これは何らかの現場で西武ドーム（メットライフドーム）へ行くことになった人への参考エントリです。

事前情報

・夏暑く冬寒い地獄
・ドームとは冠しているが現実的には半野外
・水分補給としてポカリなどは事前に買いこんでいくこと。現地では手に入らないものと思え

行った日

5月末、天候曇り

特異条件

色々あって入場手続きが開演に間に合わず最初3曲を逃した。
なので「本当はこうなんだよこの会場」というのを多く見逃していると思う。

場所

池袋からレッドアロー号（臨時特急）に乗って行った。全席指定席で乗り換えなしで座って行けるのが大きなメリットだったと思う。所要時間は1時間弱。
yahoo乗換で調べると西武球場前で降りて20分弱歩けと言われるけど現地で見れば直行できるのなら徒歩3分程度。
「辺境だよ」とは言われていたけど元々わたしが地方在住のため「辺境」の認識が異なっており「都会在住の人からすれば辺境なのだろう」という感じ。「関東の田舎」という感じは覚えた。

周辺は時間をつぶすところもないので体力を温存したい場合は所沢ぐらいまで戻ればいいらしい。

虫よけスプレーを必要案件としてあげる人もいたが元々の住環境的に個人的には不要だと感じた。
蚊にかまれたりしたら気が散るかなと思ったので同行者の虫よけシートはありがたくいただいた。

周辺情報

お店どころか日陰というものがあまりなさそうだった。噂の1店しかなく行列ができるファミマは駅降りてドームの反対側（見える）

トイレ関係

前述の条件につきトイレへ行くどころかトイレの場所を把握するまでもなく終わった。
仮設トイレが場合によってはあるらしい。

ドーム内部について

大変ありがたいことに元々曇りだったせいで直射日光を浴びることはなく、風もそれなりにあったので暑さは感じなかった。2日目はとても暑く熱中症対策が必要と言われていたので天候に大きく左右される。ちなみにドーム内部は空調がない。
暑さは感じなかったが夜が近づくにつれて肌寒さを覚えることが多かった。スタンドかなり前列でもそんな感じで、わたしが「寒さには強い」ことを差し引くと「スタンド後列」「冷え性」などの条件があるなら春先でも厚手のパーカーを用意したほうがいいかもしれない。

スタンド席へ向かう道は結構傾斜のきつい坂道、スタンド上部から席へと下る階段は一段にかなりの高さがあり手すりがないので足の悪い人は難儀すると思う。床面はアスファルト、荷物を直置きしたくない人はビニール袋があるといい。
なお半野外の事前情報の通りスタンド後部はさえぎる壁が何もない。雨風は容赦なく降りこむ仕様。アイマスドームを経験した猛者の話によると「ただでさえ夏は空気が逃げないのに落とし蓋（天井）があるせいで蒸し方が半端ではない」

1人あたりの空間は狭い。元々が音楽ホールやアリーナではなく球場だから当たり前か。
前述の条件¹なので、席到着椅子に雑に荷物を置いて即準備（光りものとタオル）してライブモードだったのと、約4時間の公演中ほぼ立っていたので座っていた時間は多分3分もなかった。座りやすさとかはわからない。
スタンドはドリンクホルダーがある（前列の座席後ろ、かなり右側）。
キンブレを落として前列に転がり落ちたりしたらまあかなり悲惨。実際落としたわたしがいう。悲惨。
手が小さい人なら隣の人に少しよけてもらって四つ這いになって手を突っ込めばまあ取れるはず。横アリの一部の席みたい「落としたら終了」ではない。
段差がかなりあるので、前列によっぽどの巨人が来なければ視界は良好。

車椅子席はアリーナ3塁側メインステージ反対側に用意されていたと思う。2人ばかりお見かけした。
場所はともかくここに至るまでの道が急傾斜のため、普通型の車椅子で自己駆動するにはかなり厳しいだろうなと思った。

持ち物

快晴のつもりで挑んだのでポカリ3本、アミノ酸ドリンク（パウチタイプ）２つを鞄に入れていたが開演中に飲むことはほとんどなかった。涼しかったので扇子も使わなかった。
1人当たりのスペースはかなり狭いと聞いていたので、できるだけ荷物を軽くしたかったので雨にも降られず良かった。場所的に傘を置く場所もないので普通の雨傘はもちろんのこと日傘も折り畳み以外は厳しいと思う。

当日持って行ってよかったもの(ホテル分）

アミノバイタルときき湯（入浴剤）
これは熱中症対策ではなく翌日の筋肉痛対策のためのもの。

これは箱買い用のものだけどスーパーではパウチタイプのものが100円〜150円で売っていたので150円のやつを買った。

きき湯はこれの1回分タイプをホテルで使った。
アミノ酸ドリンクは友人から「友人が使ってるよ。かなりいいらしいよ」というので口車に乗ってみた。半信半疑だったがいつもならだるさはあるもののいつもの寝起きの動けない感じがなかったし、昼に背中のあたりを中心に襲ってくる第2陣がなかったのでかなり優秀な働きをしたと思われる。

ここでしか公演がなかったため選択肢がなかったが個人的には「また行きたい場所」ではない。

1. 開演後、3曲目からの入場 [↩]