最終巻まであと1冊。
今回は学校をでて首都で悪魔祓いのバイトです。パートタイムエクソシストです。
こう書くと別の作品みたいだ。
レクスは随分と丸く人間くさくなったなあと思ったり、料理の腕がひどかった(いい意味で)
あと犬のほうのエルデンにえらいきゅんとした。わたしももふもふしたいです。心行くまでもふりたいです。
猫派ですがもふれる存在は心行くまで触りたい。エルデンは犬だけどルーナエとレクスは猫もしくはネコ科だね。気位が高かったり警戒心が強かったりしてなかなか触れない類の。
あとお父さん! お父さんがラスボスかと思ってたらお父さん! すごい。
ラブコメからより恋愛方面に滑り込んだと思ったら急にがっこんシリアスルートに突っ込んでいった。
そしてわたしユリアンの過去にときめいてしょうがないよはっはっは。とても好物です。というか6章がとても「ずっと俺のターン!」だった。好きな要素ががっつり詰め込まれていた。ときめきすぎる。1
「嫌だ、やだ、そっちに行きたくないんだ!」は銃姫〈4〉のくつしたでどっかん☆で再生され、大聖堂の鐘の音は「タルタロスの滅びの鐘」で、追撃とばかりに志方あきこの?の冒頭2が脳内で流れる。
そして「血の供物は受け取った」は「あかいのありがとう」鼻血ものである。
不老不死的な存在が愛を知って共に過ごし衰えやがて死ぬというのはえらいときめくのです。
古くは100万回生きた猫、新しいどころでは鋼の錬金術師とかマギの魔法使い3とか。
次がラストです。楽しみだ。
愛するひとと一緒に過ごす、ほんのわずかな数十年。いつかは必ず終わると約束された温かさ。
それこそが、しあわせというものなのかもしれない。(P220)