先月友達に買ってきてもらった御前(一文字則宗)の財布が思ったより小さかったけど使いたかったという話をします。

まず前提として御前の財布が使いたい。入るものはカード2枚ぐらいとごくわずかな小銭です。
昼ご飯代は支払いを未来送りにするんじゃなくてその場で出費したいので、デビットカードならこの条件を満たせます。

楽天銀行のカードをデビットカードにしてたのを思い出して、お昼ご飯代をここから落とすことにしました。

とりあえず1か月ほど使ってみた結果、楽天銀行はやめることにしました。
ちゃんと見なかった自分が悪いんですが、楽天銀行預入でもATM手数料がかかる
おろしてるんじゃないのに、振り込みでもないのに、手数料驚きの275円。3万入金で無条件で手数料不要というけど、3万て。
入出金に手数料がかかるしZaimへの反映が他銀行比異様に遅いし、楽天ポイントが入るとはいえ「手数料」>「昼ご飯代で手に入るポイント」です。給与振込口座にはできないし、少額で使い続ける上ではデメリットが多い。1

今手持ちの口座で、となると次の白羽の矢はソニー銀行(Sony Bank WALLET)に立ったので、申し込みをしてきました。ソニー銀行はポストペットをやりたかった10代時分の怨霊慰撫のために使ってたので、カードはやはりモモにしました。

  1. 楽天銀行で口座を開いたのはちょっと別の理由があります []

冒頭読みながら、モデルの土地を椿山荘ホテルに設定して1読んでいた。
桜山ホテルに入社して苦節7年。涼音はあこがれのバンケット棟(宴会班)からあこがれのホテル棟アフタヌーンティーチームに異動した。先輩の香織が産休に入ったことによる代替要員だ。異動後初めてのプラン会議でなんとか自分のプランを採用してもらおうと頑張るが、ほぼ門前払いのような状態だった。

そんな桜山ホテルで働く人やアフタヌーンティーを楽しみに訪れる人のお仕事小説だったり差別の話だったり。ディスクレイシア(読字障害)、国籍、正規雇用/非正規雇用、男だったら、女だったら。
「誰のそばにでもある問題」がそこかしこに書かれているけど、語り口がライトなので重くなりすぎない感じ。登場人物はみんな前向きで目標に向かって頑張ってて偉いなあ……と思いながら読んだ。

  1. 行ったことはないけどここだ! と思った []

昨日アマプラでふと目について再生した「劇場版魔法少女まどか☆マギカ【新編】叛逆の物語」がなんかすごく面白くて、途中で止めるつもりが寝る時間を過ぎても最後まで見てしまった。あれっこんなシーンあった? 実は見てない? と最初はまじめに思っていた。
いやでも待ってよまどマギだよ、まどマギで久しぶりにアニメを見る習慣がついたわたしだよ??? まどマギの映画なら見てないわけないじゃないか。何ならまどマギの映画明けであいほんみたら劇団シャイニングの告知が来て頭かち割られた記憶あるもんなと思ったけど、なんかすごく「はじめて見る映画」みたいな気持ちで見てしまった。

今検索してみたらちゃんと感想を書いてるぐらいの映画をだよ。もう8年半ぐらい前っていうことにも驚いたけど。
魔法少女まどか☆マギカ 【新編】叛逆の物語 | colorful

よく「記憶喪失になってもう一回読みたい小説」みたいな言われ方はするが、映画でこういう経験をする日が来るとは思わなかった。

2022年のわたしが好きなシーンはマミさんとほむらちゃんの銃撃戦で、あとやっぱり「ほむらちゃんが泣いちゃうような辛いことわたしが耐えられるはずがないもん」のところはすごく好きだった。
あと「君の銀の庭」な。わたしは劇場版無限列車編は履修してないんだけど、あれを見た後に炎を聴くのはやばくて泣けるというけど、あれに似た感情は叛逆の物語を見た直後に「君の銀の庭」を聴くような感じなのかなと思った。梶原由記が作る曲の力すごいなっていう話。

コロナ禍はじまりの2020年の日記。同種では東京ディストピア日記があるけど、あちらよりはもうちょっとパーソナル寄り。一児の母の綿矢さん、マスクを忘れたときの対応が大変そうで、あと、あとがきに変えてみたいなエッセイ部分がとても長かった。

これは在りし日の富士見ミステリー文庫のGOSICKを思い出す感じのミステリ。
夫デイビットが好む女性でいようと自分を殺していた女王オフィーリアはある夜本当に殺された。死の間際にオフィーリアは声を聴いた。「妖精王リアの王冠を持つ者が死んだ。古の約束に従い条件がそろえば呪いが発動する。まずはオフィーリア、君が10日だけ生き返るよ、さあ君の願いを言ってごらん」
オフィーリアは望んだ。「自分を殺した人間が知りたい」

そうして生き返ったオフィーリアは、10日だけ生き返るといわれたオフィーリアはもはや誰の意向をうかがうこともなく自分のやりたいことをはじめた。
オフィーリアを殺したのは誰なのか、あと10日のうちに弟ジョンを後継に仕立て上げないといけない。
石田リンネ作品はおこぼれ姫以来久しぶりに読んだが、「強い女性」は健在だった。

倒叙ミステリでこれめっちゃ映像映えするやんって思った。そのうちドラマになるんでは。というのもちょいちょい古畑任三郎とかコナンとか相棒のオマージュを感じられるネタがちりばめられたから、「古畑任三郎でした」とか古畑警部が登場するときに流れる音楽がめっちゃ流れていた。

倒叙ミステリそんなに好きではなかったんだけどこれは面白いなーーと思った。mediumみたいな「ギャーーー」ってなる感じはないんだけど(そら倒叙やしな)これは丁寧に「犯人がミスを犯したところはどこか」を翡翠が暴いていくのが痛快だった。あと翡翠自身の魅力があるな。あのあざとい感じが。

昨日の話なんだけど地元の駅付近は有名人がふたりいる。ひとりは去年秋の衆議院選挙にも立候補していた天皇イランおじさん。もうひとりは易者のおっちゃん。易者のおっちゃんわたしが子供の時から駅前(路上)で店を開いているので昨日久しぶりに姿を見て「生きとった!!!!」と心の中で叫んだ。顔はだいぶもう年いってたけど生きてるわーと感動しつつ通り過ぎた。

明日から仕事はじめに至って、布団を干したり掃除機をかけたり自転車に空気を入れたり麦茶をたいたりした。明日暇だといいなあ。無理かなあ。

買った本

わたしは初詣を兼ねてえべっさんに行くので初詣=1月2週目の土日月です。今年はちょっと普段しないことをしてみようと思って三が日にお参りをしました。中吉。えべっさんはたぶん西の文化だと思うので説明すると商売繁盛の神様で、1月2週目の土日月は商売繫盛の笹とか熊手とかを買う人でごった返し、周辺の路上ではがっつり露店が出ます。

年末に出たジャンプを読んだ。藤巻さん(黒バスとかの人)の新作「キルアオハル」がおもしろかった。見た目は中学生中身は41歳の殺し屋っていう読み切り。

invertを読み始めた。倒叙ミステリを小説で読むのはあんまり好きではなかったんだけどこれは今のところ面白くていい。

これは2022年暮れのわたしへの申し送りエントリです。

29日:黒豆(作るなら)漬ける だしを作る(1.5リットルではちょっと足りんかも)
30日:煮しめ とりにく
31日:えび ぶり
それ以外は適宜分ける。2023年は元旦で食べきれるぐらいでいいかも。

煮しめはもうちょっと少なくてもいい。なますは半分(分量でいうと1/4)包丁はやっぱり見た目が悪い。
えびは6〜8ぐらいでいいと思う。豆は50gで。豆は奥のコンロでも割とすぐできるし水分めっちゃなくなる。味見すること。
田作りも半分でいい。数の子はキープ。
煮しめは今回ぐらいの量でいい。今回が最大量だと思うので気持ち減らしてもいい。今年初めて入れた黄金いかと中華くらげはウケがよかった。特にイカ。ぶりは直前でも安値だったので早めに買わんでもいいかも。大根と金時人参はお雑煮にも使うので一緒の量で。たけのこはいらん。
昆布もうちょっと少ないの売ってないかな……。

ノートに書きだしていたら今年の抱負は「読む」「書く」に分かれるみたいです。

万年筆やガラスペンを使いたい
いっぱい書く

去年のやり残し
はと文庫オンラインを羽ばたかせたい(もっとメジャーに)。
はと文庫オンラインを更新するためにはまず読まねばならんし読みたい本はいっぱいあるのだ。

同人誌を作りたい
「あの夏の話をしよう」は再録だったので完全新作で。とりあえず書くだけでもいい。脳のリソース空いたから書けると思う。

人生一寸先は闇対策
資産運用について理解を深めたいし副業なら書く仕事をがしたい。副業ライターのとっかかりをつけたい。

KDPでなんか作りたい
去年「この少女小説がすごい」を作ったのが面白かったので。書くためには読まねば。

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