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女子高サバイバル (コバルト文庫)

10年前の須賀しのぶ最新刊。
女子高が急に戦場になってナイフ1本で渡り歩くような話ではありません。
スポ根もの寄り。古きよきコバルト。
バスケに明け暮れた中学生活を過ごした桐子は高校は部活はせずに優雅に暮らそうとしていたがグラウンドホッケー部に所属することに。

ていうか絵師が長谷川潤だよ……うさぎスプリングの人だよ……懐かしい。

「生殖も生活もからまない、ただ恋愛のみが目的の恋愛。どこまでも純粋な恋愛、それはやっぱり男女間の間ではどうしたって不可能なのよ」
……ちょっと待て。
なんか、すごーくイヤな予感がする。まさかこいつ……
「では最も純度の高い至高の愛は、どこに存在すると思う? キリコ? つまりそれは同性の間、それも男同士の間にのみ培われるのよ!」

(P49)

まだまだ10代後半のころ「女子は何故BLに走るのか」という話をしたなあ。
その時友達がちょうど↑なことを言ってました。不可能とは言ってなかったけど、体目的とか誰でもいいとかではない分ぷらとにっくなんかなあとか言ってました。

作中の姉妹(表紙でいうと右側が妹。左側は主人公)、姉はマリみて系の百合っ子・妹はBL大好きっ子でした。すげーな。

流血女神伝喪の女王 8 (8) (コバルト文庫 す 5-63)

色々もってかれたー_| ̄|○
読んでる間8回ぐらいぎゃーーーと叫び3回泣きました。ちゃんと終わったよかった。
あえて何も書くことはあるまい……つか無理だ……(ぷち放心状態)

私が流血女神伝を読み出したときは確かまだ10代でした(゚д゚)おお年月こええええ
はやきさんからリアル手紙(ありとあらゆる連絡手段が揃っているのに手紙も書きまくり出しまくりだった)で薦められ大学の友達に借りて読み(当時まだ砂の覇王全部出てたっけ?レベル)、卒業して友達は実家に帰ったので(県外の子だった)暗き神の鎖から購入開始。おもえばとおくへきたものだ。

思い出深き手紙の内容はバルアン超不可ーーーーと猿の馬鹿ーーーーと
私)嫁ぐなお姉様ーーーと書いたのをはやきさんが「稼ぐなお姉様」と誤読したことか。

僕に捧げる革命論 (コバルト文庫 の 3-36)

あとがきまで読んでしもべに捧げるではなくてぼくに捧げるかなあと思いつつ。
発売前は「発電ってポリ赤の精霊発電所かよ!」という会話をしておりました。

挿絵の魔王率は異常。宮城さんサリタ好きだなー。スーツ魔王スーツ魔王!
さて俺様が命じるぜ命じるぜ!懐かしいなあ!
アラン王子が話の中でちらっとだったけど姿を見せたので嬉しかった。

学園アドベンチャー ダイスは5 (コバルト文庫)

初名古屋オフ(はやきさん引越し前だね!)のときに持っていった本がこの夏のSHライブの時にあっきんぐ経由で帰ってきたので久しぶりに読み。
コバルトのケータイサイトで松井さん何か書いてたみたいだけどそれはどこかに収録されたりしないんだろうか

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タイトルはダイスですがTRPGの話ではありません。2番ちゃんが好きです。
なおこれを読む前にハーツ—ひとつだけうそがあるを読んでいると思わぬリンクにときめくことうけあい。

楽園ヴァイオリン—クラシックノート (コバルト文庫 と 5-4)

コバルト久しぶりに読んだ気がする……
(私の中で流血女神伝はコバルトに在ってコバルトに非ず

歪んだ真珠の乙女だなとか、転落死してるしとか、これはいいバロックだとか「私は彼女との長い交わりの中から多くを学びました」とか「もう自分ではどうする事も出来ない程彼女を愛してしまったのです」とか思いながら読み終わって、あとがきを読んだ。

サブタイトルはクラシックノートとしました。(中略)ちなみに、『クラシック』とさいごまで競ったのが『バロック』でした

(P247)

ごふってなった。バロック!バロック!ちなみに私の言うところのバロックはあとがきのバロックではなくBaroque/SoundHorizon(Elysion楽園幻想物語組曲)の方です。
「がくえん」ってバルトとお揃いだな。後、盟の苗字を見て封殺鬼かよ!て思った。

リリカルミステリーなシリーズは恩田陸の麦の海に沈む果実が好きな人は多分好きそうだと思うんだ。逆もまた然り。つかリリカルというと私の中では天野こずえがまず出てきます。

白い花とか盤上とかの内容忘れてるから今度また再読しよう……




長く続いてきた流血女神伝もあと1冊。
でもこれ本当にあと1冊で終わるのか? 物凄く分厚い本になりそう。
ルトヴィア/ユリ・スカナ/エティカヤが一通りでてきます。

流血女神伝は終わったとしてもちょーみたいに子供たち編がはじまっても不思議ではないなと思いました。ていうか読みたいよ子供たち編。
↓ネタバレ

グラーシカ(*´∀`)お姉さま格好いいよ
惚れたって言えよとか言い出しそうだと思いました。

アフレイムが喋ってるよ! 大きくなったなあ。
スゥランは脳内で鋼の、あのパンダ連れの思い込みの激しい女の子に変換されてます。

「あのね、君そんなに汚いんだから、全身の毛穴という毛穴から何か月分かの汚れを根こそぎ出してもらわないと困るんだよ! いっとくけど、今の君は歩く汚物黴菌だからね!」(P130)
今回の最ヒット@笑い部門
でもこのときにはもうイーダルはあれなんだろう。にくすぎるよ(゚д゚)!!!!

そして好きな台詞を1つ選べといわれたら

「さようなら、女神の娘。また必ずお会いしましょう、カリエさん」
これだ。

次は11月。

図書館戦隊ビブリオン (コバルト文庫)

↑画像がまだ最新刊帯がついてることに吹いた。1998年7月発行ですが(゚д゚)
掃除中に発掘しました。
大体の筋は覚えているのに初めて読んだ時よりかなり笑えた。戦隊モノのお約束を知った駄目な大人になった証拠なのか(この本最初に読んだ時は私はまだ高校生なりたてだったー

思えば私が図書館戦争を手に取ったのはこの本を先に読んでたからなんだよな

話の舞台は普通の高校(でもロボットも普通にいる)の図書館。
この図書館の地下にアレキサンドリア漂流図書館がやってきた。人間が文字を発明してから今に至るまでありとあらゆる本を収めた漂流図書館を狙って悪の組織ネオバグフォードの魔の手が伸びる!戦え!図書館の平和を守れ!

というとてもコバルトっぽい感じが薄い話(面白いけど

「あのね、今から宏彦クンは、このアレキサンドリア漂流図書館を救うために悪の組織ネオ・バグフォードの改造人間、怪奇紙魚男と戦うんだ。だったらビブリオンパワーを借りた方がいい。ネオ・バグフォードを倒せるのは、図書館の秩序を守る正義の戦士・ビブリオンしかいないんだよ。だから、今から君はビブリオンパワーの貸出手続きをするんだ」(P68)

ちなみに戦隊モノだけにOPEDテーマもあります。無論次回予告も完備です。毎回ついてきます。

次回予告
平和な学園の人もまばらな図書館に(略)
次回、図書館戦隊ビブリオン
「逃げ出したノートを追え」
君の知的好奇心に、レファレンスアターック!(P90)

でもピンクは男です(というかロボットですが

明日2巻探してきます。たんけんはっけんぼくの腐海の森

ヘブンリー君に恋してる (コバルト文庫 の 3-35)

魔法で学校!歌と踊り!
厚さの割に登場人物が多くて(皆カタカナ)設定もカタカナで
カタカナフィーバー過ぎて途中でくるくるとしておりました。
ポムグラのアザーマダーアダーにも途中くらっとしていた。

GLASS HEART 熱の城 (コバルト文庫)

↓のほうでうっかりオーラバとか書いたので急にグラハー分が不足した。
オーラバとかイズミは新刊出てもうわ何か出てるって思うだけで
完スルーなんだけどグラハーが出たらうわ何か出てるって多分買う。
また朱音のキャラ変わってそうだけど。第二部の朱音は何か足技のないハチクロのあゆっぽい。
読みながら音楽の鬼モードの領主様はこんな感じかなあと思ってにやにやしてしまった。
千秋@のだめとは系統が違う気がするんだ。

「夾雑物ないんだ」
「ええと、質問です、キョウザツブツって何ですか」
「ゴミ。あ……。ゴミだからクラリネットだった」
「え? ドとレとミの音が出ないから?」
「木管楽器だから燃えるゴミ」
「……。坂本くんコーヒー、カフェインありとなし、どっち?」
「銀の斧のほう」
「ねえ先輩、あたしたちかなり会話壊れてきたよ」

(P41)

これの銀の斧が何のことかようやく分かったんだ。5年も経って。
何回も読んでるのに。コーヒーの種類に銀の斧とかってあるんじゃなくて
あなたが落としたのは金の斧ですか銀の斧ですかの銀の斧か。
あーすっきり゜+.(・∀・)゜+.

オーラバといえばオーラバは友達に借りてリアルタイムで読んでたんですが
「なあ、最近のオーラバ展開が分からんていうか書いてあることが分からんのやけど分かる?
読解力ないんかなあ」
「いける(=大丈夫)あたしも分からん」
という会話をよくしていたなあ。懐かしい。

めざめる夜と三つの夢の迷宮 (コバルト文庫)

短編集でお互いが若干リンクしてる話。

トリシテトリシテ!
伝声官の話がとても好きです。文字がなくて何から何まで朗々と人が語る国の話。
この話だけで1冊読みたい。
最高位である一位伝声官は4人しかおらず
普通「昔の話を忘れてしまう」と人と交流することを避け
部屋で一日過ごすのだがシラという伝声官は町をうろつきよく喋り
周りのものは「シラに何かあったらどうしよう」と戦々恐々とするのだ。
1人の一位伝声官が死ねばごっそり歴史や記録しておくべきことが消えるからだ。
そこに現れたのは友達に預けられた1人の女奴隷。
彼女はトリシテ(国の名前)が滅ぼしたソ族の生き残り。
トリシテに呪いをかける代償にすべての民がお互いを殺しあったソ族の生き残り。

ちょうど5年前の本だ。2002年6月発行。これ以降本は出ていない。
松井千尋はハーツが最強だ。今でも多分泣ける。
いくらでも待つからまたどこかで何か出してほしい。

読了:6/11

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