昨日やってたやつですね。わたしは自国の行事とラジオを聞いていたので、聞いたのは実質30分40分ぐらいじゃないかと思うんだけど、今朝になって書きおこしを見たら「おっ……ちょっと……これは……」と思ったので書きます。

ラノベ定義論スペースのメモ - WINDBIRD::ライトノベルブログ

何より書いておきたいミミズクと夜の王のこと。

ライト文芸はラノベかどうかのところ。
どういう誤認なのかどうつながったうえでの発言なのか、動画確認してもわからなかったけど、「ミミズクと夜の王」は「ラノベとして売り出せず隔離された作品」ではないですよね。

発売当時「あの大賞作品、イラストないし内容もラノベっていうよりは児童文学っぽいよね」って話題にはなったのを覚えてる人間としては、ラノベっぽくないかもしれないけどラノベとして売り出されなかったわけではないし、そもそも電撃文庫で出ているんだから隔離なんかされていませんよね。この辺についてはmizunotoriさん1全面支持です。ミミズクは売れてる作品です。
そうじゃないなら14年前の作品に今も電撃文庫で重版がかかって残ってるわけがないし今年コミカライズも始まった作品です。

「電撃大賞とったけど何らかの理由でライト文芸レーベルから刊行された作品」ということなら、例えとしてもっと適切な作品があると思うんですよ。ちなみにわたしが今思ったのは「君は月夜に光り輝く」です。

ミミズクと夜の王 (電撃文庫) 文庫 ? 2007/2/8

ミミズクと夜の王 1 (花とゆめCOMICS) コミック ? 2021/4/5

君は月夜に光り輝く (メディアワークス文庫) 文庫 ? 2017/2/25

「少女向け・女性向けの作品群は「少女小説」として呼ばれたがっている」件

これは確かに存在します。観測してます。見られるのは「初めて読んだラノベ」の話になると、「○○はラノベになるの?2 でもわたしの中ではあれは少女小説と呼びたい」という定義論とともについてきます。だいたいコバルト・ホワイトハート作品をあげておられる感じです。

ちなみにわたしはサイドバーをご覧いただければ分かると思いますが、「ライトノベルの中には少年向けと少女向けが存在するよ」派です。こっち(少女向け)にもスポットライトを当ててくれ面白い話たくさんありますよ!!! と思っています。

かつて「このライトノベルがすごい!」の協力者をやっていたときは死票覚悟で金星特急をごり押ししたし(無事誌面に金星特急載りました)、このライトノベルがすごいぐらいの勢いで少女向けライトノベルのブックガイドになる本が欲しいよっていって同人誌を作ったりエントリを書いたりしました。

少女小説春の50冊 colorful
大人だって読みたい! 少女小説ガイド の話をしよう colorful

同人誌の名前が「この少女小説がすごい」なのは少女向けライトノベルがメインですよっていう事を分かりやすくしたいのと、少年向けにある女性にもおすすめ本も取り扱いますよっていうふわっとさ加減。

協力者をやっていたころからそうなんですが、「ラノベだけを読むよ」人間ではなかったので、読むフィールドが移動していった結果ライトノベルを読んでいた分、ライト文芸の比重が高まった感じです。今ラノベで継続して読んでるのは

金星特急の続編

続・金星特急 竜血の娘(1) (ウィングス・ノヴェル) Kindle版

栗原ちひろさんのなろう作品の書籍化

死んでも推します!! 〜人生二度目の公爵令嬢、今度は男装騎士になって最推し婚約者をお救いします〜 (Kラノベブックスf) Kindle版

ぐらいですか。平台は見るし新刊チェックもしますが、そんな感じです。
なろう作品はラノベかどうかという話あったけど、わたしとしては「なろう作品がラノベかどうかはあんまり興味がないけど、この『死んでも推します』については書いてるご本人が『久しぶりのラノベです』とおっしゃっていたのでラノベだと思います」というふわふわ感です

最近こっちは日記サイトとなっているので、それでもちゃんと本の話をしようと思って他ブログを立てたんですよ。

はと文庫オンライン

更新は月1回(毎月25日)+α程度なんだけどこちらもよろしくお願いします。

  1. わたしがラノベを主戦場としていた頃、オフ会参加も断っておられた「孤高のラノベ読み」的存在だったので、こういう場にいらっしゃることに驚いた。 []
  2. これは体感ですが、ラノベかどうかなど気にしてない面白ければOK読者層は「軽く読める」「重くない」本を「ラノベっぽい」と評しがちでした。だいたい好意的です。 []