施設育ち、勤め先の工場は突然閉鎖され古いながらも自分の居場所だったアパートは全焼した。
大家の口添えがあって若葉は「薔薇屋敷」と呼ばれる近所の卯の花一家に身を寄せることになった。
表紙と1話から受ける感覚とはまるで違った方向に進むので家族になろうよ系ホームコメディを期待して読むのはやめたほうがいい系。良くも悪くも表紙詐欺では……。
表紙の4人のバックグラウンドの物語に終始します。「ラノベの1巻1」っていう感じです。かなりファンタジーです。
貧乏描写が堂に入っていてすごかった。
あと戸籍上は兄妹になっても今回みたいなまったく血のつながりのないケースは結婚はできるんじゃないのかと……
左のふたり、朱璃と凪の出会いの話は人外BLのような匂いがしたので普段はBL畑の人2なのかもしれないと思いました。