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シスター・ブラックシープV  花嫁の聖戦 (角川ビーンズ文庫)

シスター・ブラックシープ最終巻。

シスター・ブラックシープIV エデンの嘘 (角川ビーンズ文庫)

ユリエルの協力者ニコラスがコンスタンティンの生まれ故郷に向かった。赤毛の「コンスタンティン」という男の子の話を聞こうとするだろうが、ニコラスが村で聞けるのは赤毛の「コンスタンス」という女の赤ん坊が悪魔に目をつけられ村から姿を消したという話だ。ニコラスもユリエルも鈍い男ではない。「コンスタンティン」やブラックシープの正体に気づくのはもう時間の問題だ。
同じ頃、サクスでは「悪魔憑き」が続出していた。女領主グロリアからの疑いの目は依然晴れていないが、コンスタンティンは【黒い羊】として独自の捜査をしている。コンスタンティン・悪魔にはそれぞれ変化が出始めていた。

色んな点においてあーあーあーあーあーというしかない4巻。もう佳境。もう終わってしまう。はやかったなあ。
ヒースはただの臨也1ポジションじゃなかったな! エリカがもう本当に「女友達」でかんどうする。
これが自分の愛だ!

ユリエルはせっぱ詰まった声で言った。
「私は不安なのです。あなたがあの人に似ている気がして。あの人があなたのように思えて。違うと証明させてください。あなたとあの人は関係ないのだと。あの人は真実、善良な……少年なのだと。私が、」
(P136)

  1. デュラララ []

シスター・ブラックシープIII  薔薇と聖歌 (角川ビーンズ文庫)

みもふたもない言い方をすると「あの助祭は女ではないのか」という司祭の懊悩と正体バレイベントである。
今回はユリエルとみせて実はエリカがちょー好きだ。いやうすうすわかってた。
だって年末に光炎のウィザード再読ヒーハー(゚∀゚)やってたときにリティーヤとミカにぶっ転がされたので。
第3章とかなんのご褒美かと思うぐらい俺得。ベッド上のシーン1がやばい。分かりやすくやばい。
「偽の黒い羊」の出現、というか「偽物」と分かりつつ、本物を引き寄せる罠とかとてもふごー(鼻息)である。
悪魔もじわりじわりと変化しつつあるのがよい。本当に牛歩のごとくじわりじわりなんだが。

「君はあと何度僕を殺す気だ?」

(P149)
  1. 性的なナニではない []

シスター・ブラックシープII  林檎と堕天使 (角川ビーンズ文庫)

産まれてすぐ「この赤ん坊が16歳になったら我輩の花嫁にする」と悪魔に目をつけられた娘がいた。
悪魔に見つからないように男装して故郷から離れた教会で助祭として過ごしていたコンスタンティンだったが、運命の誕生日に悪魔は現れた。ただし悪魔祓いに力を奪われ猫の姿で。かろうじて地獄行きは免れたもののその手には悪魔との結婚指輪がはめられている。
この指輪を壊すためコンスタンティンは昼間は「男装の助祭」、夜は「伝説の聖女【黒い羊】」の二重生活を送っている。

夏至の祭りとかちょっとケルトっぽいなあと思いつつ、なんだか真夏の夜の夢を読もうぜと言われているような気になる。いきなりむくつけき店主が家族の服を借りたりして女装してて激しく吹く。練り歩きとかちょっと屍鬼の冒頭を思い出す。要するに虫送りだ。

相変わらずコンスタンティンとユリエルと悪魔の3すくみ状態が美味すぎる。
悪魔の猫モード時がマジ猫なのとユリエルがドツボなのが笑える。ユリエルにはそのままもだもだしておいてほしい。
ざくざく血が流れる話はいい! 儀式は燃える。クズ呼ばわりされた鬱憤晴らしに強盗事件を追ったりするのである。

しかし今回はな!

びびるがな。しかしひとつ屋根の下の秘密はもえる。ごはん3杯だ。

コンスタンティンは、ぱりぱりに焼かれた香ばしい皮と、とろける脂身、それにあふれる肉汁が染みこんだパンを十分味わい、飲み下してから、口を開いた。(略)
「……なんで君はそうまでして僕のたまの休暇にケチを付けたいの?」
「つまりその肉を我輩に向かって放り投げることで、そなたは大食の罪を断ち、一つ善行をつむことができるかもしれんだろうが?」

(P24)

シスター・ブラックシープ 悪魔とロザリオ (角川ビーンズ文庫)

吾輩は猫である。いや猫になってしまった。名前はまだない。
赤毛緑眼白い肌の赤子を妻にすると決め16年待った。その間に司祭と戦い魔力を奪われ、我輩は地上の生き物に成り下がったが我が妻を迎えにいった。かの女は男装し教会で助祭などをしていたが関係ない。その左手の薬指には既に我輩との結婚指輪がはまっているのだから。おいやめろ聖水に沈めるな(ry

悪魔から逃げるためコンスタンスはコンスタンティンと名前を変え男として育てられた。養父の司祭亡き今、助祭コンスタンティンが女であることを知るものはいない。しかし悪魔は現れた。
悪魔との結婚を破棄するべく100年前の伝説の聖女【黒い羊】へと姿を変えた。破棄するにはひたすら善行を積む必要があり、治安の悪いこの街では悪事には事欠かない。伝説の聖女の名前を借りて大暴れできて感謝されて目的も達成できる。すばらしい。
時を同じくしてコンスタンティンの教会へ司祭ユリエルが派遣されてきた。真面目で純情な善人に見える彼は悪魔の魔力を奪った司祭である。

なにこれ超すごい。超燃える。というのが短い感想です。
「殺伐とした関係」はとても好きです。「ひとつ屋根の下の秘密」とか超好きです。
なんですかこのバトル成分は! けしからんもっとやれ(*゚∀゚)=3!
いやあまりの殺伐成分1に満面の笑みを浮かべながら読んでしまったよ。なにこれ燃える。

序盤の「そなたの夫だ」のところ、これなんていうタキシード仮面wwwwwとおもったのは秘密だ。
P254の最初のあれのあたりでうっかりデュラララの波江とか美香を連想する。つまりこれはセルティポジションであるコンスタンティンをめぐる司祭と悪魔の物語なのだ!!
前も書いたけどどことなく少年向けスメルがするビーンズ作品が地味に増えてるような気がしますよ。いいぞもっとやれ。

あとあれだな! エリカとコンスタンティンは実態は百合なのにおいしいな! エリカツンデレだな!

これは食事用ですとかミサ用ですとか「変な人だなあ(*´∀`)」と思うエピソードがあってその裏側になんつーものが! 
? やべえ / ? 超好き /

いい時代になったものだ。

  1. ビーンズ的に。 []
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