期待値かなりあがってたけどその5倍ぐらい面白かった。最初から最後まであんこがぱんぱんにつまったたい焼きだわ。
名探偵コナンのテーマが（イントロはともかくとして）サックスオンリーな感じのシンプルな感じになっていた。ここ数年では結構久しぶりなんでは。
防犯カメラ改ざんのあたりはなんかこれ文ストで見たな……と思いながらずっと見ていた。
ラムの顔もはっきり出ていた（髭なし帽子なしの顔初めて見たな）
哀ちゃんがピンガとウォッカに拉致されるシーンは漆黒のチェイサーのオマージュみたいだなと思ったけど、現実だったな……。あのあとのらんねーちゃんだいぶ人外やってた。さいつよ蘭ねーちゃん。あの高さから躊躇いなく飛び降りて車へこんでた。
ピンガとの第2戦で吹っ飛ばされた蘭ねーちゃんを助けた黒田管理官と、蘭ねーちゃんを横抱きにできるほどの体格がないコナン＝新一可愛すぎかと思った。
今回はコナンと哀がすごいぞと聞いていたけど、赤井と安室のターンもあったし（しかもライ・バーボンと呼びかけるシーンが！）キールの出番も多かった。ウォッカはジンがいないところでも黒の組織の一員として職務に忠実だったけど、あとはキールもバーボンもベルモットもコナン寄りの人間でかわいそう。
そんな感じで今回の映画は見どころしかないんだよな。
ネタバレ回避しつつ見たんだけど、「いつもは犯人役ゲスト声優が芸能人だから犯人が浮いてるけど、今回はその辺を豪華声優で埋めたからわからなくなってた」っていうのは見てたからふーんと思ったけど、序盤も序盤で？？？ってなった不可思議な点がぽんぽんと出て、コーヒーカップのふちをぬぐってたあたりで疑惑が確信になった1。コナンの推理もそのままだったしな。
でも何より驚いたのは爆速のスタッフロールで確認したピンガ/グレース 村瀬歩 だよ。
あのいかにもな女声、男性声優が出してたんか。
爆速スタッフロールの中にはローランにはおなじみ高桑英世さんやハセガワダイスケさんの名前もクレジットされていて驚いた。文字を読むのに必死でスピッツの歌を聴いている場合ではなかった。
老若認証があのレベルで身バレしかけたのは初めてだったなあ。あれが生きてしまうとラムがボスを探せる、あとシャロン＝ベルモットが困る。全世界各地を転々として志保の姿をしていたのはブローチの恩、というか結果的に助けただけでベルモットの気まぐれなんではと思った。
ちなみに今これを書きながら漆黒のチェイサーを見てるんですけど、漆黒のチェイサーもまた「指紋でお前が工藤新一だとわかった。ジンにはまだ言ってない。お前をあの方の前に連れて行く。ジンはこれで失脚だ」って言ってて、ジンは敵の多い男だなと思った。
- これは古畑任三郎「ラストダンス」でも使われた犯人バレの手法でしたね [↩]
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