タグ「 綾辻行人 」の記事

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深泥丘奇談・続 (幽ブックス)

奇妙なテイストの怪談短編集第2弾。2弾といっても特に繋がった話ではないのでどこからでも読めます。
京都っぽいところをモデルにした本格ミステリ作家の「私」が色んな目に遭う。
なかにはこんな夢を見た みたいな感じではじまるのもある。
可視化された(そして手術で除去できる)心の闇笑った。「狂い桜」と「ホはホラー映画のホ」が好きです。
まじ不気味だったのは「コネコメガニ」ぞっとした。

これ読んでるときに掛け軸がどーん落ちてびびった。紐がすっぽ抜けたらしい。

深泥丘奇談 (幽BOOKS)

鬱々としていて登場人物が胡散臭くていい。いい世界観。
「長びく雨」と「サムザムシ」が好き。

装丁が凄くいい仕事をしていた。凝ってる。

アヤツジ・ユキト 1996-2000アヤツジ・ユキト 2001-2006

綾辻行人小説以外の文章10年分。

1996-のほうで、最近はG(黒光りするあんちくしょう)が道外からの転勤者の荷物にくっついて上陸→暖房の元繁殖開始。でも都市伝説説もありとあったのでmixiで北海道愛好者とか道民とかに聞いてみた。

・聞いたことあるけど局地的なものらしい(常時空調管理されてるところとか
・Gの代わりに鼠が凄い。
・カマドウマが怖い道民を見る。
・厨房とかにいるらしい
・友達の家にいたらしいけど小さくて痩せててつやつやしてなかった

2001-のほう、安楽椅子探偵の「犯人の名前だけ当てられても痛くも痒くもない」「エレガントな回答を」ってあれ台詞だったんだ……

後暗黒館の寄稿エッセイでなんでアリプロの人が!どんな関係なんだろうと思ってたら、アリプロの曲にはまる→球体関節人形が自分中で流行る→人形作家の人経由でアリプロの人と対面という流れがあったらしい。

十角館の殺人 新装改訂版 (講談社文庫 あ 52-14)

やっぱり凄いわ……
随分昔に1回読んでて、トリックはおぼろげながら覚えていたけど犯人が誰だったかは忘れてて帯の言葉通り「たった1行で世界が変わった」うおおおおおという感じで。あれは凄い。

インポケットのインタビューで今回の売れ行きがよければ他の館も改訂版が出る予定があるとか。迷路館はちょっと増量されるとか。それはちょっと気になる。

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