11月も欲しい本超少ないのだ。

11月の目玉は壁井ユカコの新作と、あと何をいっても約5年ぶりの渡瀬桂子の新作。
竹岡葉月・渡瀬桂子ときたら松井千尋作品ももう1度世に出ないかと思うんですが……

今月読んだ本は41冊でした(ラノベ23冊・文庫3冊・新書3冊・単行本12冊)
意外とラノベ超読んでいた。新刊はほとんど読んでないんだけど呼ばれて古いのを再読していた。

面白かった本

身代わり伯爵の告白 (角川ビーンズ文庫 64-10)死神姫の再婚-孤高なる悪食大公 (ビーズログ文庫 お 3-7)ネットワーク・フォックス・ハンティング (スーパーファンタジー文庫)さよならピアノソナタencore pieces (電撃文庫 す 9-12)

身代わり伯爵の告白/清家未森
死神姫の再婚 孤高なる悪食大公/小野上明夜
ネットワーク・フォックス・ハンティング/一条理希
さよならピアノソナタencore pieces/杉井光

読みながら転がりに転がった本。
ネットワークフォックスハンティングは古いですけど凄い本ですよ。

心と響き合う読書案内 (PHP新書)角川つばさ文庫版 サマーウォーズ読まず嫌い。野良女

心と響き合う読書案内/小川洋子
サマーウォーズ/蒔田陽平
おしまいの日/新井素子
読まず嫌い/千野帽子
野良女/宮木あや子

おすすめは読まず嫌いと「下ネタに対して寛容である」という前提の上で野良女です。

今月は呼ばれたように再読をしてました。
・twitterでSFの話をする1→とりあえず「食卓にビールを」読めばいいよ。でもうららさん的にはビールより駆逐が多分好きだと思うよ→自分も読みたくなる→駆逐とビールを読む。
・15×24が話題になる→ネットワークフォックスハンティングが読みたくなる
小林めぐみブログを見る→ジラ→世界の終末読みたい→キリがいいところで紋章の秘密から読む
・「夜明け前に闇深く」を読む→夜明けのブギーポップが読みたくなる

久々に読んだお捜し人はちょー面白かった。
必殺お捜し人とGOSICKと時載りリンネは「ちびっこが頑張る児童文学系ラノベ」だと思います(・ω・)

GOSICK新作のエントリでアクセスが爆発した。びびった。
精々twitterラノベ界隈とはてブぐらいだと思ったらニュースサイトに取り上げられてすごいことになりました
思わず記念SSを撮った。ニュースサイト以外もmixiとかばずったーとかあっちこっちから人が来ました。
中国語系の掲示板から「GOSICK新刊出るんだって! まじびびった! やべえ超嬉しい(雰囲気訳」ていうリンクのされ方もしました。

確か0時過ぎて30分ぐらいでもう1日の平均HIT数を突破したのを覚えています。ただ数字がひたすら増えていくだけなのにすごく圧迫感があった。とりあえずカウンタの桁増やして寝ました。
もし炎上とかしたらこの圧迫感に付け加えネガコメとかもあるんだなあと思ったら、そんなんプレッシャーで死ぬ! 即閉鎖する! とか思った。2

本以外のところでは眉山フェスタに行ったりしました。俺妹イベントとか見てきました。
「オタクパワーは凄い」というイベントでした。

  1. 確かクオリア関連 []
  2. ネットの隅っこのほうでひっそりと生きていきたいです []

「今日も旦那の帰りが遅い」話。日記と狂気と人妻と。
妻・坂田三津子30歳、世田谷区の一戸建て(借家・マッチ箱程度の広さ)に住む専業主婦。
夫・坂田忠春34歳、一流と呼ばれる企業に勤め出世もしている1が残業休出が度重なっている

三津子は今日もごはんを作って春さんの帰りを待つ。23時を過ぎたけどまだ帰らない。日記を書く。
世界は自分と春さんでほぼ閉じている。ある時は通い猫がいたけどいなくなってしまった。
日記と現実の描写が交互に来る。徐々に精神面に変調をきたしていることは日記の記述で窺える。
再会した友人の紹介で春さんの薦めもありラジオ局へバイトに出る。2
「孤独」と「バイト先に届く読者はがき」で人知れず育つ狂気。

237ページがうわぁぁぁあああ(゚д゚;)となった。ページめくってさらに怖くなった。
全面的に文字が塗りつぶされている。機械的にべたっと塗りつぶすんじゃなくて書き損じをぐちゃぐちゃっと塗りつぶしたみたいに。不吉な微妙に文字が見える。うわぁあああ((((((゚д゚;)))))となる。

正直、9/21喧嘩後春さんは死亡しているものだと思った。
狂気と電波に彩られた三津子の地雷を春さんが踏む。三津子、春さんを殺す。
三津子はそのことを忘れて今日もごはんを作って帰ってくるはずのない春さんを待つ。
9/28の「下ごしらえの段階の夕食」は春さんバラしてる((チャイニーズスープの影響))。
おしまいの日は「殺したことを認識した日」「主に春さんでできている三津子の世界終了のお知らせ」
だからもう1枚めくって10/1に春さん視点があることにとても驚く。え! 何で生きてるの? みたいな。

にゃおんの体に群がる白い虫を想像して脳が死ぬかと思った。読み返してみたら確かににゃおんはここで死んだんだろう&死体回収という描写はあったけど半泣きでねずみを始末しているもんだと思っていた。

  1. 最年少課長 []
  2. この時点で相当病んでる []

バカテスの4コマ漫画なコミカライズがファミ通コミッククリアではじまりました。
男子キャラ押しですよ。男子押し。しかも超おもろい。明久雄二好きあたりには相当美味しいと思う。

前ウンポコでやってた嬉野君さんの旅エッセイが旅に出ないと死んじゃう病がWEBウィングスではじまる。
変なテンションのバスツアーで爆笑する。英語分からなくて最初から酔っ払ってるイタリア人が死ぬほどツボった。
ウンポコのときから超好きだったんだ。これいずれ1冊にまとまるといい……(絶対買う

近刊予定をみていると気になったものがごろごろ出ているわけで。
新刊的に9/10/11とあんまりたいしたことなかったので、12月やばい。1

アイリスに野梨原花南が登場した……
女装王子と秘密の小鳥 (仮) 一迅社文庫アイリス
アイリス、少年巫子姫が出て次が王子の女装。地味に女装押しなんだろうか。
しかしこのタイトルは普通に男になったマダーとポムグラしか想像できない。
延期になったらしい野梨原花南新作「天使から100年」がもし12月に出るなら同日もしくはよく似た日に出るんじゃねっていう。鼻血噴くクリスマスプレゼント展開だなっていう。

あと吉原花魁が気になります。ていうかわたしは積んである吉原手引草を読めばいいと思う。

  1. ビーンズ全買いの予感とか []

あした咲く蕾

短編集。7編収録。
わくらば日記と似た感じの「普通とはちょっと違う異能の持ち主」が出てきたり「追憶する語り手」の話が多いです。時代設定はいくつは特定されており大体昭和30年代?60年代です。
最近ブギーポップ再読してるので「MPLSとわたし」とか思いました1

なかにはちょっとええ話で終わるのもありますが、しんみり物悲しい雰囲気の思い出話というのもあります。死別前提の話も含まれています。

好きなのは「カンカン軒怪異譚」「空のひと」
チャーハンおいしそうだった。空のひとはファミコンのシーンにときめいたので2

近くのボウルに入れてある卵を二つ取ると、彼女は片手で同時に割り、煙が立ち上り始めた油の中に放り込む。(略)油を吸った卵が膨れたところで刻みネギを入れ、さらに油を足して冷ゴハンを入れ、鉄のお玉で勢い欲炒め始めたのだが——そこからがまさしく彼女の独擅場だった。まるで片手に持った中華鍋が太鼓で、手にした鉄のお玉が撥であるかのように……あるいは中華鍋が親の仇で、お玉が復讐の棍棒でもあるかのように、カン! カン! カン! と打ち鳴らし始めたのだ。

(P82)

小学校低学年男子児童の腿くらいありそうな二の腕がブルンブルンと高速に上下し、火がつくほどの油は入ってないはずなのに、時おり中華鍋全体が炎に包まれる。

(P83)
  1. そしてわくらば日記はAlways 3丁目のMPLS []
  2. 接続部をフーッとするとか []

ライトノベルカテゴリが細分化されました。とりあえず少年向けと少女向けでざっくり分けました。
レーベル分けはタグがあるのでこれ以上は不要かなと思います。
ラノベカテゴリの記事数が898とかとんでもない数が表示されてますが中身は450しかありません。1
少年向けと少女向けが記事数224と224と同数なのは偶然です(゚д゚)見た瞬間超笑った。

ちなみにラノベ子カテゴリは足しても450にはなりませんが、あと2つはこのカテゴリ以外に入れるところがない「続・大地をわたる声を聞け」と「らのさい!」です。

ラノベカテゴリ全部横断して見たいなあと思ったので設定を変更しました。
ツリーを展開する際はツリー横のプラスマイナスのところをクリックか上のopen allでお願いします。
アーカイブは変わらず年号クリックでもツリーが展開します。

  1. 子カテゴリ分が足し算されてるものと思われます []

先日のFCイベントのラジオ公開録音の模様がストリーミング配信されるようです。ありがたや。
で何の疑いもなく放送局のサイトで公開かと思ったらモバイルサイトのようです。
配信されるサイトを見てみる。→完全無料エンターテインメントモバイル動画サイトMOVIEFULL
とりあえず会員登録必要・パケ代以外の料金不要ということは分かった。

≪11/8 Nack5 放送分≫
 配信期間: 2009年11月10日(火) 0:00 [11月9日 24:00] ? 11月15日(日)23:59まで
≪11/15 Nack5 放送分≫
 配信期間: 2009年11月17日(火) 0:00 [11月16日 24:00] ? 11月23日(日)23:59まで

あとKAORIが織田かおり名義でソロライブをやるとか。チケット購入方法が変わってるなあ、とか思うなど。
kaori's melody : ソロLiveをやる事になりました。

今朝子の晩ごはん—環境チェンジ!篇 (ポプラ文庫)

ブログの書籍化4冊目。2008年7月から12月まで収録。1週間ぐらいかけてちまちま読んだ。
内容としては今日の晩ごはん・政治経済・歌舞伎など・亀の話が多いです。
収録されている期間であったニュースといえばオバマ大統領が誕生したりオリンピックやってたり福田首相突然辞任&麻生内閣発足とか筑紫さんがお亡くなりになったりその辺でかなり動いてます。
麻生元首相については全面的にフルボッコでした。

自然薯の畑栽培の話をやっていて、この前満点青空レストランでやってたなあと思う。
今は山に行かなくても畑で栽培できてて、1分ぐらいで掘れてしまうそうだ。
私が見たのは容器栽培とかいうやつで、縦に伸びるんじゃなくて横に伸びる。あと容器が段になってて、トタン板だったかを除けたらまた下にっていう感じの。土とか育成環境とかはかなり山に近づけるようで。
山でとった自然薯とはまた味が違うけどすごくおいしいらしい。
ていうかあの番組急に新装開店とかいってベッキー最初からいなかったみたいになってるけどなんでだ。

野良女

・現代コメディです。
・非常に明るいノリで下ネタが多く含まれます。
・「女性に『自分の性生活』みたいな下ネタトークされたら引く」という方は読まないほうが無難です。1

28?30歳の独身女性が5人登場して、短編ごとに視点を交替して進んでいく話です。
「そこまであけすけでないけどそういう会話最近したわーーーー(゚д゚)」とか「やめろ現実を見せるなあああ」とか「そんな リアルさは いらない!(読むけど!」とか叫びながら読んだ。
とてもリザキル2上等の話だった。

「私、二十五を過ぎたら普通は結婚できるものだと思ってた」(略)
「ねえ鑓水、私たち二十八だよ? あと二年で三十だよ? 二十になったころ、こんな人生想像してた?」
「自分が三十歳になること自体想像していなかった。あ、瑞泉、ロックで」

(P11)

何をいうても最初の衝撃はこれ。こんな会話こないだ結婚式終わって突発開催昼の二次会の時したんだ。
再現するなら「15ぐらいの時にはなー、25ぐらいになったら子どもはおらんでも結婚ぐらいはしとるって思わんかったー?」「めっちゃ思ったー」である。
こういうのがそこかしこに存在する。耳と心が痛い。千切れるほど痛い。

「俺のピサの斜塔を君の青の洞窟にブチ込んでやる! さあ高らかにカンツォーネを歌うが良い!」

…… 無 理 だ !
ていうかソレントへ帰れ!!

(P107)

野良女はモデルありの実話ベースだけど「太陽にぽえむ」のこれは実話ではないらしい……3
ここら辺から死ぬほど笑った。出陣じゃー! とか馬鹿だろう! 馬鹿だろう!

模型だらけの俺んちは全体的に笑いしかなかった。前半はDVである。しかし何故か明るい。
DVといえばDVなんだけど、「良い殴り方と悪い殴り方がある。見えないところ殴るなんて最悪、痛みないくせに顔とか見えるところにあざを作る殴り方が良い。それに暴力ありの性交渉は快楽がヤバい4。これ知ったら普通のとかもうできない」というDVの受け手、not被害者。「この人は自分がいないとどうしようもない」みたいな不幸のぬるま湯展開には程遠い。
不健康といえば不健康だけど「ある意味同意の上のDV」「性欲の捌け口」「未来への負債がない麻薬」ていう感じでした。後半はガチオタ男子登場である。この人ただのMじゃねえなと分かる。綾波長門の登場である。

曇りガラスの三十代が一番ローテンションというか湿度の高い話だけど最後はちゃんと幸せに終わる。
最後のしめの話がまたよい。よきかな。

愛する人に殴られても痛みを感じない私は、愛する人を殴っても心が痛まない。そういう被虐性と加虐性を併せ持っている人種は、結構いると思う。私は磯野さんに殴られたいとは思わなかった。代わりに、ものすごく殴りたいと思った。廻し蹴りをかまして鼻血を出したのを上から裸足で踏みつけて、許してくださいと足の裏を舐めさせながら懇願させたかった。

(P148)
  1. おそらくドン引きします []
  2. 死んで生き返ってもう1回死ぬ []
  3. と活字倶楽部09夏号インタビューといわれていた []
  4. いい意味で []

↑なんかの本の感想みたいなタイトルだけど違う。

twitterで知ったんですが、ピュアフル文庫がポプラ文庫に移動? 新創刊? するんですね。
ポプラ社の検索でも引っかかりました。マイナークラブハウスへようこその3冊目「マイナークラブハウスは混線状態」が11月に刊行予定のようです。
なにがどうなっての展開かよくわかりませんが、個人的にはピュアフル文庫の移動は歓迎したいところ。
というのもピュアフル文庫は地元本屋での取り扱いはなくてネット書店をのぞくと入手できる本屋が凄く限られていてポプラ文庫は割とどこでも置かれてるからです。入手できる可能性が広がるということはとても喜ばしいことです。
ピュアフルは10代向け作品が多いと思うんですが一般文庫コーナーにおいてあったりして色々謎の多きレーベルだった。一般文芸や児童書の文庫落ちがあれば最初から文庫で出すべくして出した本があり、YAアンソロジーがある。
ピュアフルがなければ雨にもまけず粗茶一服と木地雅映子は知らなかったと思う1ので個人的にはとても恩のあるレーベルです。

タイトル作者だけは大層謎だった加藤千恵「ハニービターハニー」ですが、現物見てみたらハッピーアイスクリームの人であった2。小説だったけど。うおお懐かしい。解説は島本理生だった。

ハニービターハニー (集英社文庫)ハッピーアイスクリーム (中公文庫)

  1. もしくは知るのがとても遅れた []
  2. 同姓同名で料理家の方がいらっしゃるのでそのパターンかと思ってた []
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