続きまして基本異世界のファンタジーのターンです。
このシリーズは予定ではあと2回ぐらいかなあと思います。
今回は「世界を廻るファンタジー」です。異世界じゃなくても旅はロマンだと思う。
ちょーシリーズ 野梨原花南 コバルト文庫
昼なお暗い「絶望の森」と呼ばれる森に一国の美姫と人語を喋る野獣が住んでおりました。深い森の中、姫と野獣は愛の誓いを立てキスをしました。すると野獣は一人の青年へと姿を変えました。呪いをかけられていたという彼は北の大国トードリアの世継ぎの王子だと言います。
野獣が人間になった途端、姫のおしとやかだった口調は非常に砕けたものとなりました。姫はただの獣フェチだったのです。
というのが1冊目最初30ページ程度の展開です。
基本的にオールロイヤルです。陰謀とかそういうものもありますが、基本的にはラブです。恋人同士の恋愛だけではなく兄弟愛家族愛とかもです。
神様も魔法使いも魔神も王族もぼっこぼっこでてきますが、基本的に非常に砕けた口調です。フランクです。魔法使いは俺様堅物泣き虫と色んなパターンが!
親世代編が11冊、子供たち編が8冊、企画本が2冊、計21冊です。
あと事実上ちょーシリーズスピンオフである王子に捧げる竜退治ほか魔王シリーズもあります。
オペラシリーズ/栗原ちひろ ビーンズ文庫
魔物によって滅びた東方のミズネ・タカミネ。封鎖されたその町から唯一逃げ出すことが出来たカナギは薬師兼剣士の「病弱だ」1と言われたら即キレる青年だった。そのカナギのもとに人が集まってくる。
完璧な美貌でつかみどころのない基本口先三寸で人のペースを乱す詩人のソラ。
カナギを狙う暗殺者集団の少女、前世界の遺跡に触れたミリアン。
全7巻です。
魔術師とか「世界の話」とか、詩人の会話ペースに巻き込まれて突っ込むカナギとか、昼行灯の上司と有能な部下と有能なのに不憫なあほのことか。
血は飛び散っても点描トーンとか花柄トーンは飛び散りません(漫画的表現
個人的にあわせて読みたい→鳥は星の庭に降りる
マギの魔法使い 瑞山いつき ビーンズ文庫
大陸の中央、聖都マギにそびえたつ聖樹に住まうウィザードは神の怒りとも魔法とも呼ばれるものを操り、数多の精霊を従えるという。ウィザードは60年周期で交替し、新たな選定の時が近づくとマギに白い柱が立つ。
そのマギを目指す一行の話です。全6巻です。
パーツだけ見れば逆ハーですがはじめの数冊は甘い話ではありません。
4冊目からは? 男のツンデレすげえ / という話です。
- 実際は呪いのせいである [↩]
コメントは受け付けていません。