珍しくタイトルに注意書きをつけたんですけど、公式サイトと事前番組(密着刀剣乱舞)と舞台挨拶の映像ぐらいしか見てなかったんです。近年まれにみる「ネタバレを踏まず見られてよかった映画」だったと思うのでこのエントリもそんな感じに扱っていきます。

思ってたんと違う、と思ったのは「仮の主」と「刀剣男士」という組み合わせが複数あったので、群像劇みたいな感じなのかなと思ったらメインは琴音と三日月宗近、伊吹だった。
かといってほかの主絶対面白いよね。それぞれスピンオフが作れるぐらいキャラがはっきりしてる。ノベライズでも30分ドラマでも配信オンリーでもあれ絶対面白いよ。
映画公開前は「ギャル審神者とへし切長谷部」は大人気だったけど、「このためにやとわれてる普段は窓際で日向ぼっこしている公務員」各務と「特務調査担当の政府の刀」山姥切長義、絶対美味しい。
なんか全体的に「行間が多い」のと「尺が足りてねえぞ!」っていうのと「ここもうちょっと説明してくれ!」っていうのがあったので、スピンオフほしいよね。もう1回みたら理解深まるんかな。
あと膝はほぼすべてのセリフで「兄者」って言ってた気がする。


各務役の飛永翼1さんは勝手なイメージで裏で誰かの悪口言ってたらいいなと思ったしそういう裏表はなくて、後輩が先輩に演技を見せて相談していて、和田さんがここはもっと本気に斬りに行かないといけないよって言っててかっこいいなと密着番組で言ってて面白かったな。

よくわからなかったのは桜のようにはかなく散っていった山姥切国広が伊吹に従っていた理由だよ。
思いを奪われていたにしてはちゃんと自我あってこの二人の間には何があったんだろうっていう語られないシーンが多いよな。病院のシーンとか抹茶ラテのシーンとか長いのに。
思いを奪われて意識を消失しているあの描写についてはめっちゃペルソナ3だった。特に渋谷で大人数が経ったまま停止しているあたりはものすごく影時間だった。

三日月まんば長義の3すくみのシーン、想定よりずっと序盤でびっくりした。
今回アクションがすごく多くて刀ステの殺陣が好きなわたしはとても満足だった。刀ステの刀剣男士は刀が人の身を得たっていう感じだけど、映画刀剣乱舞の刀剣男士は割と人の身を得た刀っていう感じで、わかりにくいけど、物質なんだよね。

高速バスで時間遡行軍が襲ってきてへしとみつるが座席にぶつかるシーンはここ4DXだったら衝撃がすごそうだなと思った。

三日月宗近がとあるモーションをする(2回)、ハアイっていいながら、そのシーンが俺(荒牧)は好きのシーンことウィンクはなんか魔法少女みたいだったな。

福岡-東京間を高速バスで移動する2人がいる一方で京都から羽田へ飛ぶ膝髭は不思議だった。京都からわざわざ伊丹空港へ? っていうのとみつるはへっしーがあのへし切長谷部だって気づいてたんかな。

小烏丸のワイヤーアクション、使われてるのほんの一瞬だったのに撮影するって大変だなと思った(撮影自体は一発OK)

いろんな本丸の刀が集結する例のシーンは5億点だった。染鶴と健鶴両方いるの熱かったし、石切丸いる!!! ってなった。加州くんの主ってもしかしてあの中年男性なんかな。おいしすぎる。鶯丸が出て大包平が出てきたところで、前ちゃん元気にしてるかなあと思わず遠い目になった。むっちゃんと肥前はとてもよかった。
最初に脱落した山姥切長義が各本丸から救援を送り込んで、自分は一番最後に登場するの「お前たちの死が来たぞ」っていう感じでよかった。

とりあえず今日のところはこんなもんで。

  1. 今書きながら思ったけど声優みたいな名前してるなと思った []