カテゴリー「 読了 」の記事

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オトナリサンライク (ファミ通文庫 た 6-2-1)

竹岡葉月版英国ファンタジー。短編。そして続刊希望。
海辺の町サスクノックには「善き隣人」と呼ばれ人間と共存する妖精がいる。
その「妖精にまつわるトラブル解決」の事務所に保護観察処分の更生プログラムとして送られたキーチ(ヒノクニ出身・人間・男)

読む前はフラクタルチャイルドみたいな話かなあと思ってたけどよくよくあらすじを読んでみればどっちかといえば薬屋探偵だなこれは。

好きなのは2話と3話。メアリ・バクスターとガンコナーがとても好きだ。
私は足のかたちがいびつなのでレプラコーンをひとりください。

「ねえ、あなたは消えない?」

(P226)

文学賞メッタ斬り! 2008年版 たいへんよくできました編 (2008)

「たいへんよくできました」版というサブタイにゴールデンスランバー?とか思いました。長嶋有・石田衣良との対談のところと、芥川賞直木賞授賞式(川上さんと桜庭さんの回)潜入レポが中々。

「あの子もねえ、ほんとにやっていけるのかしらとずっと心配してたんですけれど、たまたま『砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない』を読んで、あら?とちょっと見直しまして。こういうふうなものが書けるなら大丈夫かもしれないと思ったんです」とか。

(P158)

〈本の姫〉は謳う 1 (1) (C・NovelsFantasia た 3-2)

全4巻のうちの1冊目。

アンガスサイドよりも「俺」サイドの話が好きだ。
セラが意外と早い退場でびっくりした。2巻以降に期待?

暗く、深い、夜の泉 (一迅社文庫 は 1-2) (一迅社文庫 は 1-2)

元はホワイトハートで刊行されていた作品だそうです。
何か雰囲気的には恩田陸の麦の海に沈む果実っぽい感じ。

外界との連絡をほぼ絶たれている全寮制の高校。谷津柱高校は政府高官や財閥の子息にマフィアゆかりの人物や外国人留学生など事情のある人間がとても多い。
親を亡くし「うちの高校へ来なさい」と理事長の倉原に誘われ転校してきた左記子。高校に足を踏み入れる直前に谷津柱高校の制服を着ている少女に「悪いことは言わない、このまま引き返せ」と言われる。

調べていた者は死に至るというタタリ姫の伝説。謎の儀式。学園ホラー風。
実に「わたししなないの」で「もうておくれなの」で「またじゃましたな……!」だった。

桜庭一樹読書日記—少年になり、本を買うのだ。

そろそろ読まないと!と思ったので。

続読書日記のほうの刊行は9月。
WEBミステリーズの1か月分あたりの量が減ったのは「このペースだと年1冊ペースになるから」だそうな。

街を歩いてエッセイを書こう

「あなたにも書ける☆エッセイの極意」とかそういった本ではありません。
東京てくてくすたこら散歩を共著にして文字オンリーにした感じ。

広尾商店街がふじもとゆうきのキラメキ銀河町商店街のようにおもった。こういうところ本当にあるんだなあ。

ジャージの二人

北軽井沢(堺雅人がいいともで言ってたことには群馬県の嬬恋あたりらしい)の別荘で過ごす父と息子の話。
脳内では30歳過ぎぐらいの父と10代か年齢一桁の息子の話を想像してたら息子が30代ぐらいのような雰囲気。特に何かするわけではなくってだらだらと過ごす日々。

桜庭一樹日記 BLACK AND WHITE

そろそろ読まねば!と思った次第。

そういえば以前「桜庭一樹 身長」でぐぐってきてたひとがいるけど154cmだそうですよ。2004年の日記からだけど、そんな急激な変化があるとは思えないので。

荒野

出ると思わなかったなあ。
その昔ファミ通文庫で出版された荒野の恋が完結編をつけて合本で単行本になりました。1部と2部は内容は変わってないはずなのにパッケージが違うだけでなんだか別物の雰囲気だ。

義母・蓉子と荒野の会話はエッセイでよく読む桜庭さんとお母さんのあれみたいだ。

銀魂3年Z組銀八先生 2 (2) (JUMP J BOOKS)

この本だけなぜか図書館にあったので借りてみた。
北斗の拳ネタとかファミ通(ガバス)とか笑った。まじで銀魂だった。
銀魂のノベライズだから許されるぐだぐだでゆるゆるっぷりだ。

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