真夏の日の夢 (メディアワークス文庫)

目次が既におかしい感じだったけど一枚めくったらもっと直球が来て非常にふいた。
演劇サークルの活動費捻出のために7人は心理学の教授の奇妙な実験に参加した。1ヶ月間外界と遮断されてひとつ屋根の下で暮らす。部屋の壁が薄いやら空気が薄いやら文句をこぼしながらそれなりに楽しみつつ日々を過ごす。実験開始から6日目、サークルの一員の雪姫が忽然と姿を消した。
帯に「青春ミステリ」って書いていたけどここまでの展開は予想外だった。すごい切れ味だった。
実になんと言うことでしょうだった。