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大輔は祖母の遺品のなかから「夏目漱石」とサインされた全集を発見する。一緒に「ビブリア堂」と書かれた栞も挟まっていた。この本は価値あるものなのかビブリア堂に持ち込むことにした。鎌倉の片隅にひっそりとある古本屋「ビブリア堂」の店主は現在入院中で病院へと案内される。
ここの店主は若くて綺麗な女性だ。本のことに関してはとても熱意にあふれた饒舌な人物なのだがそれ以外のことでは人見知りが激しく初対面の人間と話をするのはひどく苦手だ。
店主篠川栞子は持ち込まれた古書とそれにまつわる謎を解き明かす。
大崎梢の書店周りのミステリ作品とか野村美月の文学少女(ただし登場人物は20歳以上)という感じ。
こういうのは結構好きな感じです。2話が好きだ。