桜庭さんのインタビューが載っているというのでにょろりとぺらぺらしてきた。
・GOSICKとか推定少女の話もちらりと出てきたのでびっくりした(新装版が出るとかそういう方向ではないです
・ペンネームの桜は母の旧姓の一部、山田桜丸の山田は祖母方
・ファミリーポートレイトを書いたら「結婚できそう」と思った。
・赤朽葉スピンオフの製鉄天使は毛鞠そのものが出るのではないらしい(名前が違う)青春小説。
・製鉄天使は夏ぐらいに出るらしい
・籍を入れたことを公表した読書日記が公開された時、東京創元社のサーバーにはたくさんのアクセスがあったらしい。
・情熱大陸の「ラストをかえた推定少女」のくだりはタクシーの中ですごくたくさん話したことを編集して、話の意味合いが変わってしまったので編集さんに迷惑をかけたのではないかということ。
・赤×ピンクは出版前小説すばるに持っていってはどうかと言われたこと
タグ「 桜庭一樹 」の記事
59件の投稿
mixiクラフトエヴィング商會コミュで、「それからはスープのことばかり考えて暮らしたの舞台はどこだと思いますか?」みたいなトピックができてたので、読書日記で三軒茶屋っぽいって書いてたなあとか思いながら本棚へふらふらと行き、青いほうの表紙を手に取る(↑が載ってるのはピンクの表紙のほうである
一読永劫のときにみた苺の指輪と再会したり(写真が載ってた。8000円するらしい)
本日も、年取ったギタリストと若いモデル、みたいなカップルがいた。眠いよ。世界人類が不幸でありますように。あっ、朝っぱらから、凄い美オカマがフラフラと瀕死で通り過ぎた。世界はこんなに美しい……。
(P38)
が妙にツボにはまったりする。
ファミリーポートレイトの
3箇所目の会場で。本にていねいに相手の名前を書いているとき、ぐずっ……と鼻を啜るような音がかすかに聞こえた。となりで編集者が息を飲んだ。どうしたのだろうと思ってゆっくり顔を上げると、男の子がひとり、ぽとぽとと涙を落としていた。
(P511)
この部分がはじめて読んだ気がしないんだけどどこだったっけ……頭の端に引っかかってた部分の元がわかる。
桜庭 泣いてる人もいました。横にいた文春のS藤さんがはっと息を呑んだので、なんだろうと思ったらぐすっと鼻をすする音がして、顔を上げたら女の子が黙って泣いてました……。
(P250)
どっかで見たことがあると思ってたのは多分これ。巻末の座談会の部分にあるやつ。
後広告ページの「薔薇の名前」がごく最近聞いた覚えがある、でも本屋とか図書館とかでは100パーないけどどこだろうと思ったら寝るちょっと前にみたtwitterのTLでだった。
過去日記遡ったら「3ヶ月ぐらいしたらまた再読してそうな気がする」って書いてて笑った(読みどおりだよ!
ベストセラー作家が選ぶ名作の風景を見てました。桜庭さん出てるところだけ。
(今日はぐるナイ→一読永劫→ヘキサゴン→ぐるナイ→ヘキサゴンとぐるぐる回していたのだ
時間的に大体30分ぐらい。最初に赤朽葉・私の男・ファミリーポートレイトの紹介があって、サインをしている所が映り(notサイン会)自宅玄関の本棚が映り、アイルランドへ。

これがお供というか、ジョイスの足取りを辿る、みたいな。
・自分(桜庭さん)が読んでて好きな作家がアイルランド系の作家が多かった
・ジョイスは自分で歩いていけるぐらいの範囲の世界観で小説を書いた(凄くうろ覚えだわ
・もしダブリンという街が消滅してもジョイスの小説があったらそっくり復興できる
・箱庭とか箱庭の結界とか箱庭から出て行くとか
書店員さんの桜庭作品の書評いわく「箱庭的世界を舞台にすることで作家の妖術がかかる」
・今ジョイス博物館元ジョイス滞在していたところの2Fの原稿書いてたところ入った時の桜庭さんがなんかすごくきらきらしていた。
・トリニティカレッジのオールドライブラリ雰囲気よかったなー。ときめいた。マルグリット学園の図書館はこんな感じかなーとかおもった。
はさみのヘアピンはなかった。イチゴの指輪が可愛かったです。
桜庭一樹が出るらしいと聞いてテレビ番組な雑誌見てきたのですが1/2 19:00?21:00!
桜庭さんだけで2時間というわけではないですが、裏番組はぐるナイとヘキサゴンとか見えたような。
ぐるナイはクビ決定戦ダヨーちょーミタイヨー。
しかし年末年始は微妙に豪華だ……
ABCテレビと関西テレビが連日相棒6(再放送)とHERO(再放送)を同時間にぶつけてきよる……
これは凄く好きだー。
桜庭作品のあれこれの匂いがする(読書日記込みで)。冒頭は推定少女(逃げようぜ巣篭カナ!)と私の男(淳悟と花)ぽいなあと思った。帯とか宣伝とか本文とかあっちこっちにある
あなたとは、この世の果てまで一緒よ。呪いのように。親子、だもの。
これはマコのセリフだと思ったらコマコだったんだなあ。
「犬の心」で語る駒子はシェーラザードみたいだ。(だからボクシング・マイ・ブラザーの ラストで首を狩られたーとおもった。
原初の記憶とボクシング・ユア・ドーターと文字に眠ると愛の、発見?が特にとても好きー。
第1部のコマコと各所での本の出会い、第2部の駒子と小説(特に語るところ)が好きで自分の読書体験を思い返す。
長い物語でとても読み甲斐がありました。ごちそうさまでした。
「自分がものを表現するのは、世間から賞賛されたいわけでも、なにが欲しいわけでもなくて、たったひとりで孤独に震えてる、誰かの、夜にやさしく滑り込みたいからだ、と言っていたやつがいた。ぼくはそれ、わかんないけど、わかるなぁと思ってね。だからいま、君が、ぼくのつくった本を無心に読んでる横顔を見てちょっとだけ幸せな気持ちになれたよ。それを書いた作家はとっくに野垂れ死んでるけど、ま、死にがいもあったってもんだ」
(P286)
Q61 これまでの全作品で、特に愛着のあるキャラクターはいますか?
●海野藻屑=腐野花 同じ人なので。
っていってるのがずっと謎で(???ってなってた)小説新潮の豊島ミホのエッセイを見てしょんぼりした後、その隣にあった小説現代をぺらぺらしてみた。
桜庭さんのロングインタビューが載ってたので読んでみる。ちょうど↑の疑問に答えてくれる文があったのでそこだけ5回ぐらい読んだ。砂糖菓子でお父さんに殺されずに藻屑が育ってたらどうなるかっていうのを書いてみたのが「私の男」の花らしいです。で、「私の男」の後の花の話がファミリーポートレイトだとかなんとか。同じ人がこういう世界で育っていたらどうなるかーっていう話だと思うんだけどもおおおうっておもった。ちょっとあのインタビューは来月になったら図書館へいってコピーしてくる……
今朝のブックレビューちゃんと見れた。他の2人の話はなんかキリっとしてる感じだったんだけど桜庭さんのは面白かった。川上弘美さんとの対談の話を今日2回見てしまったので(テレビで1回、↑のエッセイで1回)原文を当たらねば……と思う次第。
そろそろ読まねば!(がばー)みたいな感じで再読。
なんていうか何回も読んでるのに毎回なんかどっかで新しい発見みたいな今まさに考えてる引っかかるところが。
桜庭「海老ぃ……? いや、わたしもよくわかんない。ま、それはともかくその女の子は普段、人のこと悪く言ったり怒ったりしない、温和ないい子なのよ。なんで彼にだけそんなひどいこと言うのかなぁとあきれてたら、それはじつは愛情の裏返しで……」
(P152)
ちなみに今回はここでした。今動かしてるPBWの子がなんか急速にとらドラの大河っぽいツンデレ化しつつあったので……(お前新たな引き出しを開発しようとするな!みたいな。今回の子が今までで一番読めない。
……分かる人が極小な内容ですみません。
あと注釈で「推定少女が砂糖菓子?と対を成す作品といわれている?」とかなんとかあった。
小説すばるでやってた(らしい)インタビューが一冊になりました。
10人分あるけど、桜庭一樹・三浦しをん・島本理生を読んだら満足したのでここでやめる。
ちなみにインタビューを受けている人は、綿矢りさ・柴崎友香・島本理生・桜庭一樹・鹿真田真希・三浦しをん・雨宮処凛・本谷有希子・青山七恵・金原ひとみ(掲載順)
島本さんが超ユヤタン似でびっくりした(顔を見たのは多分これが初めて
夫婦だからってそんなに早く似てこないよなあ、ていうことは元々顔の系統が似ているのかしら、とか思ったり(特に最初のページの真正面からの写真が似ていると思うのです。
「桜庭一樹とライトノベル」の話は多分初めてみた(どこで見ても子供向けの小説とかかれてたので)あと続桜庭一樹読書日記に載ってる「写真映りのいい」やつはこれに載ってます)
私には写真映りがいいのかどうか判断つかない(いつも違う顔してるから
——ノベライゼーションだけでなく、ライトノベルは一般小説に比べ規制が多いジャンルですよね。これは必ず入れるとか、これは書いてはいけないというような約束事があるのでしょうか
桜庭 最初その世界に入った時は、何でもありなアングラ空間のような気がしていて(笑)、一般文芸ではあり得ないようなことをやってもいいようなイメージがありました。でも批評がほとんど存在しない場所で、客観的評価ではなく売り上げやアンケート結果がすべてという点において、売れれば正しいし、売れないものは間違っているという、少年マンガ雑誌のような厳しい世界でもありました。
そのいっぽうで、本屋の片隅に置かれていたので、まったく新しいとんでもないものがぽろっと出てきても気にしないところがあったんです。自由と不自由の両面がありましたね。
(略)
回転が速いので作家がどんどん消えていくんです。ヒット作が出ると、マンガと一緒でコンスタントにシリーズを書き続けることになります。だから年に少なくとも四、五冊は出さないといけない。商業的な速度の中で力を使い潰してしまうのではないかと悩みました。(P85~P86)
「ラノベはフリーダム」という感じの表現をよく目にしたり聞いたりしてたので「規制の多いジャンル」と見てなんか新鮮なものをおぼえたー。
また自分が読んできた本の世界を現代の日本に甦らせるような書き方をしてきましたが、これからはより世界文学の影響下にある作品を書いていくかもしれません。
(P102)
2段構成24ページあるのでとても読み甲斐があった(*゚∀゚)=3
三浦しをんの月魚のはなしがおもしろかったな。
三浦 『月魚』はBLにしてもよかったんですけど。何をもってBLなのかというのは非常に難しい問題で、ここでは語りきれません。ただ男2人の親密な関係を描けばそれはBL、というふうに考えるのは間違っています。BLって書くのがすごくむずかしいんです。BLとして書ききれなかった作品という言い方が正しいのかもしれません。
(P137)
三浦作品は「男子系小説」と「女子系小説」の2つに分かれるっていってたけどそういえばそうだなあと読みながらおもった。
![小説すばる 2009年 05月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51rHVAIp8yL._SL160_.jpg)








