カテゴリー「 少年向け 」の記事

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ベン・トー—サバの味噌煮290円 (集英社スーパーダッシュ文庫)

長いことかなり気になりつつ「いやいや今買っても『買ったこと』に満足して100パー読まない」と本棚に戻してきた本をようやく読む。

「半額のシールが貼られる時間のスーパー、それは戦場である」
「半額弁当に命を賭ける熱い漢たちの物語」
という話です。

要するにそれ餅投げの現場ですね分かります っておもった。
餅投げ、それは最近はもうあまり見られないが老若男女を問わない戦いにも似たスポーツの場である。
「人の物を盗んではいけません」という倫理観が崩壊する場である。落とした餅は速攻拾われる1。時に押されたり踏まれたりしばかれたり肘鉄くらったりする。ちなみに餅を拾うのが目的であれば輪より少し離れているところが取りやすいけど、あれはあえて前方に突っ込むのが楽しい。餅ゲットは副次的なものです。
……なにそれこわいって思われそうだけど現実の行事です。
そういうことを考えてると「意味分からないけど無駄に熱い話」から「若干現実味のある無駄に熱い話」に変化したりしました。

白粉さんが腐女子というのは聞いていたけどこういう方向とはびっくりだった。ていうか石岡君と内本君が異様に気になる件。ごはん時間ちょっと前に読んでいたので弁当の描写が非常に胃袋を攻撃しました。
大変食欲をそそる。

  1. いっぱい集めたおばあちゃん何かの拍子につまずいてばらまく。落とした餅はすべて他人の懐へ []

SH@PPLE—しゃっぷる—(7) (富士見ファンタジア文庫)

ぐるっと引っくり返るしゃっぷる7巻。完結はそう遠くない気がする。
今回は砂糖多めに入れておきました、飽和してますが気にしないでくださいという感じだった。
全体的にクライマックス過ぎた。じたばたもだもだした。

第3の性別VSモテキング(同性限定)
舞姫はともかく雪国はどこまで突き抜けてしまうんだ、とおもった。舞姫は男前過ぎて惚れる。

テル・ア・ビーブ(イスラエル最大の都市)の響きに思わずいつぞやのあとがきのビバブー・ザ・ヒキニクを思い出す。脳内ではすごく似ているような気がしていたけどいざ字にしてみると全く似ていない……

ふごごご! となったのは地の文とはいえ雪国が舞姫に「何してんの姉さん」というてるところです。
姉さん! 舞ちゃんじゃなくて姉さん! この直前の挿絵が本文ではまだ登場してないはずの胡蝶の宮でびびる。胡蝶の宮どこで登場したんだと3回ぐらい見直した。

ラスト付近のあれは見分けられなくてよかったなと思う。あそこで見分けていいのは最終巻の場合だけだ。
もうラスト青春過ぎる。鼻血出る。続きがあとがきいわく冬のうちには! ってあるけど冬ってもうすぐそこじゃないか早! とおもった1

飛べないヘタレに用はない!

(P176)

全世界的に今日はバカ記念日にするべきだと思う。ばかを讃えばかの可能性を信じ、ばかの素晴らしさを世界へと発信するのだ。

(P235)

顔が熱くなるほど恥ずかしくて嬉しくて怖くて緊張して。
だから蜜は、怖さと愛しさの前に立ちすくむ。少しぐらいの寝不足に負けない自分であってと願い続ける。

(P254)
  1. 私の中では12月1月2月3月上旬ぐらいまでが冬 []

クロノ×セクス×コンプレックス 1 (電撃文庫 か 10-17)

なんかこれ面白いなあ(*゚∀゚)=3
爺むささに定評のある時計屋の息子、三村朔太郎は高校入学式の日に父に頼まれ懐中時計の配達に行く。朔太郎は通学区域内のはじめて歩く路地に入る。そこは季節を逆行するような不思議な路地で、先へ進むと別の学校へと繋がっていた。そこでは自分はミムラ・S・オールドマンと呼ばれており、今日クロックバード魔法学校初等科入学式を迎える女の子だったのだ。

1巻は主に女子寮で一瞬女子校の話のように思えますがちゃんと共学です。やや百合風味です。
壁井ユカコ作品なのにちょーあかるい! とびびった。

読みながら色んな本を連想したりしました。時系列順に並べると
ハリポタ(賢者の石)→しゃっぷるを初めて読んだ時の気持ち→青年のための読書クラブ→運タロ(゚∀゚)
こんな感じか。おお壁井ユカコだと思ったのは生きることに対する偏差値が低そうな男子の登場とヤンデレファンタジー成分かな。
前半の寮生活と学園の描写にどえらいときめいた。図書館塔ほしいな……

神様のメモ帳〈4〉 (電撃文庫)

続きあるんだ! と思った神様のメモ帳4巻。

四代目の要望で、とあるインディーズバンドの都内ライブの運営に駆り出されることになった鳴海はある日平坂組のもうひとりの創設者平坂錬次に出会う。錬次の指示でライブは妨害工作に遭う。しかし平坂との間の確執を語らないアリスに依頼もしない四代目。2人のあいだで板ばさみとなる鳴海。

鳴海が有能な子になってる! とてもびびった。
やればできる子っていうかNEET探偵団の新たな戦力ここに誕生(キリッ)という感じであった。
戻ってくるまでは組は僕が締めるに非常にときめいた。最近P3Pどっぷりだったので広報担当として輝いている鳴海は風花ポジションですね分かりますっておもった。1
平坂組組員はアホでかわいらしい。

ヒナが四代目なのは分かったけど、四代目は名前が「四代目」として脳内で登録されていたので、四代目本名なんだったっけ……と考えながら読んだ2

話に深く関わることはないし直接登場することはないけど、話に全面的に関連してくるバンドってあれさよならピアノソナタのフェケテリコですよね。うひょ(゚∀゚)となった。

「あんたらは縁切って他人面して石投げ合って——お互い顔も見えないぐらい血だらけになってるつもりかもしれないけど、あいだには僕がいるんだ」
自分の声で、喉が灼けそうになった。
「僕がいる。あんたらはまだつながっている」
二人とも、水よりほんの少し濃い嘘で結びつけられた、僕の兄弟じゃないか。

(P184)
  1. 人々の場所を守り繋ぐ力 []
  2. ちなみに本文中で正解に行き当たるまで全く思い出せなかった []

迷宮街クロニクル3 夜明け前に闇深く (GA文庫)

ナンバリングは3でも実際は3(上)と聞いていたので、4が出てからにしようかと思ったけど結局読む。
今回は探索少なめだけど死人はきっちり出るし変化もあるけど雰囲気が凄く淡々としている。
4層へ一気に移動するゴンドラ設置の是非、買取価格の変動、迷宮街を出てからの食い扶持。
なんか死亡フラグのようなものがあちらこちらで見える。続刊がすごく不吉に感じられる。楽しみだ。

迷宮街に縛られる、とは眼前の女性がしばしば口にする言葉だった。(略)人の死は心に降り積もり、いま自分が生きていることへの後ろめたさとその仲間に入る日を待ち望む気持ちを生む。そうして迷宮街に文字通り縛られる。

(P227)

世界の中心、針山さん〈3〉 (電撃文庫)

(比較的)短編集(寄り)。
なよ竹懐かしいなあ。この号の電撃hpは買った覚えがある。そして何ヶ月か前に解体した。
宇宙人が出てきたりロボットを作ったりMIBだったりとてもロマンな巻です。工場長の話が好きだ。

「かっこいいからだよ」

(P255)

さよならピアノソナタ?encore pieces (電撃文庫)

後日談だったり今明かされる過去!だったりする、よい番外編。
ていうかわたし本編の感想は全体的に「哲朗とエビチリの駄目大人コンビがいかに好きか」しか語ってない気がするんですが、この本は神楽坂先輩とユーリの話がすごく良かったです。
はじめの「"Sonate pour deux"」がすごかった。「年取ってもナオはナオ」っぷりを見せつける鈍感ぶり。

すごくいい話だった。ご馳走様です。

胸の底を灼こうとしているのは、今はもう涙とは別の熱だ。怒りも、もどかしさも、いらただしさも、見んなそこに等分に含まれていて、でも人類は気の遠くなるような歴史を重ねながらも、その激情をぴったりを言い表す名前を見つけられなかった。
我々はちがう。オーヴァードライブと、アフタービートと、恋と革命を手にした我々は、もうその名前を知っている。ロックンロールだ。

(P290)
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