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とにかく言語化が難しい舞台だ。うわごとみたいなやつだ。
でもめちゃくちゃすごかったから見た直後の、誰の感想も考察も見ていない状態の感想を残しておきたいと思った。

京都劇場の後列はじめてたんだけどこの赤丸の部分、0.3人分ぐらいの隙間があって標準体型の女の子なら通れる。
なんでそんなところを通る必要があるのかというと、左端、階段はあるんだけど青い線では回り道できない? あんまりじっくり見てないけど、通れないと思うんだけどな。だからなんせ左端の席は「ごめんなさいごめんなさい」言いながら道を開けてもらいながら通らないといけないのでとても心苦しい。1幕の終わりにそこを通る子がいて、そこ通れるの!? ってなったのだ。

全国津々浦々カバーしているような書かれ方でもよくよく見ればうちは上映館がなかったりするのに、これは上映館少ないのにTOHOシネマズ系列でもないのに上映されていた。ありがとうufotable cinema。今年はいっぱい行きます(Kがあるから)

映画は10周年武道館ライブスタート前の裏側から始まっていて、すでにこの時点でそうそうにぽろっと泣いてしまっていた。
いやだって今となっては「締めくくっていきましょう」とか「昨日より楽しんで」とか、普段なら何気なく「ツアーのラストとして」と受け止めてしまいそうだけど、この3人のうち誰かは1人は欠けてしまうと知ったうえで見るのではわけが違う。
セトリ決定でも割と中心みたいに動いていて、舞台演出でも「kalafinaを代表して」っていう字幕が入るぐらいに、あの3人に「リーダー」というものは存在しそうにないけど、wakanaとhikaruに寄り添ってkalafinaの中核かつ土台を担っていたのはkeikoにまちがいなくて「10周年、武道館でライブをするのが夢でした!」ってはけていくkeikoを見てたら、なんかスペクラを退社するのはkeikoなのかなって思いました。
ほかにそんな感じで印象に残っているのはhikaruは「wakanaさん、keikoさん」「(加入は決まっていたけどレコーディングに参加はしていなかったobliviousを聞いて)この声の中に自分が混ざって大丈夫かな、自分の声はJ-POP寄りだと思っているから」「wakanaさんの声は自分と真逆。」ってさんづけで呼んでいたことと、wakanaが「3人は奇跡のハーモニーだねって言われることがあるんだけど、3人が出会ったことは運命だと思っている。kalafinaは運命」って言ってたことと、hikaruが「まだ30年しか生きてないけどこの10年間のことは(多分死ぬまで?)ずっと覚えてると思う」って言ってたこと。
運命がめぐり合わせた3人ならなんで離れていくんだろうって泣けてくるんだよ。

そういうところを除いて内容を説明すると世界遺産ライブの模様だったりいろんなライブのカットが見られる。
個人的にすごいなーと思ったのは10周年武道館ライブのセトリ会議、衣装打ち合わせ(デザインを見ながら)、衣装打ち合わせ(実際に着る)、
個人練習、3人練習、バンドリハ、舞台設営の模様、ゲネ、開演前、ナイトメアバレットのところ(衣装チェンジ)、終演後。そういうのがみられる。
あと3人のデビュー前のバックボーンが映像として見られる。
わたしああいうのサンホラで見たいな。音楽の鬼の陛下を見てみたい。実際楽パレの時はあったんだよね。あの時の陛下は地味でもっさいおにいちゃんやったけど。たぶん実現度マイナスなんだけどな。だからこそこないだのサウンドデザイナーのインタビューのありがたさよ。

陛下で思い出したけどこの映画にも冨田さん(音楽評論家)が出て来ていて、kalafinaはhikaruはつらそうな顔をして歌っていて、keikoは険しい顔をして歌っていて、wakanaは笑顔で歌っていることがあったりして、それらは物語の主人公に寄り添う人、世界観を歌う人、空気を歌う人があって作り出している「kalafina」というユニットで同じ表情じゃないんだ、みたいなことをいっててさすが富田さんいいこというっておもった。

ファン投票で1位取ったから(武道館ライブの)トリは「アレルヤ」って言ってたけども、3人で歌う最後の曲が「未来は君に優しいだろうか」ってはじまるの、すごいな……。

前楽。このエントリはネタバレを大いに含んでいるのでシャットアウトしてる人は対策お願いします。

そんなわけでテレビの前から飛び出して初めての現場。神の御業のお祈りの力というてはばからない1次先行でもぎとったアイスダンス&エキシビジョンです。羽生くん見られると信じて疑わなかったんですがまあ直前でけがで欠場ということで早期の回復をお祈りしたい。
茶の間ファン歴はまあまあ長いと思うんですが今回初めて現場に行ってみようと思ったのは分かりやすくユーリオンアイスとアスリートの命は長くはないということです。

先月アホほど過ごした本町周辺から中央線に乗り換えて一路大阪市立中央体育館へ。中央線初めて乗ったしこの辺には初めて来た。
南港自体は昔ZeppOSKAが南港にあった頃に何度か来たと思います。
初めての現場のカルチャーショックは手荷物検査は大体どこもしてると思うんですが、「羽織物の下も見せてください」と言われたことですね。服の下になんか仕込んでないか確認。すごい。入場のとき前にいたおばちゃんがなんらかにひっかかってた。紙チケットで、日付を間違えたかカラーコピーの偽造チケットでもつかまされたか、何だろうなあと思いつつ電子チケット入場。会場の規模としては東京体育館みたいだった。
で、わたしがアリーナS。リンクサイドの短辺がアリーナS,長辺がアリーナSS。スタンドはみんなふかふかの椅子の雰囲気だったけどアリーナは普通のありふれたパイプ椅子。正直1時間もしないうちにお尻が痛くなったので防寒用のストール1を置いたので多少はまし。
場内もっと寒いのを想定してて、ショート・フリーの客席を見てると、あれみんな薄着だな?と思って普通の今着る格好と念のためのストールとカイロだったけどそれでちょうどよかった。

きょうはアイスダンスのフリーから。
アイスダンスは普段そんなに見てなくて、ペアとの違いは最近ぼんやりとTLで学習した。
男女ペア、そんなに身長差とかない、リフトはあるけど飛ばない(だから競技中の転倒もとても少ない。最後のきめのところで一組転倒した)
雰囲気的に社交ダンスを氷上に持って行った感じで最近ボールルームへようこそを美味しくいただいている身としては興味深かった。
転倒とか物凄いジャンプとかない分、初心者的にすごくて加点要素、減点要素が分かりにくい。
でも「このペアすごい」「やばい」っていうところはやっぱり上位に進んでいた。カナダ組とデンマーク組はすごかった。あと第1グループでフラメンコの音楽を使ったペアがいて、あの音楽が好きでわたし自分が思ってるよりはラテンの人なんだなと思った。
感覚的に「すごい」「やばい」って思うのはやっぱり第2グループが圧倒的だったので後半グループはすごい。
でもあんなに軽々と人間一人持ち上がるものなんだろうか優勝したカナダ組すごかった。

で表彰式も見て、終わったのが13時30分ぐらい。エキシビジョンは15時からでーすって言われて場内をうろうろする。
スタンド席からのリンクの見晴らしを見て、アイスダンスのすごい動きがそろってくるくるしてるところでわーーー(拍手)って湧いてるところ、上から見たら分かりやすいのかもってあとでタイムラインを見てて思った(なんかそういうジャッジポイントがあるらしい)円形の会場を無駄にぐるぐるした。場内ではテレビと同じ放送(明子の部屋)をやっていて、ジェイソン・ブラウンが出てて、あこれは見たいと思って席に帰った。
そしたら出てくるラトデニとランビエール。なんでセットで出てくるんだろうラトデニとランビエール。
フリーのところも大概抜かれてたランビエール。リンクサイドでめっちゃ踊ってるVTRを流されるランビエール。ラトデニより喋ってる時間が長いランビエール。いまラトデニと同居していて踊りながら何か作ってると手伝いましょうかってラトデニが顔を出すっていう話をするランビエール。
あの時間やばかった(反対側に設置されたモニタを双眼鏡を使ってみてました)
って
で、エキシビジョンですが、テレビで見たやつだ!!!!! って度々思った。箇条書きで感想を書くと
・リッポン、サプライズがありますっていうから何かと思ったらエキシビジョン演技時間まるまる全部使って一曲歌い上げた。いつ滑るのかなと思ったけどずっと歌ってた。しかも歌上手かった。
・わたしローランだからファンファーレが流れて旗が振られたら立たないといけない気がしてしょうがなかった冒頭の演技
・ジェイソンまじで体が柔らかい。あのひと基本笑顔でまじ天使かよという話。
・友野くんも可愛いがジェイソンに対する可愛さの違いは友野くんは「なんか食べるか」ってお菓子をあげたい感じの可愛い。
・ラトデニのステップいい。
・メドベさんの転倒ってすごい珍しいものを見た気がするけど今大会割と転倒してない?
・ボロヌフすごかった……
・最後の全員曲、ペアとかアイスダンスの人が次々難解なリフトをしてこっちに向かってくるから「なんで人間がそんなに軽々しく持ち上がるのか?」と疑問符が飛び続けた。
人間あんなに飛ぶんだな……しかも滑走ってマジで速い。近くで見ると見えない。

  1. なっちゃんのだ []

ピースピット2017年本公演 『グランギニョル』 [DVD]

TRUMPシリーズ最新作、若きころのダリ卿の物語。
なんですがまーーーーーーー鬼みたいな話だった。鬼畜か。

>>以下ネタバレを大いに含むので注意<<

舞台『刀剣乱舞』義伝 暁の独眼竜(初回生産限定版) [Blu-ray]

今年負け続けた刀ステはようやくライビュで見るという結末に至った。
おらがまちにようやく進出したイオンモール内のイオンシネマ。ゆくゆくは舞台挨拶などもしたいぞという心意気を感じるいちばん大きなシアターでほぼほぼ席は埋まっていた。

まあ第1の感想としてのあがるのが「めっちゃ末満さん」
明確に繰り返して居る描写がそこここにあり、本能寺は「この三日月は二振り目」っていう感じだったけど、独眼竜の三日月は「三日月以外は二振りめ。三日月はこれからこの本丸に何が起こるかを知っていて、延々ループしている」っていう可能性があってwktkした。

伊達が本当に伊達でね。歌仙のコミュ障感と、小夜の「うちの歌仙がすみません」っていう真の保護者はこっち感のやばさよ。いや畑当番の時の燭台と貞ちゃんのカップル感よ(抱き合ってくるくる)
あとまんばの腰に抱き付く鶴もやばい。何回でもいうけどわたし鶴の殺陣はジャンプが軽くて袖がふわっとなって本当に鳥が舞ってるみたいに見えるから好き。

伊達政宗がイケメンすぎた。

伊達刀はかっこいい。燭台の鎖骨をまじまじと見てしまった。真剣必殺の時は腹筋あたりを主に見ていた。

遂げられたはずの復讐にとらわれ続けている小夜はちょっとメルかエリーゼみたいだと思っていたら黒鶴が出てきて、びっくりするほど光と闇の童話だった。

大倶利伽羅はあれだけ一匹狼然としていたのに燭台はいかなるときも「伽羅ちゃん」呼びだったのがすごいしカテコで全然別の表情でペラペラのネイティブな発音の英語を披露したのがすごい。

萌えが迸っていたので円盤を買わねばなるまい。
次があったら今度こそ座席を劇場でご用意されたい。

11時前に新大阪着。だらだらご飯を食べてトイレへ行ってたらあっという間に開演時間。
再演の今回は前列ブロックセンター寄り。

大筋はかわらないので舞台そのものの筋は初演のものを。colorful | 5/19 舞台刀剣乱舞〜虚伝 燃ゆる本能寺〜@メルパルク大阪
今回は鏡写しということで、今回は下手に燭台。開演前から舞台上には例の番傘が並んでいた。

燭台がすごく悪い男だった。あいつはけぎわにこっち向いて笑顔で手を振るんだあの野郎1
不動とやまんばの顔合わせの時は吉本的な笑いがあった。不動のまんば布バサァ! からの布さばきがすごかった。
薬研宗三meets不動のところは薬研がくわをふりかぶってにじりよる→1回はけそうになってまた戻ってきて、鍬をふりかざしてにじり寄るをやっているのでやまんば堪えきれず噴き出した。
馬当番の馬は後ろ足が生えていた。ケンタウロスだった。あまりにも自然だったので後ろ足担当の人が入っているのかと思えば、長谷部に振り向きざま後ろ足タックルしてたから1人だってようやくわかった。「あとでお話がある」という長谷部は育ちがよかった。

あとこれ1階席で見て思ったことなんですけど舞台上奥から光秀一軍だったりいろいろが出てくるところ、本当に舞台の向こうはずっと空間が広がっていて次々に部隊がやってきている錯覚があってすごかった(2階席で見てたときはどこで曲がるかまでははっきり見えていたのだ)

今回の鶴は顔が好きだ(ダイレクトに)
ふわっと飛び上がって衣装がふわっとしているところが本当に鳥類みたいで良い。燭台は刀を振る姿がスマートだった。

軍議はみたらし団子(調味料全部乗せ)だった。
お茶だったり豆乳2だったりソースだったり全部入れる。
唯一素手であるという理由でやまんばが食べるはずがあーんしてきた鶴丸に押し戻して鶴丸が食べる→鶴が長谷部にアーンするという流れ。
長谷部はしばらくうつむいて微動だにしなかった。鶴に湯呑を差し出されて飲んでいた。

今回はカーテンコール全員出てきた。びっくりした。初演は三日月さんだけだったのだ。

  1. ライブだったら確実に手を振り返していた []
  2. 豆乳を投入! []

タイムライン上で見てきた人が口々に「良かった」「面白かった」というもののまったくネタバレがない土壌で、予告編も見ずせいぜいキービジュを目にした程度で「鳩さんは好きだと思うよ」という以外の情報を全く目にすることなく見に行ったんですがまーすげーよかった。

すごい会議エンタメだった。対応が遅いと言われようが会議に次ぐ会議があってコピー機が踊って手続きを踏まないと何もできない日本がゴジラと戦うという。たぶんあれ東日本、というか東京在住・勤務の人なら自分が生活圏がどんどん破壊されていくのをみて、思い描くものというのはたぶん違うものだと思うんだけど、それでも「テレビの臨時ニュース風」のものがあったりするので、これすごい見たことある……って思った。

京都公演初演でみました。
昼公演で、直接京都入りは事故渋滞でもしようものならやばい1ので、大阪入りのJR京都入りを目指したらこれまた阪神高速でやばい渋滞に巻き込まれた。神戸であれだけ停滞していたのに定刻から10分ほど遅れで済んで大阪駅着。3分先に京都へ行く快速があったものの「10分待って新快速に乗った方が10分程度早く着くよ」というよく分からない都会トリックを味わった。

京都劇場は京都駅併設? 直結? みたいな改札から徒歩1分程度の劇場で、開演15分前に劇場入りしてとりあえずサンドイッチを食べて座席へ。外で隣に座っていた人がめっちゃふつうにパンフと一緒にKのうちわ2を持っていたんだけどあれは付属品だったのか持ってきたものなのかいまいちわからない。

ちなみに物販は外も中もえげつない混みようだった。後ろの席のおねーさん方は物販の取り仕切りがよくなかったと言っていた……。

この時はまだ物販スルーだなと思っていたんですよマジでマジで。
以下はアニメK1期・2期のネタバレも含みます。

  1. 実際前回京都直入りしようとしたときは渋滞で相当遅れた []
  2. アニメ1期のキービジュだったような…… []
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