角川つばさ文庫版 サマーウォーズ

角川つばさ文庫版のサマーウォーズです。
映画未公開地域なのでDVD出るまでに小説読もうと思ってとりあえずこれを。
映画のほうは映画館まで片道1000円程度で行けるなら見にいったんですけど、上映映画館で一番最寄なのが兵庫の西宮か香川の辺鄙なところだったのです1

読書メーター曰く「映画に一番忠実なノベライズ」ということで、偶然にしてはちょうどいいものを読んだ。
とりあえず分かったことはこれ映像でされた日には確実に泣くなということです。DVD見るときは気をつけよう。感想としては「侘助がやばい。駄目すぎる感じがたまらん」というのと「ばあちゃああああん」である。読んだ後角川文庫版のサマーウォーズを探しに行ったけどどこにも売ってなかったのでまた日を改めて……。

『家族同士、手を離さぬように。人生に負けないように。もし、つらいときや苦しいことがあっても、いつもと変わらず家族みんなそろって、ごはんを食べること。一番いけないのは、お腹がすいていることと、ひとりでいることだから。私はあんたたちがいたおかげで、大変幸せでした。ありがとう。じゃあね』

(P165)
  1. 100キロは余裕で離れております。映画のために超遠方まで車をだしてくれるような心優しい同好の友はおりません。 []

 ? やべえ / 

Across The Horizon予告編ということはつまり生誕祭DVDの予告編でもあるわけですがこれやべえええ。
4枚分の予告になるわけなのでとても長いです。冬の伝言とかコンキスタドーレスも聴けます。
じまんぐArkとか6女神による終端の騎士とか生大塚明夫ナレーションとかシャイタンの羽根が生えてるイヴェターンとか色々見れました。サヴァンダンス幻想楽団も国民も皆好きすぎだろう……

後半は真面目に王国風です。王国風。

迷宮街クロニクル3 夜明け前に闇深く (GA文庫)

ナンバリングは3でも実際は3(上)と聞いていたので、4が出てからにしようかと思ったけど結局読む。
今回は探索少なめだけど死人はきっちり出るし変化もあるけど雰囲気が凄く淡々としている。
4層へ一気に移動するゴンドラ設置の是非、買取価格の変動、迷宮街を出てからの食い扶持。
なんか死亡フラグのようなものがあちらこちらで見える。続刊がすごく不吉に感じられる。楽しみだ。

迷宮街に縛られる、とは眼前の女性がしばしば口にする言葉だった。(略)人の死は心に降り積もり、いま自分が生きていることへの後ろめたさとその仲間に入る日を待ち望む気持ちを生む。そうして迷宮街に文字通り縛られる。

(P227)

現在使用しているプラグインを書き出してみました。
リンクはしてないので気になるプラグインがあった方は各自ぐぐったりしてください。

三浦しをん登場回であることを奇跡的に思い出した……

初めて見る番組でした。
司会(男)・司会アシスタント(女1)・固定ゲスト枠(男)が2人で三浦しをんさんという感じ。
最初にオリコン集計のランキングが流されたんだけどゲームの攻略本つえーとおもった。ゲストの片割れの人がラブプラスについて熱く語っていた2そして「恋愛シミュレーションなんだ」といわれていた。

で三浦しをん特集になる。司会(男)の人が町田に縁がある人のようで、なんか三浦作品好きなんです好きなんですってキャッキャウフフしてた3
以下内容。大体こんな感じだったけど特集の順番間違いとかあるかも。

  1. 露出がえらい激しかった。スカート短っ []
  2. 公式ガイドが16位だった []
  3. その割によく登場人物名間違えてたけど []

第三次領土拡大遠征記念国王生誕祭DVD中心映画上映会の詳細がやってきました。
昼の部夜の部とかあるのかと思えば20:00?(東京は20:30?)のみの1本のみっぽくないですか。
行くとしたら泊前提ですね分かります。無理! ライブだったら行くんだけどな。
領拡におけるMOTHERみたいにここでしか見れない映像はあると思うんだけどDVDをおとなしく待とうかなあと思う次第。

チケット購入は告知の書き方がいまいちよく分からなかった。
FC先行がないのは分かったけどぴあ限定は先行発売分だけ?
舞台挨拶ありチケットはぴあのみって書いてあるけどその下の一般販売のコンビニ発売の意味は?1
舞台挨拶回は全席指定・入れ替え制とか書いてあって、舞台挨拶は1劇場1回だけなら入れ替え云々は書く必要あるの? 
とか疑問が増える余地がある書き方だったけど、どうせ行かないし! と思ってこれ以上調べるのはやめた。

第三次領土拡大遠征凱旋記念『国王生誕祭』コンプリートDVDボックス
待ち遠しい。梅田ブルクの上映会写真でwktkした。

  1. 舞台挨拶なしチケットは別に記述があるからそのことは違うよね、という []

碧空の果てに (カドカワ銀のさじシリーズ)

怪力の姫メイリンは自由に生きられる場所を探して自国を出た。そして賢者の国シーハンで男装してティルーと名乗り、首長ターリの従者となるお話。中華風とかそんな感じなのかなあ。わたしの中でユイ1がモンゴルっぽい感じで再生されたのですが。
わたしの中ではこの話はテンペストと同じカテゴリにあります。
重い話にも分厚い本にもなれそうな話なんだけど、軽めの素早い展開です。その辺もっと詳しく! っていうところがあるんですがこれはこれで美味しいです。想像のための余白です。

ターリは美形かつ頭脳明晰だけど足を悪くして車椅子生活のツンデレでした。ただしデレるのが早い。
ていうかメイリンがデレないこともありターリのほうがよっぽどヒロインポジションだと思いました。
ところでわたしの中ではメイリンというとメタルギアソリッドの彼女です。

「怖かった。人に惹かれていくということはとても恐ろしいことです。あなたはわたしの心にどんどん入り込んでくる。わたしは己の心のままに思いを示すことなど学んでこなかった。でも、あの日、初めて馬に乗せられた夜、あなたの涙を見ました。あれ以来、どうにもかなわなくなってしまった。以来あなたに負けっぱなしです。あなたが私の足に手を伸ばすたび、心がうずいて苦しかった。動かない足が惨めでした」

(P164)

「もし今、あなたそばで、世のならいに従って、男に従う女としてだけ生きるのであれば、わたしはこの2年余りの思いとどう折り合いをつけたらいいのか、……きりきりと己を求めなにかわからぬものを希求した十五からの日々は何だったのでしょうか。……教えて下さい。人はいったい、何をなし、何のために生きるものなのでしょうか」

(P180)
  1. メイリンが生まれ育った国 []

おひさです|MEGALO VISION 若木未生公式blog
グラハー新書版は来年の早いぐらい予定で、グラハー+薔薇とダイナマイト+書き下ろし番外編で高岡尚メインらしい。今度はテンブランクの高岡尚が見たいなー。
イデアマスターのギター屋短編はAGEの短編っぽい感じでこれ誰だーって思ったんだよな。
あとオーラバはデュアルで発売じゃなくてトクマノベルズらしい。新書レーベルか。

され竜の新刊を見た。また分厚かった。ていうか帯に注意書きがあった。
ゲームで「このゲームには暴力的・グロテスクなシーンが含まれます」って書いてあるのと同じように「暴力的な表現が含まれます」みたいな小さい文字があった。
何よりもどどーんと「アナピヤ」の文字が躍っていたのでIYAAAHAAAとなる。アナピヤの衝撃まだやばい。
マジトラウマ過ぎる。あの話は全部読めなかったですよ。移動中に読んでたので気持ち悪くなりました。

ナタリー - ゴーイング河野丈洋が作家・角田光代と結婚
芸能人は結婚離婚から何から何までお伝えされるけど作家は結婚しか見ない気がするなあ、と。
結婚報告をもって離婚もしてましたていう感じに。伊藤たかみさんが芥川賞とったときに「妻が直木賞獲ってて云々」といってたのを新聞で見た覚えがあったのでいつの間に、とか思いました。

三浦しをん最新情報
三浦しをんさんがあさってBS11の「ベストセラーBOOK TV」に出演するようです。
放送日:10月23日(金)午後8時?8時55分(20:00?20:55)
(ぐぐったらちょうどこのページに当たってうお! と思った。なんというタイミング)

女神の娘の恋歌 暁は伯爵、黄昏は魔王 (B’s‐LOG文庫)

堅実な面白みのシリーズ1作目。

グメーラ伯領に若き司祭ミーナ(本名マライナ)が赴任した。
グメーラ伯領にはパラディール教会がいくら司祭を送り込んでも数ヶ月で逃げ帰ってしまう評判の悪さだった。元々グメーラ伯領は人と妖魔の世界の境界に位置するため怪異が多いことや、15年前に前伯爵に追い返されたとも殺されたともいう司祭の噂から不人気な土地である。
現伯爵ナリスフレイは魔王伯と呼ばれているがミーナが拍子抜けするほど見目麗しい青年貴族だった。
そして赴任翌日からミーナは城で村人を集めた朝の祈りをはじめる。バラディール教会聖職者の朝の祈りは歌うことだ。アルトネリコ的なあれです。

野望のあるミーナ・腹に一物系の青年貴族ナリスフレイ・夜にしか現れない”ナリスフレイの不肖の弟”レイヴェン、そして堅物執事!と。美味しいです。わたしはレイヴェン派です。

欧米方向と同じく聖人あやかり系の名前が多いこの世界では、「光の女神キリヤナ」からつけられた娘は多くてもキリヤナの娘である「光の乙女・穢れた者 マライナ」とつけられる娘は少ない。母は何故この名前をつけたんだろうと思い悩むミーナとか、いずれは魔神ジャイナルに相当するものが出てくるのかとか思うととてもwktkします。

追想五断章

菅生芳光は伯父が経営している古書店・管生書店でバイトをしている。
ある日「先日こちらが甲野十蔵宅から引き取った本の中に、探している本があると聞いたので売ってくれないか。自分は旅行者のためできるだけ早く」と北里可南子と名乗る女性がやってきた。

残しておきたい本というのは100ページ程度の同人誌「壷天」、可南子の亡父・北里参悟/筆名:叶黒白が寄稿した作品が載っているという。間もなくして渡すことが出来たが可南子は続けてこんなことを言った。
「他にも父の作品で探して欲しいものがある。そういう手伝いはしてもらえるだろうか。父が書いたという小説は全5編、1編見つけてもらえればその都度10万円支払う」
叶黒白が書いた作品はどれもリドルストーリーだったという。
芳光は同じくバイトの笙子と一緒に捜索をはじめた。

「リドルストーリー」という単語はこの本ではじめて知りました。本の中で謎が提示され解決は読者に委ねられる形式のことをいうそうです。1全体的な雰囲気として閉塞感が超満ちてたり陰鬱な感じです。儚い羊たちの祝宴と仲が良さそうな感じです。

「アントワープの銃声」については読書メーターで色んな人がこれはロス疑惑がモデルではないか?と書いていたのでこういうのがそうか、と思う。なかなか理解が及ばないところがあったので時間を置いてまた再挑戦したい。

  1. ちなみにwikipediaによれば、作者が伏線をはったことを忘れたり打ち切りなどで伏線を回収できなかった場合は「意図的に回答を用意しなかった」わけではないのでリドルストーリーとは呼ばないらしい。 []
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