はじめてオフシーズンイベントに行った。

会場・主催者・キャパとか

主催はshow-K incっていうところ。
才木と佐藤輝明のトークイベントで、MCは隣人という吉本所属のお笑い芸人。
会場はなんばグランド花月の地下、YES theaterというところで324席。
物販なんかやってたみたいやけども、別に欲しい物ないしなあ(欲しいもんあったら球場で買うわと思って)と入場。
公演時間は1時間半ぐらい。この手のイベントの相場は知らないけど「ええ儲けやなあ」と正直思った。満足度は高かったです。

会場は段差があって、座席が互い違いになっていて結構見やすかった。頭盛ってる人いなかったし、座高高い人も体格いい人も隣近所にはいなかったので視界も良好だった。
お客さんは女性多め、男性もそれなりに。年齢層はぱらぱら。若い女性は多かったけど、なんか知らんけどわたしの列は子育て概ね終わりましたーぐらいの年齢のおひとりさまが多くてホッとした。服装は後ろから見てる感じでは普通のお洋服の人が多かったです。ユニ着てる人もいたけど、かなり少数派。

写真撮影に関してわたしは見てなかったけど、Twitterで見るイベントに行ってる人はガンガン写真撮ってるし、なんやったら動画も流れてくるので一応カメラ(コンデジ)持って行こうで持って行ってた。当日会場で「事前にお知らせしてたけど写真OK、動画禁止、写真撮影しないでくださいって言ったところだけ禁止」ということが伝えられた。でもこの写真撮影禁止というのが「お客さんが壇上にあがってるところ」だったようだけど、答え合わせるやつでは言われなかったので、普通にわたしのスマホにあの才木と一緒のゲームやってる人映ってる(SNSにあげる予定はない)

開演前後

定刻開始予定ってアナウンス入ってたけど実際には5分ほど押してた。
暗転では拍手なく、あっそういうもんなんかと思ってたら吉本新喜劇のほんわかぱっぱが流れてきたので、まさかこれで出てくるんかと思ったけど、先にMCの隣人が出てきた。

12月に入ってオフシーズンイベントで阪神選手のイベントやロッテの選手イベントで、不穏な話や変な質問を選手にぶつける変な客の話はちらっと見ていたけど、そういう心配はなかった。
ただ開演後1分待たず泣き続け、帰ると絶叫して前説が終わって才木とテルが登場しても泣き続けた男児はいた。反対側のわたしの席までマイク越しの声よりはっきり聞こえていたから周辺の席の人はたまったものではなかったと思う。
これが公共交通機関やスーパーだったら子どもは泣くもんやからなあっていう話だけど、トークイベントに関してはそういう「生きる上で利用必須」の場所ではないから、保護者の判断不足調整不足全方位に迷惑かけただけってこと。あの声量が急に消えたから途中退場したのか退場を余儀なくされたのか知らんけど、開演前だったらチケット代も戻ってきてただろうにもったいない

イベント内容

軽いフリートーク、インスタで募集した質問コーナー、質問に対して答えを合わせましょう(罰ゲームあり)、伝言ゲーム、ちょっと時間があるので会場から質問をお受けしますのコーナーで終了。
この「軽いフリートーク」が才木の場合隣人の下手側にいた中村 遊直(ショートライナー)さんがガチで地元トークを繰り広げてて、橋と島と海を越えてきた人間なんもわからんかった。まじっすかって地元トークをしてる才木を眺めてた。

質問は
「最後の晩餐」に食べたいものは何ですか
テル:おかんの料理(ハンバーグ? テル、シーズン中でも割と実家に帰ってる)
才木:肉(大晦日に帰って元旦に戻る。ずっと兵庫県にいるので、実家恋しい感ない)

9回ツーアウト満塁でバッター佐藤輝明だったら才木くんはどうやって抑えますか?

完封かかってる感じ? みたいな話をしてて、大竹みたいなスローボールの話をしたり、外寄りのフォークとかいろいろ言ってたけど、1ストライク2ボールで満塁ホームランを打たれるで話し終わった。

お互いの第一印象を教えてください

テルが大学生の時に、阪神2軍と試合をして、才木と対戦した。フェン直のヒットを打ったらしい。才木の肘の調子が良くなかった時だそうだ(トークイベントでは「試合中もてよ……」とか「この試合で肘をやりました」とか言ってた)
高卒でプロ野球選手やってる兵庫県出身選手がいるってことでテルはなんか悟空みたいなことを言ってた覚えがある(つええやつと戦えるのオラワクワクするぞ、のあれ)

才木選手へ 試合中マウンドで佐藤選手にかけられて嬉しかった言葉は何ですか?

テル:「浩人は緊張しないから何言っても覚えてないでしょ?(ここすごい同級生感あった)」(ちなみに才木はマジで覚えてなかった)間を見てウェイ! とかいうぐらい。
真面目なピッチャーの場合は「ベースカバーしっかり」とかいうらしい。
隣人 橋本 市民球場「高橋遥人投手は?」
テル「あの人はすごいネガティブ。『またやっちゃったよ……もう駄目だよ……』とか言ってる。何もやってないですよ! とか敬語で言う。先輩なので」
隣人 橋本 市民球場「門別投手は?」
テル「もんちゃんは若いけどしっかりしている。芯がある(とかなんとか)ベースカバーしっかりとか、初球がんばって」とかいう。
才木は安藤がきても、あんまり何も覚えてないと。水飲んでタオルもらってうっすうっす言ってる感じらしい。あの時後ろにいる野手は何を言ってるのかとも聞かれて
テル「野球の話してますね」それはそう
テル「今日早く帰れるかな、とか」「試合時間2時間そこそことかだったらテンション上がりますね。だいたい3時間とかなので」

お互いここが凄いなと思うところはどんなところですか?

才木がテルについて何言ってたかは覚えてないけど、テルが才木について言ってたのは
「オンオフの切り替えがすごい」「トレーニングしてたかと思えばスマホ横持ちにしてずっとゲームしてる。クラブハウスでもずっとやってる」っていう。
才木はスマホゲーは呪術廻戦やってて(2周年!)、今のイベント? の限定は全部確保してて、課金はそれなりにしていると。

次の答えを合わせるやつの面白かったやつは「阪神タイガースのレジェンドと言えば」で、野手と投手に分かれて書くことになったけど、岡田と掛布で分かれた。まあ同じところで悩んでるのでとセーフになり、投手は才木は「下柳さん」 テルは「藤川さん」

「岡田監督と言えば?」はテルがめっちゃ笑ってた。二人仲良く「お〜ん」書いてた。さすがテルは「おーん」って何回言うてるか数えてたってなにかで言ってた。

伝言ゲームはヘッドホンつけて、口パクだけで伝えるっていうやつやったけど、あれなんで分かってたんやろ。そんなにわかるもんなんやろか。「近本選手の盗塁」とか「岡田監督のそらそうよ」って聞こえてなかったらわからん思うけどな。
ひとりだけしくじったあの黒ユニのお兄さんトラウマになってなかったらええな。

後半の質問コーナー
この人にだけ負けたくない
テル:「森下翔太ですね」
才木:「今年の自分には負けたくないですね。村上とかいますけど、(一緒に頑張るとか同じチームの仲間的な何かを言っていた)」

アメリカ以外で住んでみたいところ
(アメリカに住みたいのは前提なんだとか言われつつ)
テル:イタリア
才木:なんかすごい悩んでた(兵庫県から出たことない男だから)けどオーロラが見たいから北の方

なんかもうちょっとあった気がする。でももう覚えてないな。
来季の目標はテル:ホームラン王、また40本狙う
才木:タイトル全部

来季も頑張ってほしい。

私に馴染んでいる「考察」は考察する若者たち 三宅香帆 では批評とイコールで、もしやこれはジャンル方言なのか? もうちょっと批評について知ってみようということでkindleの積読から。2021年に買ったらしい。何に惹かれて買おうと思ったのか。

批評というのは何をするものなのでしょうか? これについてはややこしい議論がいろいろあるのですが、ものすごく雑にまとめると、作品の中から一見したところではよくわからないかもしれない隠れた意味を引き出すこと(解釈)と、その作品の位置づけや質がどういうものなのかを判断すること(価値づけ)が批評が果たすべき大きな役割としてよくあげられるものだと思います

(プロローグより)

批評に触れた人が、読む前より対象とする作品や作者についてもっと興味深いと思ってくれればそれは良い批評ということです<

(プロローグより)

ここで注意していただきたいのは、深く考えないで作品を見て楽しむというのも十分価値ある体験で、深く考えた批評を行うといいう体験と優劣はつけられない、ということです。楽しみ方はひとつではないので、なんにも考えずに頭をからっぽにして楽しみたいという時もあえれば、よくわからないものを深く掘り下げたいという時もあると思いますし、この楽しみの体験はどちらも素晴らしいものです。この本でとりあげるのは後者のようなことをやりたい時にどうしたらいいか、ということです。

(プロローグより)

取り上げられる作品(映画、小説、演劇)はなじみないものが多かったけど、興味深く読んだ。
批評をするときは自分の性的な嗜好 (異性愛同性愛等と異なり、もっと広い意味で人の性に関わる雑多なこだわりを指せる言葉、と書かれている))や趣味はきちんと理解しておきましょう(批評する側のバイアスに関わります)のくだりよかったですね。自分の欲望に率直に!

今日は昨日より寒かった。しんしん冷える感じだった。
明日は才木とテルのイベントで久しぶりに大阪発着の大阪行き。パレードで大阪行ったけど実質1時間もいなかったし神戸発着だし。

created by Rinker
¥950 (2025/12/26 07:40:45時点 楽天市場調べ-詳細)

今年解釈が合わんオブジイヤーだった三宅香帆さんがいうところの「考察」と、わたしが思うところの「考察」はそもそも定義が違うということが判明したので、ちょっとその話からします。

わたくしSound Horizonファン(ちなみにファン呼称はローランと言います)歴22年寄りの21年の人間なのですが、SoundHorizonは考察文化とレポの文化が大変盛んな国です。
例えば「星の綺麗な夜」という曲は19世紀に農夫をしていた男がジャガイモ飢饉で食い扶持を失い、海を渡ってアメリカにたどり着き、傭兵をしたりゴールドラッシュやなんやかんやを経験して、愛する女性と出会い、子どもができ、いつ死んでもいいと思いながら生きてきたのに、男に刺され嫌だまだ死にたくないと呻きながら死んでいった男の一生が歌われた曲です。
曲中では正確な名前が分からない1のにも関わらず、曲を読み解いていくと男の命日が判明します。
星の綺麗な夜の歌詞を検索してもらうとわかるのですが、大変ルビが多い歌詞となっています。ちなみにこれは誰かの耳コピの歌詞で、「100%正確」なものではありません。
このルビの「正しい歌い方」について、もう歌手活動を引退した方がどのように歌唱指導されたかについてツイートされ、界隈がざわついたことがあるのですが、間もなくこのツイートは削除され公式にお触れが出されました。
Information | Sound Horizon official website
ざっくりいうと「公式が正解を振りかざすべきではない」と公式が言うのである。
唯一の正解など存在しない。「聴き手による解釈の自由」はこの国において最も尊重されるべき権利なので、それを奪う可能性につながることは控えてくださいというのである。

そういう文化にどっぷり浸かって20年経つ人間が「考察=作者が提示する謎を解くこと」「考察には正解がある」という始まり方をする本をよしとできるわけないのである。
それが本を読んでいくと

私はもともと、批評が好きだった。なぜなら批評は皆と違う感想を言っていい場だからである。作品を読んだり観たりして、そこからどんな影響を受けて、どんな感情になったのか、感想はその人固有のものである。同じ作品を見ていても感想は違う。人によって見えている世界はこれだけ異なるのだ、と他人の感想を見ると何か世界の豊かさに触れた気分なのである。

(P208)

こっこれだーーー! ってなったわけだ。わたしがこれまで慣れ親しんだ「考察」は三宅香帆さんの語彙では批評なのである。言葉の定義が違うのだから解釈が違うのは当たり前で、どちらが合ってるとか間違ってるとかではなくて、そういうものなのである。
育ってきた環境が違うから〜とSMAPも歌ってるしあまりにもbaroqueである。

感想はその人固有のものだって本当に分かる。わたしが何千回と聞いた石畳の緋き悪魔だって志田さんみたいな感想は出てこない。

ここまでたくさん星の綺麗な夜の話をしたので、聞けるリンクを置いておきます。

  1. シェイマスだかウィリアムだとかいう名前 []

今日は寒いぞ寒いぞと聞いたのでヒートテックを着て行ったら暑かった。失敗した。
わたしは特殊な訓練を受けているので職場はあったかいんだよな……。帰りは寒かったから明日はダウン着て行った方がいいよなあ。

ある日、ひとりの人気お笑い芸人が死を選んだ。不倫を報じられ、SNSで苛烈な誹謗中傷を浴びた結果だった。その死を悼み、復讐を実行した人間がいた。「踊りつかれて」というブログで、宣戦布告という記事、そして天童ショージの死について重罪認定した83人について個人情報が詳細に公開されていた。かつて自分が天童に対してしたように、同じように誹謗中傷を浴び、職場や大学へ電話が鳴り続け社会的にも制裁を受けた。
どのように不倫記事はでっち上げられたのか、人はどのように誹謗中傷を浴びせるようになるのか、という話と、このブログ上で個人情報をばらまいた人間は早々に逮捕され裁判にかけられることになる。

この復讐の鬼が瀬尾という音楽プロデューサーだが、彼には天童ショージ以外にももうひとり、中傷記事で表舞台から消えた好きな芸能人がいた。奥田美月という歌手だった。瀬尾と天童と83人についての話で進んでいくのかと思ったが、美月のバックグラウンドが相棒の3時間スペシャルか? と思うほどヘビーだった。そこだけちょっと別の本を読んでるみたいだった。
これは直木賞候補だった作品で、ブレイクショットの軌跡もそうだったけどSNSと発信が引き起こす罪の重さを書く小説が出てきたなと思う。

私たちはもっと、情報を公にすることの重みを感じなければなりません、
家族や友人が膨大な言葉の暴力を受けたときのことをどれだけ現実的に想像できるのか。気軽に公にするその投稿は、本当に必要なものなのか。
「一瞬で広まり、永遠に残る」ことの深刻さと向き合わない限り、社会はより殺伐とし、人々は相互監視に委縮していく一方です。
重箱の隅をつつくような正義と、この世の果てのような邪気が洪水となって滝壺を作る。そこの滝壺に落ちた人は二度と出てこられません。

(P276)

引退選手人気投票を見ながら延々頑張ってました。
・掃除(いらんものの処分)
・レシート登録(そして捨てる)
・マウス使えるように
・新聞処分とスクラップ
・体組成計を買ったまま放置したので使えるようにして、ヘルスケアに連携できるようにした。そして現実を見た。俺……痩せます……

・支払いとか返信必要なメールの対応、検診の季節ですよーハガキがきていたのでGoogleカレンダーに通知が来るように仕込む。
・ロデオのツアーと刀ステ申し込み(チケット当落出たら退会すること)
そして今がもう23時40分。おかしい。
まだ本屋クリップ11月分と11月のまとめを書いていない。明日やります。
今日は月が明るいのに星が綺麗です。

11月、なんかめちゃくちゃ三宮のジュンク堂に行った。

あの人と、あのとき、食べた。

created by Rinker
¥1,760 (2025/12/26 07:40:44時点 楽天市場調べ-詳細)

まさに1週間後にサイン会が行われる本屋さんで買った。普段noteで更新される日記を読んでいるのでこの本を買うことで課金しようと思った。

世界史のリテラシー 「再征服」は、なぜ八百年かかったのか レコンキスタ


わたくし好きなCDは「聖戦のイベリア」
このCDはまさにレコンキスタの歌である。曲をより理解するための参考資料として購入。

考察する若者たち

created by Rinker
¥950 (2025/12/26 07:40:45時点 楽天市場調べ-詳細)

映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレーーコンテンツ消費の現在形

三宅香帆さんの新刊と、これを読んでたらこれも読むといいんじゃないかと思って買った本。
考察する若者は面白いんですけど、前提条件が違うので、「いやそれは違うと思いますね!」と思いながら読んでます。

読書する脳

created by Rinker
¥1,045 (2025/12/26 09:29:25時点 楽天市場調べ-詳細)

生活史の方法 人生を聞いて書く

created by Rinker
¥1,155 (2025/12/26 09:29:25時点 楽天市場調べ-詳細)

ここ2冊は高輪ゲートウェイの文喫東京で買いました。あの本屋入場料が有料だと思ったらちゃんと無課金エリアもありました。

ここからが気になった本

断捨離血風録

created by Rinker
¥2,420 (2025/12/26 09:29:25時点 楽天市場調べ-詳細)

断捨離本も積読本もあるけど、本を処分することに全力を傾けている本んはちょっと珍しい。

気になった本、いろいろあったはずなんだけど、ジュンク堂で興奮しすぎてなんも記録を残していない。

11月読んだ本は5冊。

11月は土日ずっといなかった気がする。

ワールドシリーズを見た
20251108 GRANRODEO G20 ROCK SHOW@ぴあアリーナMM | colorful
20251109 #ねじの市 → #ミステリーカーニバル → 文喫東京 | colorful
羅小黒戦記2 | colorful
阪神タイガース THE OFFICIAL MOVIE 2025 栄光の虎道 | colorful
20251122 阪神タイガース優勝パレード | colorful
20251122 | colorful(東福寺へ行った)
20251123 阪神タイガースファン感謝デー | colorful
MAMORU MIYANO ASIA LIVE TOUR 2025-2026 〜VACATIONING!〜

なんだこれは。ちなみに1日と29日は出勤していたので、家でゆっくりのんびりしていたのはまじで3日と16日と24日のみである。
ワールドシリーズは家で見てたけど、ゆっくりしていたわけではないので……。

遊んでばっかりではなく、実はがんの検査も受けていた。検診ではなく、症状があるので病院へ行った系だ。
子宮体がんの検査をしてきたよ! | colorful

あと侍VS阪神のチケットが取れたり、才木とテルのトークイベントのチケットを取ったりしている。12月はたぶん6日だけ大阪行ってあとはゆっくりする予定。仕事は27まで。

今日地上波で放送&虎テレで配信開始したけど当日の日記を今日書く。

自分ではチケット取れなかったけど、知人の友達が年席者でチケット譲ってもらえるから一緒に行きましょうと言われたのでありがたく頂戴した。のだが、わたしはもうこの人とファン感に来ることはないだろうなあと思った1し、隣の席になるのもご遠慮いただきたいと思った。
年席の人は3言ぐらいしかしゃべってないけどたぶん普通にいい人でした。なんでそんなに喋ってないかっていうとわたしは接近禁止命令でも出されてたんかと思うほど知人によってシャットアウトされてたので。

パレードからのファン感で、世間は3連休。びっくりするほど宿が取れなくてアパホテルが1泊3万とかとかで、奈良も和歌山も岡山も滋賀も泊まれるところがなくて、楽天トラベルで怪しい民泊を見かけたけど、民泊ならいっそと思ってAirbnbで探した。
最寄り駅がJR甲子園口駅で、「あんたの目指してるところの最寄りはここちゃうで」とばかりに「名所案内 阪神甲子園球場 南口からバスが出ています」という案内が出ていて笑った。
お楽しみ袋欲しさに8時ごろに甲子園に着いた。ダグアウト前には人がずらっと並んでいて、Lががんがん売れていた。いうてわたしもLを買った。
ちなみに中身は怪物くんとのコラボT、中野のタオル(Familly with tigersの時)、木浪のぬい、遥人くんの指人形、才木柄の入浴剤、卓上カレンダーだった。Tシャツは在庫処分だと思うけど、ぬいと指人形が地味に嬉しかった。ぬいってアルプス行くといついっても買おうかどうか悩むけど高い。

買い物を終えてコロワで飲食とともに休憩して、9時ぐらいに再び甲子園へ。
前述の年席者とは別の方のおかげでなんとハイタッチ会に参加することができた。6号門のあたりのハイタッチ受付からずんずん進む。途中で関係者と思しき女性が別のルートで建物中に入っていった。スタッフさんも名前を聞くと「ああ、あいつなー」っていうノリだった。入ったのは屋内練習場。ビールかけのあの会場だった。この時点ですでにだいぶ感激だった。
ハイタッチは一瞬だった。一瞬が永遠になるイベントだった。桐敷、石井、岡留、ケイン。カーテンパッと開いて、桐敷がまず見えて、「本物やあああ」って気持ちで見てしまった。石井はわたしの身長に合わせてちょっと手を下げてくれた。イケメン。ピッチャーだけではないと思うけど、人間の手のひらと思えないほど硬くて厚かった。ちいかわの気持ちで外に出た。「わ……わぁ……」という気持ちだった。ずっとほわほわしていた。

甲子園には11時過ぎに入った。
当日は暑かったと聞いているけど、私が座っていたのはアイビーの最上段エリアで屋根があるので日光が当たらなくて風が良く吹き抜けていて寒かった。
ファン感と聞いて、Twitterしか知らない人は「阪神は関西の球団だし、さぞ笑いに走るんだろう」と思うかもしれないが、実は全くそんなことはない。誰も女装しないしコスプレもしない、歌わないし踊らない。昔はそんな年はあったのかと思うような写真を見ることもあるが、今は子どもが中心になりがちだし、「おもてなし」というよりは「みんなで楽しく」って感じだ。接触イベントは年間席購入者対象のイベントで、基本的に選手は「いつもよりちょっと近い」だけでシーズン中と変わらず「夢を与える存在」のままいてくれる。
今年の司会はABCテレビのアナウンサーと阪神OBの関本とかだ。
今日一番楽しみにしていたのは阪神(現役)VS阪神(OB)対決だ。3回まで、入れ替え自由、軟式球使用だ。
OBことレジェンドチームの先発は井川、現役チームの先発は高寺だ。前日の虎辞書なるが井川の1-0完封勝利の日で、時代を飛び越えてきたとびっくりした。2回当たりで森下が通常のノリで1塁に送球して「情け容赦はないのか」と掛布だったかにブーイングされていた。
3回? の野手が全員投手で「今岩崎が決めている」って言ってて、コーヒー片手にグラブも持たずに飛び出した遥人くんがショートかセンターで、グラブを届けに行った桐敷が「桐敷そのままレフトに入ってー!」っていっててわろた。
バッターが交代でテルが出てきて、なんか様子がおかしいと思ったら「every little thing every precious thing」とともに球児が3塁側ベンチから現れた。甲子園でこの曲とともに球児がマウンドに立つところが見られて感動だった。
しかも球児のあのストレート宣言まで見られた。感無量である。人災の席ガチャはこの時点でいったん清算された2。来年は銀傘拡張工事で甲子園ではファン感ができないそうだ。かといってSGLでは確か5000人ぐらいしか入らないので、年席者分も足りないのではないのか。
地上波のファン感はジョーシンの宣伝(※CMではない)が多すぎてみるところが少ないので、来年は虎テレのライブ放送でもいいかなと思っている。

  1. 弁当代負担はまあいい。このわたしがドン引きするぐらいの「異性が隣に座るというだけでこんなにもキャラ変するものか」という人だったことが判明した。わたしより年長者であるが、わたしとの接触も徹頭徹尾避けさせる方針で、知ったかぶり発言及びクソデカ矯声が絶え間なく聞こえてきて、暴言を吐いた上でゴミも放置で帰った罪は重い。元々選手disが多い人なのでもうええかと思った次第。 []
  2. がこの後ゴミ放置の件ととんでもない暴言があったのでマイナス加点された []
PAGE TOP