カテゴリー「 読了 」の記事

1983件の投稿



J-POPランキングTOP10にランクインしている人の様々な話。10作入り。
私はいつまでここにいられるの? もっと上に行きたい やめたい やめたくないなど。
他の豊島ミホ作品に比べるとちょっと下回るか?という感じ。
ネタがネタなので、現実の音楽業界の人にあてはめるとすると誰にあたるか。と思ってた。
とりあえず2位はこうださん(←漢字忘れた。ので苗字だけ) 6位は川嶋あい

「そうだけど……私もっと、普通に誰かを好きになりたい。っていうか、普通に好かれたい」(P114)



オンラインでの更新はもう終わってしまったらしい日々ごはん(書籍版は12巻まで続くそうだ
この巻は高山さんが不在の間にスイセイ氏が代理で日記を書いていたりした。新鮮な感じがよかった。

新刊はチクタク食堂というのが出るそうだ。日々のごはんの撮影&レシピみたいな本。まだ発売未定のようだけど楽しみだ。

本文中に出てきたちょっと気になった本。

旅の終わりの音楽 (クレスト・ブックス)
エリック・フォスネス ハンセン
新潮社
売り上げランキング: 419847

タイタニックで沈没が始まっても演奏をやめなかった楽団の話。

フィンガーボウルの話のつづき (新潮文庫 よ 29-1)

クラフトエヴィング商會の吉田篤弘の16+1の短編集。
短編同士が複雑にリンクしている(Aという短編はBという短編の中の登場人物が書いた小説のことでもある、とか)

「で、私の結論はこうだ。なるべく多くを読み、多くを聴くこと。つまりね、語られなかった物語をあぶり出すには、この世に語られた物語をすべて並べてみせることだよ。そうやって失われたものを包囲してしまうわけだな。包囲して輪郭を浮かび上がらせる」(P19)

株式会社ネバーラ北関東支社 (ダ・ヴィンチブックス)

弥生は、前職は東京の証券会社でキャリアウーマンだったのだが、自分の仕事内容肩書きなどは低く偽って今の会社に転職した。東京から特急で2時間、鄙びた町の納豆をこよなく愛する健康食品の下請けメーカーである。

読みやすいけどそれだけだな。
可もなく不可もなく、「誰かに借りて1回読んだらそれで終わり」って感じだ。

江戸時代後期の小袖から昭和初期の着物まで色々。
着物は着るほうには興味ないけど見る分にはとてもよい。
昭和初期萌える。

某胡桃に着せるのは梅模様(P157)か段に撫子模様(P179)かで脳内会議が開催された。

百瀬、こっちを向いて。

「中田永一は覆面作家で正体は乙一である」という噂を聞いて。
きゅんきゅんする系の恋愛小説の短編集である。

小梅が通る>>なみうちぎわ>百瀬、こっちを向いて>キャベツ畑に彼の声

中学生のころ、わたしには、居心地のいい友人がいた。彼女はものしずかで、おっとりとした雰囲気のある少女だった。彼女のそばにいると、陽だまりを見つけた猫のように心はやすらいだ。
(中略)
「これでおわかれになっちゃうから、ほんとうのことを言うね。あなたなんか嫌いだった。死ねよって、いつもおもってた」
淡々とした声だった。夕日が彼女の顔に影をつくり、わたしの制服を赤く照らしていた。わたしは恐怖でうごけなかった。彼女とわかれるのがつらくて涙ぐみながら「いつかまた会おうね」と話した直後に、そんなことを言われたのだ。(P229・230)

スーパーS水タイムktkrと思った。
小梅が通るはこことラストシーンが好きだ。



はじめての一迅社文庫。久しぶりの小林めぐみ作品は富士ミスの「食卓にビールを」みたいな話でした。日常の風景になちゅらるに宇宙人とかが混ざってきたり地球が危機だったり短編だったり。

恋愛前夜—キレイなキス (コバルト文庫)

久しぶりに読んだー。
なんかくさなぎ俊祈だなあ。挿絵:くさなぎ俊祈だから余計増幅されてる。
ていうか現代高校生が主人公なのに飲酒喫煙麻薬暴力妊娠自殺とこの時のコバルトちょーフリーダムだなあ。

SH@PPLE—しゃっぷる—(2) (富士見ファンタジア文庫 185-2)

男女の双子が立場と制服を交換しちゃうよラブコメ第2巻湯煙編。
挿絵の着衣率は半端なく低いですが女性ラノベ読みにもオススメの1冊です。

今巻のお気に入りは淡谷名誉兄貴こと舞姫とゆかいな仲間達のほうでした。本家の刺客でヒーホー。

胡蝶の宮で金髪縦ロールでデカメロンでも名前を小学生的ノリで書いてしまうとのりちゃんもしくはのんちゃんなんだよなあ素朴だなということを名前が出てくるたびに思いました(1巻はそんなことを考えている余分はなかったのだ

しかしあとがきのニク・ジュ・バーンっていつぞやのビバブー・ザ・ヒキニクみたいだな。ひきにくのビバブー。ブタミンチブタミンチ。あと彼女も私のエリスではありません。



富士見のStyle-Fってちゃんとまだ残ってたんだなと思った。

現代イタリアのナポリで愛される道化「プルチネッラ」を目指す少年2人。演劇一族の貴公子ルカと、スペイン地区(とても治安が悪いところ)に住む大道芸で生計を立てるジェンナーロ2人の話……であると同時に紀元79年からすべての記憶を持って延々と転生を繰り返す道化の話。

まったくはまれない話だった。
道化(転生しているほうの)の血まみれの赤いシャツのところは割と好きなんだけど。女子分が足りない。もうひとつのデビュー作のほうは装丁がすごくって気になってたんだけど、こっちよりさらに読む人を選ぶ話だそうなのでやめておく。

PAGE TOP