200802/29 雪のひとひら/ポール・ギャリコ 矢川澄子訳 小説 | 単行本ギャリコ, 翻訳 ある女性の一生の話(を例えてみました) 雰囲気的には童話に近い。 「ね、まだ私のことを愛していて? はじめてあったときと同じくらい?」すると雨のしずくは決まって答えたものです。 「もちろんじゃないか。ばかなことをきくね」 雪のひとひらはこの答えに満足して、にっこりするのでした。 (P56) 関連記事 ハンチバック/市川沙央 3行で撃つ<善く、生きる>ための文章塾/近藤康太郎 彼女が言わなかったすべてのこと/桜庭一樹 ハヤブサ消防団/池井戸 潤 少女を埋める/桜庭一樹 神神化身 春惜月の回想/斜線堂有紀 日常は5ミリずつの成長でできている/一田憲子 元彼の遺言状/新川帆立 エレジーは流れない/三浦しをん 最高のアフタヌーンティの作り方/古内一絵 コメントは受け付けていません。
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