架空の球を追う

短編集だよーと聞いていたけど実際読んでみたら想像していたのより1話がずっとずっと短くてびっくりした。短編集ていうより掌編集。 表題作で1話目の架空の球を追うは7ページで終わるのである。

好きなのは「銀座か、あるいは新宿か」と「ハチの巣退治」「パパイアと五家宝」
ハチの巣退治は時々脳内でディラン&キャサリンで再生された。本家ビバリーヒルズのほうじゃなくてなだぎ武と友近のほう。銀座新宿のほうは「この人ら会うたびにこういうことをやりあってるんだろうなあ」とか思いながら読んでたらまさに。パパイアはラストのレジですごく笑った。