カテゴリー「 読了 」の記事

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街を歩いてエッセイを書こう

「あなたにも書ける☆エッセイの極意」とかそういった本ではありません。
東京てくてくすたこら散歩を共著にして文字オンリーにした感じ。

広尾商店街がふじもとゆうきのキラメキ銀河町商店街のようにおもった。こういうところ本当にあるんだなあ。

ジャージの二人

北軽井沢(堺雅人がいいともで言ってたことには群馬県の嬬恋あたりらしい)の別荘で過ごす父と息子の話。
脳内では30歳過ぎぐらいの父と10代か年齢一桁の息子の話を想像してたら息子が30代ぐらいのような雰囲気。特に何かするわけではなくってだらだらと過ごす日々。

桜庭一樹日記 BLACK AND WHITE

そろそろ読まねば!と思った次第。

そういえば以前「桜庭一樹 身長」でぐぐってきてたひとがいるけど154cmだそうですよ。2004年の日記からだけど、そんな急激な変化があるとは思えないので。

荒野

出ると思わなかったなあ。
その昔ファミ通文庫で出版された荒野の恋が完結編をつけて合本で単行本になりました。1部と2部は内容は変わってないはずなのにパッケージが違うだけでなんだか別物の雰囲気だ。

義母・蓉子と荒野の会話はエッセイでよく読む桜庭さんとお母さんのあれみたいだ。

銀魂3年Z組銀八先生 2 (2) (JUMP J BOOKS)

この本だけなぜか図書館にあったので借りてみた。
北斗の拳ネタとかファミ通(ガバス)とか笑った。まじで銀魂だった。
銀魂のノベライズだから許されるぐだぐだでゆるゆるっぷりだ。

何も持たず存在するということ

エッセイ。
新聞とかあっちこっちから収録されている。最古のものは5年前。
直木賞受賞の言葉とかも載っている。

食べたことのないものを口にして、おいしい、とびっくりするときと、うへえ、慣れなさ故に顔をしかめるときとある。本も全くおんなじで、思えば二十代の私は、なんでも口に入れ、合うものと合わないものを捜していたような気がする。それはつまり自分自身を知ることでもあった。みんながおいしいと口をそろえるものでも、私にはおいしくないことがある。誰も好んでは食べないゲテの域のものでも、食べずにはいられないものがある。ひどく個人的その嗜好を知っていくことは、自分自身と出会うことと同義なのだ。

(P157)

失恋竜と契約の花嫁 (ビーズログ文庫 わ 1-4)

ラノベで1冊完結の話はかなり珍しいんじゃないかと思いました。
魔法学校を追い出されて家に帰ったスウェナとドラゴンのメリル(今わけあって人間の姿で固定中)の割とベタなラブストーリー。

さらっと朝チュンだったのでびっくりした。日本の慎み深い文化の一つですよ!

ちなみに裏表紙にあるほど「命を懸けた恋物語」ではないので、それに反応して読もうと思う人は注意が必要だ!

熱烈文楽

これはいい入門本。
文楽の歴史からどんな感じのことをやってるのか、どんな話をやっているのか。伝統のあれだから古臭かったりするんじゃないかとかそういったことが解決されてる感じ。

「太夫さんが何を言ってるんだか、わからない……」
のは困ったものだ。同じ日本人なのに日本語が分からないとは何ごとぞ。そう思うから、ますます恥ずかしいし、悔しい。太夫さんゴメンナサイという気分になる。
現代人なら誰もが陥りがちな、この「義太夫節の壁」を突破するには、いったいどうすればいいのか? そこで本書では思い切った提案をしたい。
「義太夫節は外国語の音楽だと思って聴きましょう」

(P136)

私この前聞いた文楽(大阪で発達した人形浄瑠璃を特に文楽と呼ぶとあった)はかなり聞き取れてました。ちなみに阿波人形浄瑠璃、あれは本当に聞き取れません。3割ぐらいしか内容は理解してない。

ちなみに文楽の入門は
あやつられ文楽鑑賞仏果を得ず
この辺もオススメです。でも本当なら一度見に行くのがいいと思います。
大阪なら6月の文楽教室とか夏にやってる子供向け文楽とか。

天啓のパルティア 月の姫巫女が予言する (ビーズログ文庫 ま 1-1)

ビーズログの新人さん。皇太子と予言の姫巫女の話。
メインの二人が二人とも年齢の割にしっかりしすぎてるような気がしますがそれは置いておきます。
なかなかこの話はツボいかもしれませんよ。主にパルティアが。「あなたのことは私が守る」といって実際に突っ走っていくようなキャラが私の好みなのです。ラストは某作品(←ネタバレのための伏せ)のアヴィセンナを思い出したりしつつ。ええ。
とりあえず来月の新刊も買います。

ただ問題なのはパルティアの口調ですよ。いや作品は関係ない、私の中での問題なんですが、この前再開したPBWに突っ込んだキャラと方向性が似てるので影響されるな私ーーーと叫んでいるところである。

酒井駒子小さな世界 (Pooka+)

画集のような本。中には仕事履歴があり、絵本にもなっており、インタビューも入ってます。
ちょーきゅんきゅんする。

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