カテゴリー「 読了 」の記事
1988件の投稿
工事現場のおっちゃんステキ!
「学がないもんの?」とか言ってるけど冷静だ。よく見えてる。年の甲か……
それなら親父の所業もちょっとは納得できるぜ。
■本の旅人9月号
森見登美彦コラム:1ページ×3本。私の文房具・犬・おもちゃ(レゴ)
夜明けの縁にさ迷う人々/小川洋子は読んでみようと思います…
(インタビューがあった。
■波9月号
2007年の巴投げ(北村薫1950年のバックトス評)桜庭一樹
長編かと思ったら23編入ってる短編集のようだ<1950年?
asta*が失踪したー。
あれぽろぽろドールの書評が入ってて、読み終わったら見てみようと思ってたのだ。
■日経エンターテイメント10月号
桜庭一樹読書日記関係のインタビュー1ページ。
最初は9月号が棚にささってて、そっちには青年のための読書クラブの小さい紹介が載ってて
これか?とか思ってしまった。
■パピルス14号
阪急電車/有川浩
すげーだめんずだ……DVだ……
カバー/桜庭一樹
書いてあることは読書日記もあったようなことだった。
古本屋の前でぱしゃっと。
■別冊カドカワ
「地球で最後の日」/桜庭一樹
吉井和哉という人(良く知らない)の特集号で、この人のアルバムをイメージに書いた短編。
iPod片手にヒッチハイクで旅立ったりしていた。
配達赤ずきんの人の別シリーズ。
題材は凄い好みなんですがあんまり楽しめなかった。
関東北部。とある村。
小学生の奈津は親の会社が倒産して父方の実家に身を寄せることになった。
父の実家は資産家で、近隣の子どもからはお化け屋敷と言われるほどのでかい家。
父は職探しのため家に寄り付かない。母は手術の付き添いのため週末まで帰らない。
今週は大きな家でただ1人。(味方は、という意味で。同居人はたくさん)
色々あって中学生のさゆり(蔵波屋敷に興味津々)が泊まりに来ることになった。
屋敷探検ツアーである最初80ページぐらいはわくわくしたんですが(隠し階段!屋根裏!屋敷見取り図!)それ以降は全く引っかかるところがなく、ここいい!というシーンもなく終わってしまった。
あとがき曰くオズの魔法使いのイメージだそうです(オズの魔法使いとはそれなりに別物です。
名前とかはそれっぽいですが。期待値が低かったせいか割と楽しんで読めました。
期待値が低かったというのはあらすじ・帯(裏表紙側)・最初50ページぐらいぺらぺらからは逆ハーっぽい匂いがしてたので割と地雷覚悟の上での購入でした。
ファンタジーで、ファンデーションとかチークとか化粧崩れとか出てくるのをあんまり見たことがなかったので意表をつかれた……
主人公であるエメラルドは「白魔女」ですが魔法は使いません。占いとかそういう方向です。
絵師の結川カズノさんは最初に知ったところがROのあんそろなのでラグナが妖精の耳装備の♂教授に見えたり、ハルベルトが黒縁眼鏡の逆毛だからキャンバス封殺鬼のユミちゃんに見えたり、209ページの2行目がシャイタンかよ!と思ったり本筋とは全く関係ないところで大変だった。
とりあえず2巻待ちしてみます。
完結巻のはずなのにあんまり終わった感がしないのはなんでだろう。
前巻のサブタイトルが「光の戴冠」で、ラストで戴冠式ですよ綺麗ですねーとかやってるのに(確かに戴冠式直前で終わったけど)今巻が戴冠式で始まったことに驚いた。私の中ではもう終わったことになってたので、まだやるの?って思った。
最終巻だからイルアラは当然として、エンハスも出張ってくるだろうと思ってたんだけど、ふたを開けてみればシーハン自重しろって感じだったし。イルアラ死亡エンドかと思ったら生きていることに驚いた。ハッピーエンドにするなら生存は必要条件というのは分かる。でも「え、何で生きてるの?」って感じだ。
↑バレ
162ページ、なんか既視感あるなあと思ったら1巻の180ページ付近か。
講談社BOXで書くようになってから全く読んでなかったので久しぶりの西尾維新。
私の中でJDCというと
・分厚い
・探偵組織
・仰々しい難読名
・それ本当に畳めるのっていうぐらいでっかい風呂敷
なんですがそういう意味ではこの話は物凄くJDCだった。JDCは厚くてもこの本は超薄いですが。
読者への挑戦状みたいなのがあったのが驚いた。
さらっと書いてるけど来月の講談社BOXは西尾維新3冊同時刊行……
きみぼくを出しなおす意味がよく分からないんですが何か凄いなと思いました。
豊島ミホという人は「青春挫折した人の話」だとか「どこにでもいる普通の人の青春話」がめちゃくちゃうまい。エバーグリーンは今まで読んだどれよりも青すぎて(檸檬のころよりも!)死にそうになった。でもこれ好きだー
雪深い田舎の中学校の2人。
俺は他とは違うんだぜとミュージシャンになることを夢見るシン
違うどこかに行きたいけどそんなもの脳内以外のどこにもないという漫画家になりたいアヤコ
いろんな意味で清く正しい中学生の2人は卒業式の帰りに「10年後、またこのあぜ道で会おう」と約束する。
というリアル思春期がぎゅっと詰まったような濃い60ページ少々で始まる。
メインはそれから「約束の日」が近づく9年10ヵ月後の話だ。
片方は夢をかなえた。約束の日を待ち望んでいる。
片方は何者にもなれず、もがきながら日々を過ごす。
とにかく直球で青春の話。とてもきらきらした話。
しかし
視界をシャットアウトして、耳を澄ます。とりあえず自分の脈の音が聞こえる。その背後に、教室じゅうを満たすどうってことない会話の山。でも俺は、ラジオのチューニングのように、その会話の山から情報を拾おうとしている。
「アヤー」
女子の声でその名前が呼ばれる度、俺はうっかり顔を上げてしまいそうになった。肩に力を入れてそれを抑え、ただ聞き取るのに専念する。
「ねー、アヤはやっぱりロック×セリス派だよねー」(P13)
そこまで生々しく中学生でなくてもいいと思います
私はロック×ティナ派です(゚д゚)ここ読んでてうっかり禁断の10代の扉が開くところであった。
「小学校の時のあるある」1ページネタが延々と載っている本で、絵本っぽいので買ってなかった本が図書館であったので。
私が通っていた小学校はこの辺りでは一番大きな小学校だったので(1学年150人程度)遊び文化は多彩だった。セーブの概念のあるケイドロがあったり、おはじきの代わりに消しゴムを使ってどんどんルールが複雑化したり、後から考えたらえぐいなっていう遊びがまかり通ってたり。
6年生の時はキーボードがうちのクラスだけ何でかあったので休み時間にDQマーチとか弾く女の子いたなあ。
複雑化:他の消しゴムを弾いて机から落としたほうが勝ち(最初)
→消しゴム巨大化(300円の合格とか根性とか書いてあるやつ)→消しゴム改造(よく滑るように押しピン埋め込んだり)→大人数対応のため普通の机から給食用の大きい机に→攻撃のターンと防御のターンができる
そんな我が小学校の3大悪は万引き・ケンカ・用事ないのに校区外に出ることでした。
多分あの時は「校区外」じゃなくて「コークガイ」だった。
短編集挟んで次巻、2月刊で完結。表紙誰かと思ったらデクストラか。
↓今回はざっくりとネタバレ指定。
シュナルが格好いい(*゚∀゚)=3
79ページ!79ページ! シュナルとギスランはこういうお互いに追ったり追われたり
ミリアンとカナギの無自覚バカップル的行動がむせ返るようだ。
この2人はなんというか「寒い日に毛布を分け合ってる幼い兄妹」という感じにも見えたりするんです。わけのわからない例えですが。
ソラは虚ろな笑いを浮かべたまま、カナギを迎え入れるよう両手を広げた。
「いらっしゃい、ここが世界の行き止まりですよ」 (P237)
ここいいなあ。舞台っぽい。人生は舞台だみたいなセリフはソラがどこかで言ってたっけ。
ギスランとラングレーとか、ヤウザとカナギとか、カナギとソラとか悪態つきまくりな人たちが好きです。