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とらドラ・スピンオフ〈3!〉—俺の弁当を見てくれ (電撃文庫)

あちらこちらで発表した短編の総集編。
完結してもう1年。もう「完結しました作品箱」に入ってしまっているのと舞台設定がものによっては1?5巻程度だったりするので、ニセとら以外は初読なのに再読したかのような懐かしい感じがした。

「バッドエンド大全」の北村・実乃梨の未来がとてもいやな感じでした。
「高校のときはどんなに万能感溢れてても現実ってこんなもの」感がすごい。あと竜児が歌ってた中国の古代から今に至る国名シリーズのうたがなつかしい。

210ページ付近の「ちょろぎを知らないなんて!」のあの台詞と挿絵はいい仕事をしている。
なんというイリヤの空。タイトルとあとがきをよんでにやにやした。
しかし本当にちょろぎは馴染みがない。ぐぐって現物も見たけど本当にこちらでは見ない。

とらドラ〈10!〉 (電撃文庫)

「嘘だと言ってよ」の後は「ジョー」と続ける程度のラブシャッフル脳です。
竜児が母はこの家に帰らないといけない言ってるところと、やっちゃんかつての自宅に帰るのシーンがたまらんかったです。ああいうシーンはとても弱いのです。あと独身が久しぶりにフルネームで出た。ゆりちゃんは凄い。
竜児が描いていた幸せ未来予想図がいつかちゃんと実現していればいい。

「取り消しなんかできないから。私は返品できないから。離さないから。手遅れだから」

(P57)

「……竜ちゃんが生まれてきてくれなかったらやっちゃんはなんにもないよ! 竜ちゃんはやっちゃんの幸せの、人生の全部だよ! だから……怖かったんだよ————!」

(P175)

とらドラ・スピンオフ〈2!〉虎、肥ゆる秋 (電撃文庫)

独身のターン過ぎた!
逢坂君(仮)がどう見ても私の友達ですありがとうございました。

恐らく、真面目すぎるがゆえに、己に向けられた風向きに過剰にナーバスで、人間関係の距離が読めないタイプ。

(P309)

この辺とか死ぬほど適切じゃないか。
問題なのは逢坂君(仮)は高校生だけども、友達は独身(30)が視界にちらちらしてきたのにハートはいまだ思春期な点なんですが。端から見てもあの生き難そうな感じは半端ねー。
この短編色々刺さりました。生きていくのは大変だ。

虎、肥ゆる秋と秋が来たから畑に行こうは9巻の内容を思い出すともれなく切なくなるなー。
生き恥ドレスとか客観的小デブ宣言とか吹いた。

とらドラ 8 (8) (電撃文庫 た 20-11)

どんどん泥沼になっていくとらドラ修学旅行編。
竜児はそろそろどっちにするか決めたほうがいいと思います。
北村とかが竜児を心配して話してくれよとか言ってたシーンで何故かうっかり泣きそうになるorz
なんか心情的には竜児に感情移入してる感じだ。

大河のおかんが出てくるようだけどさてどんな人物なのか。
次は確か9月とか10月とかに発売だったと思うのでそれをwktkしながら待ちたいところ。

とらドラ 7 (7) (電撃文庫 た 20-10)

「まだぎりぎり桜が咲いてる時期にクリスマスの話かー季節を先取り過ぎだなー」と思っていたことが私にもありました

とらドラ〈3!〉 (電撃文庫)

もちりさんがとらドラ読み始めたとかいってたので影響された。
1巻は割と読んでるのでとりあえず3巻。大河かわいいよ大河。

とらドラ! 6 (6) (電撃文庫 た 20-9)

もえつきた……

とらドラ! 5 (5) (電撃文庫 た 20-8)

実に素晴らしい青春ものでラブコメだ!

↓非ネタバレとネタバレを分けるのが面倒なので全部白文字で。

亜美は相馬ポジションに収まりつつあるなあ。2巻読了時は死ぬほど嫌いだったのに4巻ぐらいからはでもそういうやつ嫌いじゃないぜと復権。
つかやっぱり亜美は職業モデルだけあって化粧品いいものつかってるなー。

みのり→竜児とか北村→大河とか竜児→大河とか色々とフラグが見え隠れしてる気がします……

さすがは春田。
今回はメインだけではなくクラストメイトズにもスポットライトが当たってたのがよかった。文化祭の出し物決めのところよかったわー(みのりんとか!

びびびびびびびび

大河と大河父・みのりんと竜児の一連のアレは扱い次第によってはひたすらどす黒い話にもなっただろうにミスコン?ラストの展開は素晴らしい。

インコちゃんはあれだけしか出てないのに何であんなにインパクトあるんだろう
私もx年後にはゆりちゃん化か……

とらドラ!1とらドラ〈2!〉 (電撃文庫)とらドラ〈3!〉 (電撃文庫)とらドラ! 4 (4) (電撃文庫 た 20-6)とらドラ・スピンオフ!—幸福の桜色トルネード (電撃文庫 た 20-7)

とらドラ既刊1?4+番外編のスピンオフをうっかり一気買い&一気読み。
⊂´⌒つ。Д。)つ大河可愛いよ大河!
やってることは古典的にベタ、超王道。だがそれがいい∩゚∀゚)

見た目は凶悪ヤンキー、中身は主夫:高須竜児(男)
見た目は可憐。凶悪にして凶暴。通称手乗りタイガー:逢坂大河(女)

大変最悪な出会い方をし、好きな人はお互いの親友で
協力しようぜ(実際には強制的に)という流れであったのですが。
⊂´⌒つ。Д。)つ<大変おいしくいただいた。これはひどいラブ米ですね。

間に散りばめられた小ネタが素晴らしい。
夜遅くであるにもかかわらず偽乳特戦隊の腹筋破壊度は異常。

亜美は3巻も後半になってようやく許容できる範囲に。
2巻はとにかく嫌いで嫌いで。私今物凄く作者の思惑にはまってるーーー!?と思いながらも
イイイイイイーーー!!ってなってた。
いや天然を自称する女にロクなやつはおらんわ(゚д゚)
というか天然というものは他者にいわれ初めて付与される属性であり
自分で言えばそれは最早人工もの。天然を装った粗悪品。属性詐称(゚д゚)

以上、本編は若干殺伐とした風のラブコメであるに対し
番外編のスピンオフはガチでラブコメ。非常に甘い。
普通のことをしているはずがえろい。吹いた。さくらは無自覚というよりは天然エロ

1>>>3>4>スピンオフ>2
順番をつけるならこんなものだろうか。

読了 1:5.16 2&3:5.17 4:5.18 スピンオフ:5.19
竹宮ゆゆこ 電撃文庫

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