G20 ROCK SHOWの後は雑誌『コバルト』と少女小説の世界展に行こうとずっと思ってたんですよ。
ところが、11月3日にねじの市というイベントがあることに気が付きまして。
いよいよ来週! まだ始まったばかりのイベント。一人でも多くの方にお越しいただきたいです! pic.twitter.com/dJhK1lwlM1
? ねじの市 (@Nezinoichi) November 2, 2025
去年6月にオケコン前に行ったミステリーカーニバルが今度は整理券なしで代官山開催であることを知りまして。
【11/8(土)&11/9(日)開催】代官山 蔦屋書店で「#ミステリカーニバル vol.4」が来週末開催! 2日目の大サイン会にご参加いただく、14名の作家の方がこちらです。大サイン会は予約なしで参加可能です。ぜひお気軽に足をお運びください。読んだことのない作家の方のサイン本を買うのも大歓迎です。 pic.twitter.com/dvrs8p7k1r
? ミステリカーニバル (@mystery_cnv) November 2, 2025
おっおやああ
? まろん (@maronu) November 3, 2025
そらそうなる。そらこの2つをハシゴすることを決める(ねじの市はギリギリになってユヤタンこと佐藤友哉氏が参戦した。)
そして都内の交通がよくわかっている友達に秋葉原-代官山の最適解を聞いた。なんせわたしは一時ハマスタに行くためにJR横浜駅から市営地下鉄横浜駅へ移動し関内駅下車した人間である(ハマスタへの交通をよくご存じの方は馬鹿だろうと思うと思う。乗り換えアプリのお告げの通りに乗る人間は、根岸線で行く関内駅からハマスタがあんな目と鼻の先なんて知らないし多分出口を間違えて相当歩いたのだ)
聞いた先の友達も「このイベント行きたいから一緒に行ってもいいか。案内は任せろ」と言われたのでありがたくお願いする。
ねじの市
土曜日は桜木町のちょっと向こうで泊まっていたので、桜木町乗り換えで秋葉原に向かった。ユヤタンのコピー本が欲しいが、クリアファイルを忘れてたので、クリアファイルが欲しいので百均に行きたい、文房具屋でも可と伝えるとヨドバシの上にダイソーがあるよと言われてまずヨドバシに向かう。10時ぐらいについていて、まだ時間があったのでヨドバシでカメラを見る。
この前コンデジは買ったがそれはそれとして1眼レフはあこがれだ。写真を見比べるとやっぱり違うのである。中には60万とか70万とかするレンズが普通に置かれていて、「こわい」「近寄りたくない」「触りたくない」と話していた。
いつか一眼レフを買う日がやってきたら都会の大型家電量販店で買おうと思った。触って買えるのは強み。
わたしたちの後ろに店員さんが声を掛けようとして控えていたとき、向かいの欧米系外国人の方が「すみません、チェキのフィルムはどこにありますか?」と流暢な日本語で話しかけていた。今思えばこれ伏線だったやないかと思った。
ねじの市は小さな雑居ビルの一室で行われた。フロアではなく一室である。机を何台か置いて、机の外側に5人も入ったら誰かどこに並んでいるのかちょっとわからなくなるような部屋だ。わたしは最初の5人に入っていて、最初は3人で説明(ビルの規定上共用スペースでのたむろ厳禁、おしゃべりも控えめに)で聞き、時間になってから会場フロアへあがり、1番の人がエレベーターの上がるボタンを押してくれていたので、「ありがとうございます」と降りて、「お先にどうぞ」と1番の人がふたたび最前列へ。1番の人が恐る恐るノックをして「失礼しまーす」って開けてみたら中で記念撮影していたそうだった。
#ねじの市 設営完了! よろしくお願いします! pic.twitter.com/ciaamgPc2S
? 辻村七子 「宝石商リチャード氏の謎鑑定」「博士とマリア」「京橋骨董かげろう堂」 (@tjmr75) November 9, 2025
記念撮影の現場写真。全員が壁サークルで全員が現役のプロ作家(お部屋のドアが開放厳禁で、開けたら閉めるルール)
紅玉さんのところで募金して、ユヤタンのコピー本買ってチェキを撮って、青木祐子さんの新刊を買った。
青木さんのところは辻村七子さんが売り子をされていたので、「経費で落ちませんの新刊読みました。面白かったです」と「リチャード完結おめでとうございます」をお伝え出来たのでよかった。おふたりとも作家というよりは対人の仕事経験があるのかと思うほどしゃきしゃきしていた。ユヤタンは朗らかだった。動いてるユヤタン見るのはじめてだ……と感慨深かった。拙者メフィスト賞読者なので。
ユヤタン列に並んだのはわたしが2番目で、最初の人は誰かの代理でコピー本を買い、ユヤタンのチェキを買いに来ていたようだった。最初の人の時は「あっ電池がない?」って言ってた(ありました。チェキはフィルムが足りなくなったら買いにいこうと1個出してた)
先の人はユヤタンピンだったので、自分でユヤタンを撮影していて、わたしはユヤタンとツーショットで撮ってもらうため、なんと撮影者は海猫沢めろんさんが撮ってくださった。いい思い出になった。
チェキが売り切れたのでフィルムさがしてます、少々お待ちください
? 佐藤友哉 (@yuyatan_sato) November 9, 2025
この時はもうねじの市を出ていて、ヨドバシにチェキのフイルム売り切れてたのかなあと思った。(外国人男女二人組が買いに来られていたので。)
フィルム、きたよ https://t.co/TClbn38KRG
? 紅玉いづき@R69/70【少女文学館】11/23文フリ (@benitamaiduki) November 9, 2025
このあとユヤタンのコピー本も増刷されていた
ミステリーカーニバル
12時頃に代官山蔦屋についた。10分前に列形成ということで、まだひとつまえのサイン会が終わってないようだった。
時間つぶしに店内をうろうろする。この辺Twitterで見た本がいっぱいあるとか、この本面白かったとか、これ梅津くんがタクシーで忘れてきた本だとかそういう話をする。
友達と行く本屋というのはとても楽しい。そして10分ぐらい前になったので店の外に出てみようかというとおやぁ……なんか列ができている。まだ列形成する時間ではないぞ……。
マチアソビあるある、主催者主導ではないふわっとした列形成がされて、散らさなかったのかな。今回は去年6月と違って、整理券事前ネット配布制ではなく並べさえすればサインをもらえる仕様だった。出版社の方にそれをさせるのは酷ではないかとは思う一方で星海社はマチアソビヘビー出展者で前回と変わりなければ、そういう「並ぶところがなければ人がふわっと集まり続け、解散させなければ列形成は自然となされる」というのもご存じの方がいらっしゃるはずで。まあ雨でなければもうちょっと状況は違ったかも。
本を読みながら小一時間待った。1冊読み終わった。斜線堂有紀さんのサインはいただけたのでよかった。創元推理文庫の死体埋め部はまだ買ってなかったのでちょうどよかった。
雨は降ったりやんだりだった。
文喫東京
中目黒でごはんを食べて空港に移動するちょっとの時間で高輪ゲートウェイの文喫東京に行った。テレビでは「入場料有料の本屋」として紹介されていた店だったが、無課金エリアもあった。駅から少し離れている(JRなんば駅からジュンク堂ぐらいの距離だ)ビルの上層階にも関わらず人がわんさかいた。友達と行く本屋は楽しい。


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