忘れじのK はじまりの生誕節 (集英社オレンジ文庫) Kindle版
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前作(忘れじのK 半吸血鬼は闇を食む)に比べると随分と読みやすかったような……。
異能異能したバトルありきの事件がなく(テネブレやヴァンピーロは登場するが)描かれているのは日常が多い。
ダンピールのK=加藤和樹=かっぱとニボーテ(ダンピールの監視役)のガブリエーレ(ガビー)の関係性やフィレンツェでの生活や二人の今後について比重が多かったように思う。
ガブリエーレはニボーテとしてふさわしいのかと観察に来た神父のバシリス視点からもかっぱやガビーについて描かれる。
ガビーが選ぶ道も興味深い。
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