隣のおばあちゃんの訃報。
おばあちゃんというてもわたしは「おばちゃん」と呼んでいて、子供の時からばあちゃんで、どうも親戚である。カーチャンが「親戚や思うでー?」と若干憎々しげに言うてて多分父方の、じーちゃんの兄弟だ。でもどっちかそうかわからない。今日亡くなったおばちゃんの旦那さんはわたしが子どもの頃に亡くなったので。
でもこのおばちゃんは自宅から出なかったので長らく生死不明だった。訪問リハの車が来てるから、「ああ生きてるんやなあ」と思うぐらい。地方にありがちの老老介護のおうちだった。
最初は今週は土曜休みやからお葬式行こうかなあと思ったけど、お風呂の中でああそういうたら一緒に町内会の遠足に行ったなあ、腰が曲がってて、座ったらびっくりするほどちいさくなってびっくりしたなあとか、お年玉毎年もらってたなあ、とかカーチャンの時(おばちゃんの娘さんが)来てくれたなあとか思ってたら、お棺でなしに布団で寝てるときに会っとこかと思ったので明日ちょっと早退して参列してきます。

机に置きっぱなしなのは「御布施」って書いてあるやつなので、黒熨斗の袋を探して金封が入ってる箱を漁っていたら下の方から寿の金封で「御礼」と書いてるやつが出てきて、使用済み?? と思いながら開けてみたら中には1万円入ってた。いつ入れた??? 下手したら20年もの。御礼って書いてるから御神輿に渡すつもりだったんかな。わたしがお神輿を担いだのは15歳の時なので、そのぐらい? めっちゃ年代物やん。
カーチャンが書いたにしては汚い字だったので、じーちゃんかばーちゃんかほかの誰かかもしれん。とりあえずこの1万は焼き肉用の肉になります。