いつ見ようかなーと初日の様子見てからにしようかなーと思ったけど全然情報がない。
なんか「高熱の時に見る夢」とか「刀ステ本丸の審神者は50代」みたいなのしか引っかからなくて夜ははじめての繭期に引っかかるからと思って土曜昼の部を選択。
公演時間は3時間休憩なし。
参加キャスト全紹介(殺陣とセリフ一言ぐらい)に20分弱。
炎の運動会みたいなガチみの強い名前鬼と80〜90年代バラエティが1時間ぐらい
正気に戻ったような刀ステ本編を基調にした真面目な展開と殺陣を挟みつつ、
歌唱パート(ペンラうちわ使用可)が1時間ぐらい
終わり前の全キャスト一言がまた20分弱。
スタッフロールからの刀剣乱舞音頭振り付け練習と刀剣乱舞音頭で30分ぐらい。
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祝日のお昼(2回目の上映)だったとはいえ、あらゆる世代で埋め尽くされた限りなく満席に近い一番大きい劇場だった。
戦時中の話だ。サイレンで始まるから驚いた。火災だ。
主人公の母が病院で火災で亡くなるシーンから始まる。その後父は母の妹と再婚した。(母曰く「あの頃はそういうことは割と普通にあった」と。)
東京から移り住んだ屋敷は謎の老婆が複数人いた。みんなこれまでの宮崎駿作品で見たことあるような顔をしていた。
物語は常に暗い。ファンタジーだけどラピュタのような冒険活劇ではないし明るい物語でもない。
火垂るの墓とかもののけ姫とか千と千尋の後半(千尋が銭婆のところへ行くところ)のような静けさのある作品だった。
ずっとピアノの音がしている。
正直よくわからなかったし疲れてたのかピアノの音にひかれたのかまあまあ寝てしまった。
鳥がみちみちしているので、集合恐怖症な人にはきついシーンが割と多いと思った。具体的にはもののけ姫のタタリ神になった乙事主がうねうねしているシーンが苦手な人は目を反らしたほうがいいシーンが割とある。
ポニョは5歳の男の子のボーイミーツガールだったけど、これはもうボーイミーツガールでもなくてボーイミーツマザーだった。
公演日大阪にいたけど4年ぶりの大阪でエンタメ体力が衰えているのでこっちは配信のみにした。
わたしは基本「新しいものがより良いのは当たり前」だと思っているんだけど、リリウムに関しては新約を見ることによって先代のあまりの完成度を感じた。わたしは「演劇女子部 ミュージカル「LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-」」は円盤で見た、ハロオタではないけど、前の方がしっくりくるんだわ。なんでだろうね。人物の見分けが容易なあたりかな。
これがファーストリリウムの人はこれが親になるんだなあ。もしかしなくても今後のはじめての繭期はこっちがかかるんだろう。
最初は上映予定館に県内の映画館入ってなかったはずなんだけど、イオンシネマがRTしてて!? てなったので再確認したら入ってた。最寄り上映館高知か西宮ガーデンズのところの映画館だったので、どうやってみようと思っていたのでよかった。
Season2もっとやってほしかったなと思ったけど切りどころとしてはあの辺だったんだろうな。
映画の始まりも終わりの方も、体、というか裸体を見せたいんだろうなあと思った。赤のリボンでちょうちょ結びのような拘束方法はザワクロを超えてフェチいなと思った。芸能人相手だからの配慮かと思ったけど、別にそんな感じなかったもんな。でも紗幕越しのキスが朝のような光の中で行われてるのはよかった。
流浪の月でも思ったけど、テレビを離れて映画になると、全年齢対象でも性的な描写についてが割と自由なんだよな。深夜ドラマでもここまではやらなかったということが割とよく起こる。
でもなんだろうなあ、「こういうの好きなんだろ?」じゃなくて「だって原作BLだもんな」っていう感じだった。言い方が難しいんだけど、「やりすぎなぐらいでちょうどいい」みたいな何かがある。
シャワー派だった清居が「風呂は必要だ」というに至ったあのシーン、フレームアウト疑似朝チュンだったとはいえこれありなんだなあと思った。
感情に寄り添うシーンが多くて良かった。
清居が拉致されたことを知って平良に鬼神が降臨したあの表情(若干SEIMEIとかのときのゆづみあった。)設楽を殴るだけ殴ってガンギマリの表情できよい……と呟きながら歩いてるのまじ狂人。そしてあの時のBGMがseason2の主題歌だったの笑った。ここでこれ流れるんかっていう感じ。
そして今改めて1期EDの歌詞を読んだけど、すごい清居→平良のキャラソンみたいな歌だな……。2期は平良の清居崇拝ソング。
あんな無表情の極みみたいな平良が、清居が撮られる現場では師匠相手でもすごい勢いで見ていて嫉妬がすごい。対野田の清居は「年相応の素直な青年」って感じだったな。いやあんなに「キモい」が「好きだ」「愛してる」に類する単語として聞こえる演技をする人すごいわ。
いいもんみたなあ……と思いながらシアター内の階段を下りて退場しようとしたら親子連れ(お子さんはどう見ても小学生)がいて、「あの内容大丈夫だった!?」って思った。もう開眼してる子なのかお母さんがそっちの人なのかLDHのオタクなのかわからんけど。
期待値かなりあがってたけどその5倍ぐらい面白かった。最初から最後まであんこがぱんぱんにつまったたい焼きだわ。
名探偵コナンのテーマが(イントロはともかくとして)サックスオンリーな感じのシンプルな感じになっていた。ここ数年では結構久しぶりなんでは。
珍しくタイトルに注意書きをつけたんですけど、公式サイトと事前番組(密着刀剣乱舞)と舞台挨拶の映像ぐらいしか見てなかったんです。近年まれにみる「ネタバレを踏まず見られてよかった映画」だったと思うのでこのエントリもそんな感じに扱っていきます。
思ってたんと違う、と思ったのは「仮の主」と「刀剣男士」という組み合わせが複数あったので、群像劇みたいな感じなのかなと思ったらメインは琴音と三日月宗近、伊吹だった。
かといってほかの主絶対面白いよね。それぞれスピンオフが作れるぐらいキャラがはっきりしてる。ノベライズでも30分ドラマでも配信オンリーでもあれ絶対面白いよ。
映画公開前は「ギャル審神者とへし切長谷部」は大人気だったけど、「このためにやとわれてる普段は窓際で日向ぼっこしている公務員」各務と「特務調査担当の政府の刀」山姥切長義、絶対美味しい。
なんか全体的に「行間が多い」のと「尺が足りてねえぞ!」っていうのと「ここもうちょっと説明してくれ!」っていうのがあったので、スピンオフほしいよね。もう1回みたら理解深まるんかな。
あと膝はほぼすべてのセリフで「兄者」って言ってた気がする。
小説1巻とコミカライズ1巻既読勢です。
想像では小説1巻を映像にする感じかなー目黒蓮はよう知らんけど(柏木学生ぐらいではないか)今田美桜ちゃんは美世を演じるにはあまりにも「強い女」すぎないだろうかと思ったけど、「虐げられて育って感情を表に出すことができない下を向いて生きてきた少女」があまりにもよかったな。目黒蓮もそうだったんだけど、「目は口ほど物を言う」を地で行く表情豊かな目の表現がとてもよかった。具体的にいうと着物を買いに外出した後のカフェのシーンの「美味しい、こんなの食べるの初めて」を一切喋らず演じたあれ。
あと自分は異能がないと告白する美世に「顔を上げろ」って清霞が言うシーンか? 無表情寄りだった清霞が微笑む表情のアップで3列ぐらい前に座ってた人がめっちゃ足踏みする音が聞こえたので、目黒担元気に死んでるって思った。
物語は「あれなんか別の映画見に来た?」というシーンではじまり(具体的にはあれわたし刀剣乱舞見に来た? って思った)、あっこれは分かるとシーンに入る。
斎宮家、完全和風だと思ってたら和洋折衷ていうか最初出てきたところは洋館だった。
鶴木新がかなり重要人物と扱われているせいで、幸次は結構出番が(小説1巻と比較すると)あっさりしていた。
わたし見た後は「ゆり江さんもっとおばあちゃんだと思ってた」とかあったんだけど、帰宅後コミカライズ1巻読んで「あっこれに引っ張られてるんだな」と気づいた。コミカライズ1巻、「あっこれ映画で見た」っていうシーンがあって香耶のビジュアルとかコミカライズが採用されてたりするのかな。
映画は小説より視点の移動が容易でいいなあ、なんて見ていた。清霞に並ぶ五道の身長差がすごくて目黒蓮身長高すぎんかと思った。wikipedia情報185cmらしい。
昨日司法試験合格した1前田旺志郎今日は軍部で働いてるなと思った。
斎森の家に入るために派手に燃やす清霞、めっちゃおこやんと思ったしラスボスがやることやんと思った。炎にまかれる屋敷でヒロインを探して名前を絶叫するヒーローよく見るけど、延焼を呼ぶ側。
問題は斎森の屋敷が燃えたところで映画終了かと思ったけど、そこからが体感かなり尺あったし(※それまでが短かったというわけではない。)アクションシーンがめっちゃばりばりあった。あれは2巻以降のシーンかな、それとも映画オリジナルかな。映画オリジナルにしてはしっかりしすぎていたから2巻以降だと思ってる。
kindleで割引セールしてたので映画見に行く前に4巻までぽちったので、原作読む。
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(2巻読了後追記)
1巻と2巻を合わせつつ、映像映えするように設定や展開を映画オリジナルに設定したのでは、という感じ。
帝(てい)の発言はいまいちよく聞き取れなかったけど、劇場版2作目がありそうな終わり方したからまだみれそうだな。
- 月9ドラマ女神の教室のこと。前田旺志郎演じる桐矢は同期から遅れること1年後司法試験に合格した [↩]
めっちゃ最高の音楽が聴けるので、この動画みておっと思った人はすべからく映画館に走ったほうがいいですね。
しかもできたら音がいい映画館で見たほうがいいです。最高の音なので。途中からネタバレを含みますので、Twitterから直接飛んできた映画未試聴の方は一旦ブログトップに飛んでから見るとネタバレ回避できます(ネタバレは続きを読むリンクに折りたたんでいます)
BLUE GIANTは世界一のジャズプレイヤーを目指してサックス奏者の宮本大が仙台から上京してからの物語です。
漫画原作でDMMブックスで4巻まで無料のものがあってそれを読んでいて、大役の山田裕貴が自分のラジオでfirstnoteをかけたいってめっちゃあがいていて1、昨日3/11、仙台でアイスショーをしている羽生結弦の公演後挨拶を聞いて仙台が舞台の物語を見に行こうかなと思った次第です。
それでいざ見てみたら大が高速バスに乗り込んで東京へ向かうところから始まりました。おもてたんと違う。仙台成分は大の訛りぐらいで物語の99%は男3人が東京でバンド2やって音楽をやる映画です。
たぶん映画の予習をしようと思ったら4巻よりあとを読まないといけませんね。仙台は多少の回想シーンで顔を出すのみ。1〜4巻は大が仙台のどんな環境でどんなふうにサックスを練習してきたか→いざ東京へというバックグラウンドが描かれるので、物語の理解は深まります(映画最後のステージで大を見つめていた男性が何者なのか、とか)。でもまあ普通に原作履修なしで楽しめます。なんせ音楽と青春は最高の組み合わせだから。
アニメなのに山田裕貴の声がするのは新鮮っていうか不思議な感覚だった。雪折役の間宮祥太朗と玉田役の岡山天音の声はよく知らないのでその辺は特に。
綺麗に全部見れてないのでディレイ配信でもう1回みたいんだけど、とっても良かったので今日の気持ちで感想を書いていきたい。
宝塚OGがとても多いことからヅカステみたいな呼ばれかたをされているところを見ましたが、さすが宝塚出身というか舞台での立ち居振る舞いが堂に入ってますね。光源氏に愛された女性の役は出自は様々でステージ慣れしてる感じがすごかったです。とても華やか。今見たらアンサンブルもすべて女性なんだな。時間遡行軍も健在です。殺陣もあります。
特によかったのは綾凰華さん演じる御前こと一文字則宗と瀬戸かずやさん演じる光源氏、梅田彩佳さん演じる六条御息所。びっくりしたのは公式でのキャラクタービジュアルとは打って変わってちゃんと末摘花してた末摘花(永田紗茅さん)
行間のところで一言しゃべるたびにつっこむ南泉にわらったし、客席の笑い声が聞こえるのもいいなと思った。
光源氏は最終形態の光源氏が心臓に悪い。あの光源氏はとても性別不詳だった。宝塚にいそうな感じはしたけど幼き日に見た大衆演劇の主役にいそうな感じもあった。
公演終わりのところ、みんないつも番傘を持っててよかったし、階段を下りてくる演出よかった。宝塚か。みんな足元を見ずに降りられるのすごいし背中の羽根を幻視した。
一番強調したいことは「御前が肉体を持っている」ということなんだな。こうなったら「女性が演じる御前」と「男性が演じる御前」をなめまわすようにみて親指を立てて溶鉱炉へ深く沈みたい。
自分スラムダンク直撃世代、ジャンプ本誌でも読み、コミックスは何度も読んでたしアニメもリアタイ勢。
あまりにも秘密要素が多すぎてどうなるのかと思ったけど見に行ってよかった……としみじみ思った。
スラムダンクミリしら勢はもしかしたらちょっときついかもしれない。
登場人物の自己紹介はテロップレベルでもされないし、物語は試合のシーンと宮城リョータの生い立ちが交互に語られる。でもこの試合が何の試合か、相手の山王はどういう相手なのかとかそもそも湘北とは? というのも語られない。知ってる前提である。それか「友達に連れられて知らない高校のバスケの試合を見に行った」という感じになる。
でもすごい映画なので、スラムダンクミリしら勢にしか摂取できない栄養素の可能性は否定できない。
スラムダンク直撃世代のわたしとしては「井上雄彦の絵が動いてしゃべってる」という感じだ。
だんだん「これしゃべって動く絵本なのでは?」とか「時々VTRが挟まれるタイプの試合なのでは」という気持ちになる。
声優もフルチェンジだったのでどうなるのかと思ったけど、思ったより違和感はなかった。似ているというわけではないし似せてる感もなかったと思う。でもデフォルメ絵は一切なかったので、それが逆に「生きてる」感があったんだよな。具体的にはフリースローで花道が「入れ入れ入れ」って念を送っているシーンとか。
リョータの生い立ちは今回初めて知った。現代ならファンブックとかで公開されてたと思う。沖縄育ちで3きょうだいの真ん中で、お兄ちゃんもバスケをやっていて、でも海難事故で10代半ばで帰らぬ人になった。そういことから始まって神奈川県へ引っ越してきて、湘北に入学して、という感じで。
山王戦なんだけど、初心者向けには何も語られないけどリョータと花道が顔芸で会話するシーンはあるし、深津はちゃんと「ピョン」をつけて会話するし、「俺は今なんだよ」もふらふらになりながらも次々3Pシュートを決めるミッチーもある。
今の自分は年齢を2分の1にしたところで湘北高校バスケ部の年齢を余裕で上回るけど、見れば見るほど自分の年齢が分からなくなっていくんだわ。はらはらしながら読んでいた頃を思い出す。時々は泣き、花道がフェイクを決めるがトラベリングをとられるところは笑った。
公開してもう1か月以上経つというのに劇場はスクリーン前3列を除いてみっちみちに埋まっていた。
それなのに後半の無音のシーンは飲食の音も椅子がきしむ音も聞こえなくて遠くで息をのむ音が聞こえた。贅沢だなあ。
そこからあのハイタッチのシーンが音を伴って、何回も読んだあのシーンが映像として見られたのだ……。
すごいいい体験をした。
帰ってから楽天ブックスで新装再編版を買った。
いい映画だった。ちょっとしたドキュメンタリーを見た気分だった。