タグ「 いしいしんじ 」の記事

4件の投稿

東京夜話 (新潮文庫)

ぶらんこ乗りよりこっちが好きかも、と思ういしいしんじデビュー作。短編集。
「正直袋の神経衰弱」「クロマグロとシロザケ」「お面法廷」「クラブ化する日本」「クリスマス追跡」が好きだ。
正直袋?は一行目から吹いた。ヘタレ池袋(擬人化)がツボにはまった。池袋(擬人化)の田舎はどこでしょうか。
クロマグロとシロザケはマグロとサケの恋の話です。想像したらとてもシュールなんだけど、台詞だけ見てれば純愛だ……

解説(だと思われる)のところで、えいしいさんてそんな人なんだ!?て思った。びっくり。

三崎日和—いしいしんじのごはん日記2 (新潮文庫 い 76-7)

いしいしんじごはんにっき2巻。
園子さんVSアップル(アップルの動じなささは異常

体育館にパイプ椅子をならべ、両側のスタンド席からも見られるようにしてあるのですが、かえってこういう形のほうが、ヨーロッパの音楽ホールにちかいのだそうです。まず合唱隊はすわり、「セビリアの理髪師序曲」などを聞く。

(P199)

ブラギの幻聴が聞こえた。はいはい(・ω・)ブラギブラギ
ROプレイヤーなら一度は聞いたことがあるアレです。色んな思い出が駆け巡りました。

いしいしんじのごはん日記 (新潮文庫)

日記本。2001.9.12から2002.12.31まで。
いしいしんじのごはんと創作と生活についてのあれこれ。

ぼくはサイン本に、一冊ずつちがうイラストをいれており、お客さんが店頭で好きな絵をえらんだりしていたのですが、青山ブックセンターでは、「クーツェ」以降、本にビニールカバーをかけることになりました。いわゆるビニ本ですな。これはいじわるのためでなく、本をきれいに保つためです。(P168)

間違ってないけどおかしいと思った。

日々ごはんのいしいしんじバージョンという感じ。えりんぎのひととかいかがですか(゚д゚)

ぶらんこ乗り (新潮文庫)

2年ぐらいほったらかしだったらしい(帯が2005年の夏100
確か梨木香歩が好きな人はオススメ!っていう文をどこかのRO日記で見て買った覚えが。

高校生の「私」は学校から帰ってくると祖母から古いノートを渡される。
恐ろしく古くカビの匂いがすごいそれは当時年齢一桁の弟が書いた物語でびっしりと埋まっているノートだ。小学生だった私と弟と犬との数年の物語。

弟の書いた物語が多く登場する。年齢一桁だけにほぼひらがな(ここが1度は挫折した原因だ
涙腺がゆるい方は注意された方がいいかもしれない。

↓ネタバレ
弟が死ぬんだと思ってた。両親か……
死ぬのでなければ子どものうちに神隠しみたいにふと消えて生死不明になるとか(これはかなり近いけど。

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