201004/10 すべての愛がゆるされる島/杉井光 一般文庫MW文庫, 杉井光 インモラルだったり退廃的な話かと思ったら意外とそうでもなかった。むしろ数学で宗教だった。 外国のようで領土的には日本の島国で、赦されぬ想いに灼かれてる人が集まる島です。Arkですねわかります。 1人称で語り手が人知れず変わっていくし時間軸も一定である気がしなかったので、くらくらする。 しかしこのふわっとする感じは悪くない。 「そうだよ。ほんの1ミリグラムの望みは、絶望の千倍つらい」 (P109) 関連記事 コージーボーイズ、あるいは消えた居酒屋の謎 笛吹太郎 旦那の同僚がエルフかもしれません 竹岡葉月 少年泉鏡花の明治奇談録 峰守ひろかず 国土交通省鎮守指導係天崎志津也の調査報告/栗原ちひろ 京都岡崎、月白さんとこ 人嫌いの絵師とふたりぼっちの姉妹/相川真 おたくの原稿どうですか? 池袋のでこぼこシェアハウス/泉サリ 聖獣王のマント/紅玉いづき 宝石商リチャードの謎鑑定 ガラスの仮面舞踏会・再会のインコンバラブル 辻村七子 死にたいあなたに男子大学生がお肉をごちそうしてくれるだけのお話/夕鷺かのう 秋季限定栗きんとん事件(上)(下)/米澤穂信 コメントは受け付けていません。
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