カテゴリー「 少女向け 」の記事
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章サブタイトルの The road, it's not over をみてあーこの頃はキックザカンクルー超好きだったなあと思い出すなど。マルシェ・イツナロウバとかガチで。初めて読んだときはライブのあとのシーンで、人が減っていくホールの中で肩を寄せ合って泣く女の子の気持ちは分からなかったし、音楽も健全な趣味だったなあ。
健全な趣味っていうか「あると楽しいけどなくても生きていく分には支障はない」みたいな。
今はもうSoundHorizonないと死ぬよ(゚д゚)ライブ中だらっだら泣くこともよくあることだー。
そして時期的なものもあいまって藤谷が陛下に見えてくる不思議……
「会場は、僕はオールスタンディングの大型ライブハウス希望してるんだけど、つまり東京大阪だと、<クラブ・ゼラ>系、最大二千人です。他の土地でいいハコがなかったらホールになります、一千から二千クラスで。(略)」
(P111)
「どうしてって札幌の人にサービスしたいから。5ケ所でステージあったら5回違ったことできたほうが面白いよね? 監督どう?」
(P126)
「つまり、ステージで力をセーブすることは考えてないわけですね」
「何のために?」
藤谷さんが真顔で答えた。
「不可能だよそんなこと」(P145)
3次領拡は基本オールスタンディング(2Fに若干座席あり)のZEEP系で、Min1213人(仙台)・Max2416人(東京)11公演毎日女性ボーカルは代わり、固定なのは楽団とじまんぐだけ!
ステージで力セーブ云々は2次領拡の腰痛!が。
甘かった!
ミレーユとリヒャルトのターンが多いのとフレッドの出番が多いのでとても転がりました。
あらすじ(裏表紙のじゃなくてネット上にあるほう)の「ついにあの人も愛の告白!?」を見て何の根拠も疑いもなくヴィルフリートのターンなのかなーと思ってた結果がこれだよ!
ヴィルフリートは肉球で癒しだった。
「壁で頭は打つし、手首は押さえられて痛いし、なんで初めてなのにあんな痛い思いしなきゃならないの!? やめてって言ってるのにやめないし! どうせならもっとゆっくり労ってやりなさいよ! もうっ、ばかっ!」
(P66)
その前にあったセリフがやり逃げなので、こういう風にしかとれなかったという。
「サヴィアーの守り神にかけて」が何か聞き覚えがあるけど何だろうと思ってたら死と嘆きと風の都だった。「敬愛する詩人のような教養はないけれど」この部分。ソフィアが有力っぽい感じだけど私の耳にはサヴィアのような?と聞こえるので……!
リヒャルトがいいキャラすぎますね。読みながらころっといってる。
とてもご馳走様でした。
魔王シリーズ最終巻。読む前これで終わりか……ってちょー切なくなった。
次のシリーズどんなのだろうなーとか、ていうかそもそも次あるのかなーとか色々おもった。
マルタの短編集なさそうだもんな。富士ミス3月のラインナップが終わりを暗示してる気がする。3月だし。
スマートはいい男だなあとかサリタとスマートのシーンでじーんと来たりスマートがやっぱりろくでなしだったり。
ごろごろした。あと最後のアレはオパールがアラン王子を落として婚姻の儀に一票を投じたい。今までのキャラもちらっと見られて良かったです。
ありがとうございました。
「腹を立てるのも殴るのもいいけど、自分を卑下して謝るなふざけるな!! あなたは今でも僕のお師匠様なんだ!! 人間らしくじたばたして生きる姿を、生き抜く力を見せてくれるなら、僕のお師匠様なんだ!! ……いつもありがとう、尊敬しているよと僕はいつも言いたいけれど、どうせ聞きはしないんだから言わないだけだ!!」
(P97?98)
コバルトの1冊完結。政略結婚で悲恋ものです。
方向的には片恋トライアングル 1 の最後に載ってた読みきりが近いかも。
大国セテミアから属国カジャクタルに嫁ぐことになったイレナ。
カジャクタルはセテミアからは船で2週間の南国の島国で、結婚相手となるのは第3王子のアルジュナ。
お互いに急に湧いた望まない結婚だった。
イレナのほうが男前でした。男前というか腹が据わっているというか。
一番ほしいものは手に入らない、王族の務めを果たすと覚悟が決まってる辺り。
なので「男子たるもの潔くあるべし」みたいな人にはおすすめしません。
練習含めて暁の花嫁のところが好き。ていうかダンスが出てくる小説は私好きな傾向にあるなー。
ヌサ・インダーは実在する花とあとがきで見たのでぐぐってみた。表紙の花よりヘンドリックのリボンの色のほうが似ている。バリ島関係がよく引っかかってきたから舞台のモデルはバリ島あたりなのかな。
<ネタバレ>
ルーディを側室にすればいいんじゃねとか一瞬思った。妾を持つこと自体は第2王子の存在からしても大丈夫だと思うんだけどそれやったら話が成り立たないから!って思った。
</ネタバレ>
「王族というのは食べものにも着る服にも、住む家にも困らない。黙っていても皆がかしずく。わたしたちは民の恩恵の上に生きているんだ。だから王族は彼らが安心して豊かに暮らせる国を築いていかなければならない。そのために犠牲になることを、拒んではならないんだ」
(P136)