201810/09 探してるものはそう遠くはないのかもしれない/新井見枝香 エッセイ・ガイド | 単行本 新井賞などで有名な書店員さん(BSのタイプライターズにも登場していた)のエッセイだ。twitterをフォローして見ているが、twitterより100倍ぐらいあけすけだ。別に下ネタが飛んでるわけでもない(でも全裸とかはちょいちょい出ていた)けど、なんかこう、生活感がすごい。地面に足がついている。脱線がものすごかったり、3人称で自分のことを語るエッセイがあったりするのだけど全体的に「丁寧な暮らし」の反対側。親しみがもてる内容だった。 関連記事 少女を埋める/桜庭一樹 神神化身 春惜月の回想/斜線堂有紀 日常は5ミリずつの成長でできている/一田憲子 元彼の遺言状/新川帆立 エレジーは流れない/三浦しをん 最高のアフタヌーンティの作り方/古内一絵 あのころなにしてた? /綿矢りさ invert/相沢沙呼 星を掬う/町田そのこ 子どもの時に褒められた記憶はなんかあったか(「どうしよう」壇蜜を読んで)