クリスマスに企画としては終わっているのですが何食わぬ顔で登場。いやこっちが本題だったのです。
これを書こうとしてテキストファイルがlostして「サンホラの2015年エントリ」になったわけですが。
最近ではめっきりとアイドルの人とか遠征してる人になっていますが元来わたしは本を食べて生きている人です。本オタです。
百聞は一見に如かずとはよく言ったもので現物を拝むことができるならそれに越したことはないのですが、自分が文化が貧弱な地方育ちなので、本がわかりやすくいろいろ世界への入り口となっていました1。
一見ちょっといい話ですが、単なる沼の入り口です。おたく楽しいにあがりそうな分野の入門にいい感じの本とか小説とかあげてみました。
宝塚
ご存知のあれ。全員女性! 羽を背負って軽やかに大階段を降りてくる! 回るミラーボール 軽やかなラインダンス 圧巻の女性率というあれ。宝塚はまあ宝塚歌劇専門チャンネル|タカラヅカ・スカイ・ステージあるし時折BSプレミアムでも放送されてます。
左が「○○って何なの?」というささやかな疑問に答えてくれるタイプの本。
右はヅカオタの生態あるあるコミックエッセイです。元がWEB掲載作で、今読めるのはZUCCA×ZUCA ヅッカヅカ/はるな檸檬 - モーニング・アフタヌーン・イブニング合同Webコミックサイト モアイ
こんな感じ。
文楽
上方芸能だという認識なのですが、関東での知名度はどうなのか。要するに三味線と歌の付く伝統芸能になる部類の人形劇です。ここでいう文楽は国立文楽劇場でやっているようなものを指します2ちなみに上方芸能といっても、東京でも見られるようです。
文楽を見にいってみる - デイリーポータルZ:@nifty
後毎年6月は大阪日本橋の文楽劇場で鑑賞教室やってます。
6月文楽鑑賞教室/社会人のための文楽入門/Discover BUNRAKU
一番左が文楽初心者向けの本、真ん中が文楽を見に行って魅力にずぶずぶいったエッセイ、からの、右が義太夫(語る人です)に魅せられて文楽の道へ飛び込んだ青年の物語です。小説です。
演劇
最近はメディアミックスの一角に舞台が普通にあるようになってきたので、随分とっつきやすい感じにはなってきたのでは、と思います。興味さえあれば。今回は小説がメイン。
チョコレートコスモスは演劇のオーディション、女優の悩み、舞台の練習、エチュードみたいな感じです。あとはまあ、恩田陸です。
シアターは小劇団の話で、割とシビアなお金の話が絡んできます。
小劇団シアターフラッグ、ファンは多いが借金も多く解散の危機。主宰の巧は兄に泣きついた。「金は貸す、でも2年で劇団の収益をあげて返せできないなら劇団を畳め」といわれてという、割と兄弟愛の話です。
観劇少女オペラちゃんはエッセイ漫画です。テニミュです。でもやってることはどこの沼もそう変わらないので共感できるところはあるはず。
いまオンラインで読めるのはここ。オペラちゃん | 最善席
スポーツ
派手マ枠です。全部小説です。
左から箱根駅伝・地方から春高バレーを目指す弱小高の男子バレー部・高校野球・高飛び込みです。
アイドル・音楽
婚外恋愛に似たものは、まあジャニオタです。しかもジュニア担です。
まあ作中では別の単語が使われていますが、デビュー未満のアイドルユニットを推す34歳既婚という以外には共通点はない女性グループの話です。
ピンクとグレーはそんなジャニーズ事務所所属アイドルのデビュー作で、幼馴染と芸能界の話。
東池袋ストレイキャッツはギターと幽霊の話です。引きこもって音楽ばかり聴いていたハルは、心酔していたバンドのヴォーカリストのキース・ムーアが事故死したニュースを聞いて手持ちのCD全部もって外に飛び出した。辛さのあまりすべて捨ててしまおうと持って行ったゴミ捨て場でキースが持っていたものと同じモデルのギターを拾う。そのギターにはキースが憑いていた。
船に乗れは吹奏楽です。このポンコツオケ!と罵られつつ発表会を目指して頑張る音楽家の生徒の話。3部作なんですけどおすすめは1巻です。ここだけでも読めます。
旅行
フランス日記:本の取材のため行ったフランス。写真多めで料理研究家であるためごはん関係が多い。
チェンマイアパート日記:絵日記と写真て感じの。今でいうとちょい旅みたいなそこでアパートを借りて実際に住んでみるという形式の旅行記です。ふたりでいろんな国に行ってて、この人たちの旅行記はかなり好き。
とるこ日記:引きこもりの作家を旅行に連れ出すとどうなるのかという感じの日記。注釈がかなり多く、注釈の注釈なんていうものもあるため慣れないと読みづらい。
とりあえずこの辺で!
小説以外なら興味のあるジャンルの棚にいって面白そうな本を手に取ればいいんですよ!
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