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楽園ヴァイオリン—クラシックノート (コバルト文庫 と 5-4)

コバルト久しぶりに読んだ気がする……
(私の中で流血女神伝はコバルトに在ってコバルトに非ず

歪んだ真珠の乙女だなとか、転落死してるしとか、これはいいバロックだとか「私は彼女との長い交わりの中から多くを学びました」とか「もう自分ではどうする事も出来ない程彼女を愛してしまったのです」とか思いながら読み終わって、あとがきを読んだ。

サブタイトルはクラシックノートとしました。(中略)ちなみに、『クラシック』とさいごまで競ったのが『バロック』でした

(P247)

ごふってなった。バロック!バロック!ちなみに私の言うところのバロックはあとがきのバロックではなくBaroque/SoundHorizon(Elysion楽園幻想物語組曲)の方です。
「がくえん」ってバルトとお揃いだな。後、盟の苗字を見て封殺鬼かよ!て思った。

リリカルミステリーなシリーズは恩田陸の麦の海に沈む果実が好きな人は多分好きそうだと思うんだ。逆もまた然り。つかリリカルというと私の中では天野こずえがまず出てきます。

白い花とか盤上とかの内容忘れてるから今度また再読しよう……

銀月のソルトレージュ 3 (3) (富士見ファンタジア文庫 147-4)

繋ぎ、もしくは描写のための1冊。描写が濃い本は好きだ。
話としてはあんまり動いてないのですが(ラスト除く。あの切り方は鬼だ)
ジネットが好きなのでこの本はとてもGJだった。
話がジネット視点で動いてきて、章変わって時間軸がある程度戻ってアリス視点になって話が進んで前章の内容に合流というのが多少気になった感じ。

とりあえず次巻期待期待。

神曲奏界ポリフォニカ ぱれっと 神曲奏界ポリフォニカ シリーズ短編集 (GA文庫)

アンソロジーっぽいポリフォニカ短編集

たとえ時が経とうとも-As Time Goes By-@三田誠
 レンバルト主役の一品。堅実な熱い王道路線だ
扉絵見て「あれこんな人フルメタにもいなかったか?」とか思いました

音色は遠く、耳に届かず@浅井ラボ
 浅井ラボはどこで何書いても浅井ラボだなあ。
たとえ?を読んだ後これ読むとあまりの落差にうご!と思いました。
あとがきは笑いました。何召喚する気だよ(゚д゚)

ワイルドウェスト・いえろー@神野オキナ
 西部劇。ポリフォニカ以外のキャラが登場しているらしく読んでる人にはいいんでしょうが、私は知らない/読む気もないのでなんかよく分からない話でした。

ダン・サリエルと白銀の虎@あざの耕平
 これが一番良かった。ポリ銀とかにならないだろうか。
コジいいよコジ。サリエルもいい意味であほのこなのでかなり好きだ。

狼と香辛料 5 (5) (電撃文庫 は 8-5)

序章の2ページだけでご飯三杯いける。こういうの好きなんだ!
ホロ可愛いよホロ!確かに急展開であった。

ボランは脳内では花ちゃんになっていた。つかダンデライオン(RO)みたいだと思った。
フルール→fleur→美花(朝と夜の物語)

酒場の娘さんがいい。百戦錬磨って感じだ。

鳥籠荘の今日も眠たい住人たち 3 (3) (電撃文庫 か 10-13)

山田さんちのパパ(含:中身)と娘が出番多かったので嬉しかったです
私が小学校の時は女子はゆるい関係で男子のほうがピラミッドな上下関係だった(あれはすごい

マルコムとかあれは多重人格だろうなというのは早いうちから想像付いてたけど<ヒロム>にはびっくりした。

ゆるゆるとしたラブい話とか相変わらずちょっと妙な人たちの話でした。
今月は壁井ユカコ作品読むのは実にこれで3作目。
話の感じをガラッと変えて「太陽の下での健全な男女のラブ」も読んでみたいものです。

とらドラ! 5 (5) (電撃文庫 た 20-8)

実に素晴らしい青春ものでラブコメだ!

↓非ネタバレとネタバレを分けるのが面倒なので全部白文字で。

亜美は相馬ポジションに収まりつつあるなあ。2巻読了時は死ぬほど嫌いだったのに4巻ぐらいからはでもそういうやつ嫌いじゃないぜと復権。
つかやっぱり亜美は職業モデルだけあって化粧品いいものつかってるなー。

みのり→竜児とか北村→大河とか竜児→大河とか色々とフラグが見え隠れしてる気がします……

さすがは春田。
今回はメインだけではなくクラストメイトズにもスポットライトが当たってたのがよかった。文化祭の出し物決めのところよかったわー(みのりんとか!

びびびびびびびび

大河と大河父・みのりんと竜児の一連のアレは扱い次第によってはひたすらどす黒い話にもなっただろうにミスコン?ラストの展開は素晴らしい。

インコちゃんはあれだけしか出てないのに何であんなにインパクトあるんだろう
私もx年後にはゆりちゃん化か……

ラブい話だった……
カリルとバトリーのその後の話なのですがラブい。ラブいといってもひたすら甘い話ではなく行く先には暗雲が立ち込めてたり重かったり予想外にえろかったりしました(といっても濃かったり露骨だったりはしませんが

あとがきにもありますがもうクルドにしとけよというのは思いました。クルドクルド。

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「続・大地をわたる声を聞け」は平成7年6月から平成8年7月にかけて、ちょっとずつ書いてきたものです
(中略)
「作家が自分の話を続編を私的な場所で載せるって、いんちきじゃありません?」と言われましたが、自分は書きたい(書き終わった)、でも出版社は本にする気はない、とゆー場合は、まあ、いいんじゃないですか。

あとがきより

これは大地をわたる声を聞けの続編ですが商業的には流通してない本です(絶版という意味ではなく
この話は10部だけ作られたり小林めぐみ公式であるところの「小林めぐみのホームページ」上で連載されたりしていたものが私家版(つまり同人誌)として発行されたものです。
私が持っている(今のところ)唯一のサイン本です。
今をさかのぼること7年ほど前、小林めぐみのホームページで遊んでました。まだまだダイアルアップ+テレホの時代のころです。当時は大地?は読んだことのない話でしたがこの機を逃したら手に入らないかもしれないとりあえず買っとけと、通販して本棚の奥で寝かせておいた本でした。

大地?のほうは上下巻ということもありばたばたばたっと展開展開集約という感じでしたが続大地はゆるゆると時間が流れていくような本でした。

身代わり伯爵の結婚 (角川ビーンズ文庫 64-2)

ベタは素晴らしい

154ページから161ページまでが核弾頭。
フレッドがとても好きなので最初から最後まで出まくりな短編が読みたいです。
バカップル度は1巻とは比べ物にならないぐらい上がりました。

エンドロールまであと、 (ルルル文庫)

帯の文「双子姉弟の禁断の恋」とか書いてるし小学館これ出してるところだし行き着くところまでいっちゃったりしないよなあと思ってたら普通にいつもの壁井ユカコだった
近親相×というよりはホスト部の双子っぽいなあ。

このラストはある程度想像できるのにいざその場面まで進むと泣きそうになった。
右布子をゆうことなかなか読めませんでした。うふこ……いやいや違うと。

冒頭の携帯のくだりで今時の女子高生大変だよなーと思いました。携帯持ってないと駄目とか三分以内に返信しないと駄目とか。他人事なのは私が女子高生だった時はまだポケベルだったからです。
携帯が流行りだしたのは大学生になってから。
ベル持ってる子はテレカ持って職員室の横に1個だけあった公衆電話に走ってたなあ。1度分の時間で文字を数字に変換してボタン押す姿は凄かったです。




長く続いてきた流血女神伝もあと1冊。
でもこれ本当にあと1冊で終わるのか? 物凄く分厚い本になりそう。
ルトヴィア/ユリ・スカナ/エティカヤが一通りでてきます。

流血女神伝は終わったとしてもちょーみたいに子供たち編がはじまっても不思議ではないなと思いました。ていうか読みたいよ子供たち編。
↓ネタバレ

グラーシカ(*´∀`)お姉さま格好いいよ
惚れたって言えよとか言い出しそうだと思いました。

アフレイムが喋ってるよ! 大きくなったなあ。
スゥランは脳内で鋼の、あのパンダ連れの思い込みの激しい女の子に変換されてます。

「あのね、君そんなに汚いんだから、全身の毛穴という毛穴から何か月分かの汚れを根こそぎ出してもらわないと困るんだよ! いっとくけど、今の君は歩く汚物黴菌だからね!」(P130)
今回の最ヒット@笑い部門
でもこのときにはもうイーダルはあれなんだろう。にくすぎるよ(゚д゚)!!!!

そして好きな台詞を1つ選べといわれたら

「さようなら、女神の娘。また必ずお会いしましょう、カリエさん」
これだ。

次は11月。

図書館戦隊ビブリオン (コバルト文庫)

↑画像がまだ最新刊帯がついてることに吹いた。1998年7月発行ですが(゚д゚)
掃除中に発掘しました。
大体の筋は覚えているのに初めて読んだ時よりかなり笑えた。戦隊モノのお約束を知った駄目な大人になった証拠なのか(この本最初に読んだ時は私はまだ高校生なりたてだったー

思えば私が図書館戦争を手に取ったのはこの本を先に読んでたからなんだよな

話の舞台は普通の高校(でもロボットも普通にいる)の図書館。
この図書館の地下にアレキサンドリア漂流図書館がやってきた。人間が文字を発明してから今に至るまでありとあらゆる本を収めた漂流図書館を狙って悪の組織ネオバグフォードの魔の手が伸びる!戦え!図書館の平和を守れ!

というとてもコバルトっぽい感じが薄い話(面白いけど

「あのね、今から宏彦クンは、このアレキサンドリア漂流図書館を救うために悪の組織ネオ・バグフォードの改造人間、怪奇紙魚男と戦うんだ。だったらビブリオンパワーを借りた方がいい。ネオ・バグフォードを倒せるのは、図書館の秩序を守る正義の戦士・ビブリオンしかいないんだよ。だから、今から君はビブリオンパワーの貸出手続きをするんだ」(P68)

ちなみに戦隊モノだけにOPEDテーマもあります。無論次回予告も完備です。毎回ついてきます。

次回予告
平和な学園の人もまばらな図書館に(略)
次回、図書館戦隊ビブリオン
「逃げ出したノートを追え」
君の知的好奇心に、レファレンスアターック!(P90)

でもピンクは男です(というかロボットですが

明日2巻探してきます。たんけんはっけんぼくの腐海の森

大地をわたる声を聞け〈上〉
大地をわたる声を聞け〈下〉

じつはあなたさまは先代王のご息女なのですと王宮に迎えられたカリル
1週間で王女としての教養を仕込まれお披露目の宴へ。すべて事が終わった後
王に呼ばれ話をして酒を含んだら暗転。目が覚めたらin座敷牢→脱獄→潜伏
数日後、王宮どころか王都の住民が神隠しのように消えたことを知らされる。
消えた住民の中には必ず迎えに行くと約束したカリルの最愛の義妹フェリシティも。
フェリシティを取り戻すためカリルの旅は始まったという話。

上巻
井戸の下での話はおおラピュタだとか思った(石が騒いでおると思ったらのシーン

下巻
全体的に熱い話だった。面白かったーー
160ページ周辺はかなりぞわぞわきた。

さて続大地です。

BLACK BLOOD BROTHERS(1)—ブラック・ブラッド・ブラザーズ 兄弟上陸— (富士見ファンタジア文庫)

タイトルのBLACKBLOODというのは作中で言うところの吸血鬼のこと。
とある吸血鬼の兄弟が、人間と吸血鬼が共存するという「特区」を目指してやってきて巻き込まれる事件の話。ちなみに吸血鬼がブラックブラッドであるのに対して人間はレッドブラッドという。

黒髪+つり目+草河遊也絵だったのでジロー(吸血鬼・兄のほう)は何となくオーフェンみたいなのを想像してたら敬語キャラだったのでびっくりした。弟殴ったりしてるけど。

というかこのラストは反則だと思いますせつねええ。

あとがき読んで「吸血鬼が出てくる小説」をこれ以外に読んだことあったっけと脳内データベースを検索してみたところかろうじて「ヴぁんぷ」が引っかかる。よくある題材だと思うけど吸血鬼が出てくる小説って意外と読んでないのかな。
しかしこんな既刊ががっつり出てるシリーズにはまってどうするんだorz
県立図書館に行ったら確実に読めるんですが(*)県立まで行ってラノベ10冊はもったいなすぎる。

*県人作家であるためあざの耕平作品は全部三冊ずつ所蔵されている。
ちなみに貸出用・館内用(禁帯出)・書庫用(禁帯出)である。
Dクラの新装版はどんな扱いになるんだろうと思ったけどとりあえずまだ動きはない

表紙画像引っ張ってくる用アフィリエイトツールにAmazlet it!を使っているのですが
「あざの耕平」で検索したところもう
神曲奏界ポリフォニカ ぱれっと 神曲奏界ポリフォニカ シリーズ短編集 (GA文庫)

これが出たので「もう出てたっけ」と素で思ってしまった。

ディスパレイト!コンプ 1 (1) (富士見ファンタジア文庫 88-35)

あとがきを先に読みました。
「先ず第一に女子読者への訴求力を考えて作られてますから」
「少年誌でどっちかってーと少女向け」
07GHOSTの軍側みたいな話かなーと思って読んでみたらギャーーー⊂´⌒つ。Д。)つ
・人がいっぱい死にます
・残酷な死に方もします
・これ1冊では終わってません
・ストジャかイコノ系です
この系統の話はとても苦手なので路線が変わらない限り2巻以降はちょっと無理です。
本編(コンプは過去編です)はお気楽路線らしいのでそっちが出たら買おうと思います。

余談ですがダラスとギルクリストは十分女子受けを狙えてるかと!

アマデウスの詩、謳え敗者の王 (富士見ファンタジア文庫 174-3 黄昏色の詠使い 3)

名詠がいい⊂´⌒つ。Д。)つ
名詠のシーンがとても好きなので今回は多くて嬉しかったです。
今回は割と均等に出番が割り振られたというか1巻みたいな感じ。
ミオの出番が多かった。次巻あたりでネメシスとかシャンテとかがもっと絡んでくるのかな
とりあえず積み本減らしたらもう1回読もう

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