プリンセスハーツ 両手の花には棘がある、の巻 (小学館ルルル文庫 た 1-2)

ルシードとジルが相変わらず噛みあってなさすぎだ……!(いい意味で!)
ルシードがヘタレかつ哀れすぎる。仮面夫婦に自称仮面愛人! ヘタレ男子は好みであるところですが、さすがにちょっとええ見せ場もあげてくださいと思うぐらいにヘタレだ……

(ルシードのばか!)
パンをむしり、運ばれてきたシチューにつっ込む。
(ばか、ばか、優柔不断、ろくでなし!)
カブの塩漬けをシャリシャリ言わせながら飲み込む。鶏の足を、インパラに食いついた獅子のごとく食いちぎる。
食べる。
食べる。
食べる。
(むっつりスケベ野郎、おたんこなす!!)

(p241-P242)

どうやったら財源確保できるかとか、土の具合とか、芽生え具合とか政治陰謀方面に頭を回転させてることが多いように思うジルが普通の女子っぽいと思うところは貴重だと思うのだ。

後絵描き属性ない人間がど偉そうなこと書きますが、一番最後の挿絵。
腕も腰も首もちょっとやばいぐらい細すぎる。顔から下が子供が描いた人形みたい。