ちょっと前についったーで「青春×音楽なラノベ」の話が出ましたが、一般文芸のほうでまさに「青春×音楽」がテーマのアンソロジーが出てたらしい。

Heart Beat

本カテゴリのところに、あらたに釣りカテゴリを作りました。釣るのは魚ではなく人です。主には本ですが本以外も混ざります。
「お題○○で、自分が好きな本についてキャッキャウフフと語りつつさあ読め」と積極的に本を差し出すカテゴリです。万人に本を薦めるのは無理でも(←実験済み)ある程度ジャンルと狙う人々が決まってるほうがやりやすいので……

まあ半分ぐらいは私信で構成されております。

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