カテゴリー「 読了 」の記事

1988件の投稿

故郷へマのつく舵をとれ! (角川ビーンズ文庫 4-19)

そろそろ外で読むのは厳しくなってきました(挿絵的に
 脳内で次男祭りが開催されれたよー。次男帰還まだー。
地デジ対応者がろんろん増えてますねを見てぶっとなった。確かにあれはろんろんと聞こえる。でもあんまり終わったーという感じがしないなあ。待ってる期間が長かったし。15.5があるとかいうし。

こころげそう 男女九人 お江戸恋ものがたり

9人(うち1人は幽霊)の恋物語。恋の話だけど甘くはないです。ビターです。切ない系です。
ハチクロみたいな片想いスパイラルだ。
謎解き要素もあるけど基本は恋の話だ。

八卦おき>乞い目>幼なじみかな。

間取りの手帖remix (ちくま文庫 (さ7-1))

不動産屋のチラシがとても好きなのだ。物凄くにやにやする。
1ページに間取りがどんと載せられその下に一言コメントがある。なかなか分類が難しい本。ちなみに載っている部屋は普通っぽいものはなく、三角形の部屋とか2部屋あわせて13畳なのに100畳のルーフバルコニーが付いてくるとかお風呂が玄関の外にあるとか。

再読したのは対えりんぎの人対策である。
普段から旅先の建築物写真とか風景写真とか路地裏の写真とかで、殺伐と萌える戦いを繰り広げているのですが今回「kill you☆(意訳」と言われているのだ。

という話

というやり取りがあったのです。

この後間取り相談室を出したきり消えたなあ。今どこで何を。
ていうか間取り相談室は値段は倍近いのに間取りがぐっと減った。

カスタム・チャイルド (電撃文庫)

梅雨になったので再読なのである。梅雨の終わりから夏までの話。
近未来、遺伝子改造とかがばりばり行われている日本のある男女の話。
青かったりラブかったりはしませんが、付かず離れずのいい感じの距離感が保たれてます。1冊完結。密かに続編でないかなーと思ってる。

バカとテストと召喚獣4 (ファミ通文庫 い 3-1-5)

姫路さんかわいいよ姫路さん

ムーヴド

佐緒里は30歳で離婚して独り暮らしをすることになった。子どもはいないがマンションで猫を拾ってしまった。今住んでいるマンションは動物絶対禁止で契約の時点でも念押しされるぐらいのところなのだ。
辞めようと思った仕事もやっぱり続けることにした。離婚してから数ヶ月色んな面が変化していく話。

佐緒里のプチ(雄猫・生まれつき白内障気味)関連のあれこれだけはちょっとないわーと思う。帯の文の「大切なものを守るための戦い」にイラっとした。非は佐緒里にあるはずなのに何を被害者面って話だしラスト付近はいけしゃあしゃあと何を言うとるんだと思った。私はアレルギー持ちではないからどんな症状が出るのか分からないけど、何を言っても聞き入れない人が近所にいたら心安らかではないよなーと近隣住民のほうに同情してしまった。

女子の国はいつも内戦 (14歳の世渡り術)

PR誌のなにかで褒められてて、予約して順番がやってきたと思ったらこの前読んだ14歳の世渡り術シリーズでした(゚д゚)
近刊情報を見ていたら「どうして君は友達がいないのか 橋本徹」府知事こんなところにも出てる(夕方?夜のニュースは関西テレビ派なので週3・4ペースで見る。

クラスの中での自分のポジション(派手系・真面目系・ふつう・カルチャー系・オタク系)とか派閥とかどう付き合っていけばいいのかーみたいな。
低年齢向けの自己啓発本っぽい。
豊島ミホの底辺女子高生にもすぬごく共感を覚える底辺中学生を送った14歳当時の私が読んでたら凄く喜んでたかもしれない。凄く心当たりあるもんなー。

やみくも—翻訳家、穴に落ちる

翻訳家の人によるエッセイ。
何で読もうと思ったのか忘れたので必死に記憶を探ってみると、どっかの感想系で見かける→図書館で検索する→ある方を予約する→忘れる→到着の流れだったと思う。
翻訳ものは年1桁しか読まないのですがこれはなかなか面白い。翻訳家の仕事についても垣間見れる。あとは日常系のエッセイ。

例えば、いま訳しているヴァージニア・ウルフなどになると、徹底して人の意識の流れを映そうとするので、これでもか、これでもか!というほど構文が入り組んでくる。とっかかりの岩をひとつ見つけては、ぐっとつかんでしがみつくように登り、またとっかかりの岩を探すという調子で苦しいことこの上ない。一文が平気で十行ぐらいあるのだが、その一字一句を、
「いま、つかみにいきます」
「もうすぐつかめそうです」
「つかめつつあります」
「つかめました」
と、実況中継ができそうなほどスローな翻訳過程である。(P119)

サクリファイス

4月ぐらいについったー界隈を賑わせていた1冊。
ロードレース(自転車競技)の小説。

8章まではつまらない寄りの普通さ加減でした。ロードレースにあんまり興味を持てなかったので。
特にこれはーと思うところは少ないし誰が死ぬかは予想通りだったし。でも投げ出さなかったのはラストは凄い凄いと聞いてたから読む。
確かにラスト2章は凄かった。ここのためだけに読んでよかったかも。
でも近藤史恵作品的にはタルトタタンのほうが好きなのでこっちは随分と落ちる。

「アシストを徹底的に働かせること。それが勝つためには必要だ。自分のために働かせて、苦しめるからこそ、勝つことに責任が生まれるんだ。奴らの分の勝利も、背負って走るんだ。分かるか」(P74)

これを読み終わったので温存してたstory sellerのサクリ番外編を読む。
石尾赤城の新人時代の話である。こんな頃もあったんだ……とか思った。
近刊情報を見ると、タルトタタンの続編が6月に、サクリファイス続編連載が新潮ケータイ文庫であるらしい。

ああ悪魔とはお前たちのことだ!とか一瞬思った。SH脳自重。

マルタ・サギーは探偵ですか? (2) (富士見ミステリー文庫)

2冊続けてドドド。リッツが作ったもの(=書類)ならそれでいいよってマルタがいってるあのシーン、なんかハチクロの後半を思い出した。森田父。こう読み返してたらあと1冊では収まりきらないのでは感がひしひし。
カードバトルがまた読みたいけどそれはたぶんないだろうなあ。
短編集だけ移籍とかないだろうか(ないよなあ)s2が出てもう2年が経ちます。

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