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久しぶりの映画館。映画は5か月ぶり。8時ごろにはもういい感じに席が埋まっていた(プレミアム席以外は6席ぐらいしか空いてなかった)。
以下は物語の根幹にガンガン触れていきます。

そんなに入っているのかと思ったら一席空き販売はまだ続行中のようだった。隣の席が空いてるのはありがたい。
開幕早々(体感では20分もなかったと思う)二人死んだのが驚きだった。プラーミャのあの炎ルナティックの炎の色してるなあと思った。

今年公開のほうのドラえもんの宇宙小戦争でも思ったけど、制作時にはロシアがこんなことになってるとは思わなかっただろうなあ。
今回は安室さん以外はまあまあゴリラ感なく人間だったけど突然ロシア語をしゃべりだすコナンは驚いた。安室さんはあれだ、突然の悪役ムーブだった。首輪をつけて電波遮断のガラスケースに入って、ただし豪奢な椅子とグラスと電話。ワインと長毛種の猫があったらふつうにボスだった。
松田刑事の異動〜殉職までの行動聞いてたら「米花町の治安マジで悪すぎる」って思った。最近聞いた話では犯沢さんでクリミナルシティ米花町について語られると聞いてググってたらこれもアニメになるんか。

安室さん以外はまあまあゴリラ感ないって今回も安室さんめっちゃゴリラみたいなこというてるけど、安室さんゴリラ違うけど「????」ってなるんよな。3年前助走ありとはいえビルとビルの間飛ぶし。それを伏線として墜落直前のヘリコプターに乗り込むし。あの黒電話押し付けるシーンまるで「危険、近寄らないでください」だった。

コナンがビルの上層階から爆破の衝撃で雨どいパイプを伝って走って、やっぱり地上に落ちるところは千と千尋の神隠しの千みたいだった。燃え残っていたメモの「¥マークと思ったあれは渋谷駅周辺地図だった」と気づいた時の映像処理がまるでムーンサイトでようこそだった。ムーンサ ムムムーンササイドムムムムムムムムムムムーンンンンンンンンササササイイドドドドド。ようこそムーンサイドへ。ムーンようこそサイドへ。ムよーンサうスープがさめないうちにマニマニをなんとかしないとイこドそへ。

じわじわ面白かったのは「麻酔に耐性があるのかなかなか麻酔が効かない患者さん」こと毛利小五郎さん。

ハロウィンの花嫁はとにかくバランスが絶妙だった。アクションとサスペンスとミステリのバランスが絶妙で、高木・佐藤刑事の仕事・恋愛両方もよかったし、降谷零および公安の流れもよかったし、警察学校も、今回の事件も。
たくさんの登場人物が動いていたのに重心を置くキャラクターによって「今回のメインはこれだ」っていうのが多分人によって変わるぐらいにはバランスが良かった。高木佐藤も安室(降谷)もメインといっても差し支えない感じだった。

いやでも今回渋谷ばっかりで、わたしは地方人で東京には年1回ぐらいしか行かなかったけど、その年1回で毎回渋谷に行ってたし何なら泊まったこともあるので「ここ知ってる……」感あった。簡単に聖地巡礼できる。はよ坂道上がって陛下のギター見に行きたいなあ。

今回のコナンはすごくいい出来だったし来年のコナンもめっちゃ楽しみだ。

TRUMPの新作。

「ロマンチックコメディの皮をかぶった何か」も「アッパー系というよりヒャッハー系」という触れ込みだったが今回は確かに正しかった。

TRUMPは沈鬱なシーンが多かったりするが、これは確かに圧倒的にヒャッハー系だった。全員がリリウムのマーガレット以上に弾けてる感じで、特にずっと歌っている前半はなんかアメリカンなノリに感じられた。
確かに「ミュージカルですよ」とは言われていたけど、同じミュージカルのマリーゴールドの比ではないぐらい歌パートが多い。
だから「ミュージカルは突然歌いだすから苦手」勢にはちょっと薦めづらい作品ではある。歌はめっちゃうまい。みんなすごくうまい。確かオンラインキャスト発表会でうたうまを選びました的なことを言ってなかったかな。

ざっくりとした情報しか仕入れず役名はおぼろげな記憶で見始めたので、最初に出た人物=キャンディがノラだと思っていたので、キャンディと呼ばれてあれっ違うんだと思った。オンラインキャスト発表会の時の相関図とかどっかに残ってないだろうかあのあえて反転して作ったら反転させる必要はなかったやつ。

美弥るりかさんが(宝塚出身だと知っていても)立ち居振る舞いがすごく宝塚の男役のそれなんだ。トップスターのオーラがある1。宝塚では2番手でも繭組ではトップスターだわ。
ノラがスカートをはいていたりいろんな衣装を着てたり豪奢なソファに腰掛ける様が貴族なイケメンだったり、性別不詳だったのは「ノラについて知られているのは声」ぐらいのせいか。幼いノラは髪が伸び放題で大きくなってからは美弥さんで性別を判定するものがなかった。

僕は君だはなく、守護者もいなかったがTRUE OF VAMPとライネスは健在だった。

ノラが刺された後の「愛している」はすごい勢いでグランギニョルのキキがちらつくし、永遠を望んでくれたというあのセリフはTRUMPのクラウスとアレンもしくはソフィなんだな。マギーがヴェラキッカ家の養子となる前の家名でひっくり返った。いつの時代のデリコだよ。なんか唯一の物販だったというパンフレット見たら時系列とか載ってるんかな。

シオン役の松下優也がわたしが初めて見た舞台2以来2回目ですごく久しぶりに見たけどすごく歌がうまい。

ロビンが「愛してるぞ〜〜〜お〜〜〜〜」といい声を響かせてるところ、末満スイッチング配信ではぴくりとも動かないノラ固定だったのが大変ウケた。

歌は最初とラストで流れるヴェ〜ラ〜キッカ〜のやつ ↓

welecome to the verachicca! ではじまるヴェラキッカ家の人物紹介の愛加あゆさんがメインボーカルのやつ。

片っ端からイニシアチブを掌握していくシーンは青き伯爵の城みたいだった。
今回はずっと歌ってるから「物語を進めながら突然歌いだすのがミュージカルなら歌いながら突然語りだすのがサンホラ」というあれを思いだした。ヴェラキッカはイドに至る森へ至るイドとMarchenと親和性があるなと思った。具体的に言えば「この狭い鳥籠の中で」「彼女が魔女になった理由」「礫刑の聖女」「暁光の唄」

配信は東京公演ではもうないが、2月の大阪公演で8Kオペラグラス配信というものがある。配信なのに推し定点カメラができるそうだ。

美弥るりか主演のミュージカル「ヴェラキッカ」“8Kオペラグラス”配信が決定(舞台写真あり) - ステージナタリー

  1. wikipediaいわく退団公演では2番手としては異例となるサヨナラショーが行われた人だそう []
  2. ミュージカルイン・ザ・ハイツ []

幸せ以外の何物でもない空間だった。2020年の忘れ物を取りに行った。コロナだったり活動休止だったりで制限がある中16人すごかった。

マジLOVEキングダム舞台挨拶の記憶1が強烈だったのでチケット取れるかなあって思ったけど、一番小さいシアターの前列は割とすいてる感じ。後列は割と詰まっていた(間引き販売はもう終了している)。後列通路際でどういう人が入ってきてるかぼんやりしてても目に入ったので思ったことは「マスクをしていてもわかる若い人」というのがとても少なかった。息の長いコンテンツについていく人は(自分を含め)自然と年齢が上がっていくのだ。

今回のライブレポはもう書きたいところから書くので、セトリ順ではないし当日から遠く離れてしまったので短くなる。

そしてはじまって1曲で無事死亡した。ファンタジックプレリュードいい曲だな……。
ST☆RISHの曲全部振付あったな……。ST☆RISHは割とこう全員で踊ったりすることは無縁で、自分の単独ライブでは踊ったりするのにプリライでは「俺声優さんなんだけどなー」って振付は嫌いだってきーやんみたいなひともいるので、今回すごかったよな。
ST☆RISHおじさん歌ってるときはあんだけかっこいいのにMCになったら途端にバラエティー番組感あふれる。あのMCあと3時間ぐらい聞きたかった。7人で毎週オールナイトニッポンやってほしい。
そこからのSTAR WISH振り幅がすごい。STAR WISHはカメラが歌唱担当固定のところが多くて、もっと引いてほしかったな。
エゴイスティックがな……マジLOVEキングダムユニット曲では一番フルを聞きたかったのでありがとうございます狂わせたいと思い、「鳥かごが壊れる瞬間に消えるマイクスタンドを探す」呪いの健在を感じた。
愛を捧げよで暎一=緑川さんがエゴイスティックの衣装のまま捧げてたのはなんか見るたびにじわじわきた。
マジLOVE1000%が荒れ野に花を咲かせのあのイントロつきで、それだけで泣けたわけだけど、それはそれとして7人で歌ったマジLOVE1000%いつ以来だろう。3rdはもうカルナイいたので下手したら1stか2nd以来だったりするんじゃないだろうか(2ndはゲストまえぬ氏がいたのでまじで1st以来かもしれない)
2ndでかわいそうなぐらいガッチガチだった姿を見ているわたしはまえぬ氏のパフォーマンスを見ながら「遠縁の親戚を見守る人」の気持ちになってしまう。

GIRA×2SEVENで、ヴァンだったかな……黄色のリングライトをつけているところを見てめっちゃ泣いてしまった。なんで泣いたのかはわからないけど、なんか突然の決壊だった。カルナイはそういうことするユニットではないからなあ、無理だとは分かっているけどお前この場にいたらよかったのにねと思っていたら、踊れる曲をやりますって黒崎とも鈴木ともいわず流れるオンリーワン。3人とダンサーズとオンリーワン踊るしね。KIZUNAをうたってカメラは蘭丸視点のれいちゃんを映してるってね。あとエゴイスティックの間奏ベース強めの音源で、らんらんとたっつんいないけどいるわって思った。

セットが大階段だったので衣装あいまって美風ソロは宝塚の幻覚をみた。フリルがあんなにも似合う男性は羽生結弦と蒼井翔太以外ちょっと思いつかない。

四ノ宮那月役谷山紀章でしたまた会いましょう!! の会いましょうの言い方が完全に「GRANRODEOでした!!」って続く言い方だった。里心が目を覚ますじゃないか。

昼休みに「わたしの2020年もう終わった!!!!」と叫んだわたしの妄執は半分回収した。もう半分は次に現地に行ける日に回収したい。わたしは東京ドームでプリライが開催されたときは頭を黄色とピンクにして現地参加します。

  1. 2番目に大きいシアターが埋まっていた []

見てよかった。

なんかやたらよくわからないところで泣いた。「よくわからないところ」の最たるものがオープニング曲流れてるところとかなんだ。なにが入ったのかはよくわからない。その時思っていたのは「このふたりが幸せそうでよかった」ていうことだったと思う。このふたりはたとえ渋谷に行ったとしてもパートナーとして認められるだけの世間的には不安定な間柄で、シロさんが担当していたホームレスの人と変わらないかもしれない少数派の人だった。

いやでも京都編よかったなー。手をつないで歩くケンジの心象音楽うるさすぎて笑ってしまったし、あのふたり「俺とお前がいればそれでいい」と「周りの人間も必要だ」っていう感じで、結構各所で健康問題とか親問題とか幸せそうに見えて不安定な仲である描写あったな。でもだからこそ幸せそうにおいしそうにごはん食べてるシーンにグッとくる。
小日向さんとジルベールは誇張されてるけど実際他人で暮らすということは衝突するもんでしょう。

ケンジの後輩のあのズバズバ系の美容師(松村北斗)、今カムカムエヴリバディで毎朝見てるからこの振れ幅すげえなと思った。
同時におかえりモネを毎日見ていた人間、金髪のケンジにめっちゃ驚いたしサングラスのケンジにやべえ振れ幅と思った。

生活を丁寧に描いている分雰囲気としては30分ドラマ×数本っていう感じ(でも尺とか画面の使い方が豪華)だった。お互いのことをめっちゃ考えて生活してるの良かった。笑ったり泣いたり私の感情の幅もすごかった。

本来去年公開だった映画、ようやく公開されて見に行った。
ざっくりした感想だと、良いシーン多いし面白いんだけど、背景すごいし、俳優いい仕事をしていたけど、積極的に「あれ面白いよ見に行ったほうがいいよ」ってお勧めするほどではない。きっちり理解しきれてないのか趣味が合わないのかはまだ分からない。

ちなみにわたしは司馬遼太郎「燃えよ剣」未読、はじめての新撰組は飛べイサミとピースメーカー、銀魂読者で刀剣乱舞ユーザーです。

もう五稜郭にいる土方の回想もしくはインタビューとして物語が進む。試衛館のちょっと前から。

唐突に挟まれる場面にびっくりしてた覚えがあるなあ。芹沢鴨が女癖悪い設定で階段で「やめておくんなまし」と逃げる娘の着物を後ろからつかんで上半身ひんむいて口を吸う(あれは文字通り「口を吸う」だった)シーンがあったり(このシーン一瞬なので見たくない人は目を逸らせばいいレベル)、ええじゃないか乱舞があったり。
あと会津の人とか、会津の人が悲惨なシーンになると菅野彰の女に生まれてみたものの
が思い出された。

軽快に人は死ぬし芹沢鴨暗殺のシーンはかなり血まみれだけど、ピースメーカーにも採用されていた足に五寸釘打つ拷問のシーンはない。切腹のシーンは数度ある。鉄之助に写真と手紙を渡すシーン前後良かった。

岡田くんが主演の映画を見るのはそういえばこれが初めてだと思う。あれだけ出てるのにな。局中法度を作ったあたりからの土方はずっと険しい顔をしていた。殺陣を岡田くんが指導していたとかなんとか番宣で見ていたのでもうちょっとそういうシーン多いのかなと思ったけど割と少なかったな。上洛前の竹刀を振ってるシーンの手練れ感すごかった。

沖田総司役の山田涼介くん、へいせいじゃんぷのメンバーでめっちゃ色白で最近ゲーム実況をやっている人、というのが彼について知っているすべてなんですけど、すごいはまり役だった、というか解釈にあっていた。試衛館時代から土方が詠んだ恋歌をからかってるところや剣の稽古をつけているところや、死の間際まで。すごくよかったです。
なので彼の人のファンで、人がばんばん死ぬ映画が嫌いではなければ、そこはおすすめできるところです。

兼さん(和泉守兼定)ご購入、研がれるシーンは「ご本刃出演!1」な感じで内心テンションあがっていた。安定とか加州は出なかったが菊一文字はちょいちょい登場したので、「あっ御前じゃないけど御前」とテンションが上がった。(※御前……刀剣乱舞に登場する一文字則宗のこと)

加州くんの特命調査の戦も登場。

スタッフロールに「この映画製作において動物に危害を加えていません」っていう記述が流れてきてて、そういう時代の流れなのかなと思った。

  1. 本当の和泉守兼定がつかわれていたとかそういうのではなく、ちなみに確認もしてない。 []

久しぶりの現場で朗読はよるのこえ以来。
#少女文学館 ×俳優×#最善席 朗読劇 #よるのこえ を聞きました | colorful

【あらすじ】
インターネット上の“呪い”を蒐集している「都市伝説ゼミ」の明烏准教授と助手の久陽のもとに、山本と名乗る男が訪れた。
山本は、ダッカという配信アプリで人気の「池袋裏百物語」の配信主・エドにかけられた呪いを解いてほしいという依頼を持ちかける。
エドの配信が、数年前に実際にあった「池袋百物語」の再現であることに興味を持った明烏は、百話目が語られるという劇場に向かうが??。

見るまでの話

あれ面白そうだなと思った朗読イベントはよるのこえ以降いくつかあったけど、今回これのチケットを買ったのは何から何まで興味の塊だらけだったからです。

原作:紅玉いづき(池袋裏百物語 明烏准教授の都市伝説ゼミ)
ジャンル:怪談(怖くはないです)
出演
9/11昼公演 江戸役:西山宏太朗 明鳥役:梅原裕一郎
9/11夜公演 江戸役:梅原裕一郎 明鳥役:西山宏太朗

という普段から好んで読んでいる作家が原作で、普段から好んで聞いているラジオのパーソナリティが演じる(しかも昼夜で役交換という実質TRUMP)、さらに怪談という好きな題材です1

「聞いてるラジオのパーソナリティ」扱いをしていますが、西山宏太朗さん(以下西山さん)と梅原裕一郎さん(以下うめめ)が声優だということは知っています。でも普段の活動はいまいち存じ上げない2。だからどういうお芝居をする人なのか見よう、せっかくだから昼夜どっちも、という話です。
ちなみにふたりで呼称が違うのは「推してるかどうか」ではなく、「梅原裕一郎」の情報入力元である友達が「うめめ」と呼んでいること、聞いてるラジオこと「ひょろっと男子」でうめめとスタッフのやじまさんが「西山さん」と呼んでるからです。

やっぱり原作を買う

推してる作家なので情報公開の一部始終は見てました。その時に朗読舞台見ようと思ってました。いうて原作そのうち本になるやろと思ってスルーしてました。でも公演日が近づくにつれて「やっぱり原作に触れてからその先の展開に触れたい」というオタク的な作法でkindleで買いました。

この号はおじゅんたさんの表紙効果もあるのか紙書籍は完売に近い状態だと言っていた気がする……。
ちなみに電子書籍買えるサイトで「池袋裏百物語」で検索すると

これが出てきますが、これには『池袋裏百物語 明烏准教授の都市伝説ゼミ』(今回の朗読舞台の直接の原作)は掲載されていません。作中作の朗読(ゴーストトラップとか)はこれに収録されています。

チケット買うよ

チケットはここから買えます。
朗読舞台「池袋裏百物語|明烏准教授の都市伝説ゼミ」|dTV(ディーティービー)【初回31日間お試し無料】
定価3720円なんだけど、dTVに加入したら1公演当たり1000円安くなるし無料体験もあるのでとりあえずそっちに加入してクーポンもらって安いほうでチケット買いました。3
アプリダウンロードして公演終わったらマッハで退会しようと思いつつ、配信されているものを見ていたららんま1/2があったのでめっちゃ見た。
ちなみに本公演はアーカイブありで9/20まで見られるし今でもこの額で買えるので気になった人は見ていってね!

公演の話(内容に関する話はほぼしません)

公演自体はだいたい1時間で、そのあと20分ぐらいアフタートークです。

昼夜を見比べて思ったことですが、解釈に合っているのは圧倒的に夜公演。
江戸はうめめがいいし、明鳥は西山さんがいい。
明鳥役うめめ(昼公演)は胡散臭さはあるんだけど、いかんせん相棒の右京さん的な品の良さがある。わたしの考える明鳥にはもうちょっと「友好的であるけどつかみどころがない」ところがほしい。それが西山さんが演じる明鳥にはあった。
うめめが演じる江戸は厭世的なところがあってわたしが考える江戸にぴったりだった。西山さんが演じる江戸はちょっと明るすぎた。でも作中作的な、怪談の朗読は江戸=西山さんの1話目がとてもよかったです。「腕でした」が好き。

うめめはいい声してるけどびっくりするほど顔がいい。眼鏡をかけているうめめを見たい人は昼公演を見てください。

「いいですか、皆さん。理不尽に死ぬ人が居るように、理不尽に死ぬ舞台なんて、物語なんて、たくさんある!」
この時代に。
この世界に。
屍はなんと積み重なっていることだろう。それでも。
「それでも、生きた舞台が、一番強いんです」

紅玉いづき「池袋裏百物語 明烏准教授の都市伝説ゼミ」

ここの部分はこの2年ばかし、コロナ禍で死ぬ、もしくは形を変えてなんとか生きる現場のことを考えた。

今昼公演1回、夜公演2回見たところで桜庭久陽山本については見比べまだなのでこれから見ます。

  1. ホラー苦手っていう人友達にもいるけど、本作は怪談というてもそんな怖いやつじゃないです。声の演技と表情の微細な演技がすごいって感じ。 []
  2. うめめがツイステのレオナさんやFrepのそーたをやっているのは知ってます。西山さんが演じているキャラは星エコのジェミニの双子のどっちかをやっていたのは知ってる、レベルです。西山さんについてはハロオタであつ森ガチ勢で心にギャルを飼っている人というパーソナルな情報のほうがよっぽど多い。 []
  3. 前GRANRODEO関連でドコモ関連のなにかの動画配信サービスの無料体験サービスを使用した覚えがあるけどそれじゃなかった。31日無料期間ある []

MIU404は去年めちゃくちゃ話題になっていた(タイムライン視聴率が抜群によかった)刑事(機動捜査隊)もので、評判を聞きつけた人が今ならparaviで見て最新回に追いつけるよってそそのかされて実況勢に加わっていたのは記憶に新しい。

どうもMIU404にはアンナチュラルのキャラクターが出てくるらしい。そっち見たら方が楽しめるのかな、じゃあアンナチュラルから入学しようかと思ってたらアンナチュラルが「好きだけど消化に時間がかかる」作品で、超健康で最高のコンディションでも1日1話以上は見られなかったので、paraviお試しのうちに完走できる気がしないなと思っていたらアマプラにきた。

MIU404は1回はオンタイムで見たことがあって、「こういうの好き」っていうのは分かってたんですよ。刑事もの元々好きなので。
でも1話当時から
・テンポが軽くていくらでも食べられるうどんみたいな作品(うっかりしてたら1本2本3本と見てしまいそう)
・登場人物の造形が好き
・バディの距離感(志摩と伊吹)が好き
・毎話最初のハンドクラップと随所で流れるバグパイプっぽい劇伴が好き。

と、これは沼るのわかるわーというとてもいいドラマでした。
あっという間に見終わってしまった。
基本1話完結だけど以前の話の登場人物がきいてきて、見え隠れする謎がいい塩梅で、脚本半端なくうまいな……と感服。気がついた時にはもうのめり込んでるから遅いんだよな。クズミとかみたいな手口。
「アンナチュラルの登場人物」についてはUDIラボの職員や刑事がちょこちょこ出てくるので、「知ってれば楽しいけど別に知らなくても問題ない」という感じです。がっつり出てくるのはラボの所長と刑事です。場所的にも内容的にも出てきて不自然じゃないし、一応知っておきたいというならアンナチュラル1話だけ見れば十分だと思います。

わたしは分かりやすい狂犬(具体的な要素として基本朗らかだがキレやすく距離感を詰めるのが上手い憎めないキャラ)すぎるのとか明るすぎて底が見えないのが好みなので、1話時点から圧倒的に伊吹推し1だったんですが、4話で志摩もまあまあ狂犬やんけということを目の当たりにし情緒乱れますわ。いや星野源も綾野剛もいい演技をする。普段ドラマはそう見ないので(アニメの感覚で今期のドラマチェックはしませんね)星野源は逃げ恥しか知らないし綾野剛は「えーなんか見たかなー」ってwkipedia見てて「すべてがFになる 犀川創平役」という表記にあれあなただったんですか? ってびっくりしたところ。放送中は覚えていても終わったら忘れてるんだな……。

九重とじんばさんも刑事ドラマあるあるの新人とベテランの組み合わせのいいコンビだったーー。九重、四角四面の融通がきかない子だったのに博多弁がぽろっと出てからの愛しさよ。めっちゃ出世してくれ。

好きな話は4話8話なんだけど、見ていてしんどかったのは5話だなあ。ベトナムからの実習生とコンビニ強盗の話。
見ていてしんどい内容もあるけど、感電が終わるころには消化できてしまうんだ。これが音楽が流れることで傷口をさらに広げていたLemonとの違いだ。

MIU完走したら読もうと楽しみにしておいたnoteがある。
【404 not found】[感電]と[MIU404]を考察する【ロス】|紅葉(もみじ)|note
世の優れた音楽家は「物語がどういう終着点を迎えるか知ってたの?」って思うぐらいぴったりの最高の曲を連れてくる。脚本も俳優も音楽もカメラワークも超いい仕事をしている。前ちょっと聞いた野木米津対談youtubeにあったので後で聞きます。

  1. 野ブタをプロデュース。は彰派だだったといえば []

今日はたくさんのことがありすぎたせいなのか今後のことを考えてなのか情緒が急下降して今酒を飲んで新しいラジオに触れたところです。

今日はGRANRODEO LIVE 2021 “Rodeo Coaster” 2日目一般配信の日でした。
VR配信は見てないです。
今日はタイアップデーだったそうで、鬼アツ&激アツでしたね。叫べない立てないヘドバンできないの現地地獄みたいな神セトリ。バラードじゃないinfinite love聞いたことがあるかどうか微妙だしRIM FIREだってライブで聴くの今回で3回目ですよって言われてもそのぐらいかもって思うぐらい。
きーやんが1曲目からすごくにこにこしていて、わたしはロデオは2012年から年1回以上は現地ライブに参戦してたんですけど1曲目からあんなに満面の笑み! て感じのは見たことなかった。

(5/17追記 ロデオコースター冒頭が公開されたので動画を貼る↓)

緊急事態宣言下で中止になるかもって思うところはあっただろうし、こういうご時世で、声は出せないにしろでも有観客で歌えていて、たぶんすごくうれしいんだろうなって思ったらそれだけでなんか泣きそうになった。
推しの幸福そうな顔でしか摂取できない栄養素は確実に存在する。

ここ最近、特に音楽業界や外食産業に何らかの形でお金を落とすときはこれまで以上に「生きてくれ」「対面で会える日まで(商業的に)生き延びてくれ」って思うことが多くて、そんなさなかで「声が出せる世の中で会おう」とか、「負けるなよ」とか「死ぬなよ」とか「愛してるぜ」とか本当に生きる糧になる。
ヒプマイのライブが開催される頃、プリライが開催される頃、G15&G16が開催される頃、世界はどうなっているだろう。

ロデオのライブからシームレスでヒプマイの結果発表に移ったんだけどオオサカすげえなと思いました。ブクロの優位は揺るがないと思っていたけど、ぶち込み方がすごかった。

2ndシーズン初戦の円盤買うんだけど、去年4月のメラド公演の振替公演の日程があまりにも極悪じゃないですか。あの8/7・8/8って東京五輪閉会式日及びその前日じゃないですか。個人的には医療的に五輪とかやってる場合じゃねえと思ってるんですけど、開催されている可能性もあるわけで、世界に存在する変異種が首都圏でミックスされている可能性があって、当然ながらホテルは嵐のコンサートとのかぶり以上にとりづらく、遠征現地組には厳しい環境だなと思いました。

シャニライの配信を見ました。ガチャに天井(仮)がつく(しかも50連)とか、新イベントとか、いろいろあった。22時以降はサイコパスリーマンを演じたハセガワダイスケさんのラジオを聞いていたので、二の次でしたね。ハセガワダイスケさんのラジオ聞いて見たかったけど、絵馬コン一般配信とだだ被りだったので聞けなかったので今週聞けてよかった。

時間が合ったのでだいたいみられました。(一部の終わりらへんはみれてない)
でも反時計回りのステアラをまだ呑み込めてないので拙者。あと前半のばみが「機動で勝負」って背景がめっちゃ仕事してるところ、これ現地だったら酔ってたな……って思った。多分Kステ最新作を物理でやったらああなるんだろうな……。

あらゆる意味で三日月宗近と鶴丸国永に目を奪われてきたので何を書いたらいいのか真面目にわからない……。三日月が動いたら空気が変わるあの感じなんすかね。十文字はこいつは絶対わたし好きだなと思ってがんばって我が本丸にお迎えしたんだけど刀ステ時空の政府権限顕現の十文字は足がめちゃくちゃ長い。

明日は再ライブ配信をちらりとみる。

エヴァが完結しましたね……。
わたしがエヴァを初めて見たのは15歳の時だったんですよ。シンジくんと同じ年でした。年取ったなあ!!!
QがQだったので7:3でキレ散らかすなと言ってたんですけど、すごく面白くて。いやエヴァだったんですけど。Qよりは分かったけどエヴァなんですけど。スタッフロールに名だたるアニメスタジオの名前があれもこれも連ねていて、日本のエンタメはまだまだすごいって思いましたね。いや、エヴァがきっちり終わるなんて思ってなかったよ。

以下は書いてたら順不同になった細切れの感想です。初見の感想にしてはよくかけたよ。

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